ITK-1が失敗した今こそ光るブライトパス経営陣の有能さ!

いつもお世話になっております!

ほんと仕事が忙しい……。特に締め切りに追われる仕事は心の摩耗が著しいね。

落ち着いたら半年くらい香川に行きたいな。そしたら毎日うどんを食べるよ。

 

さて、前立腺がん用「がんワクチン」として注目されていたブライトパスバイオのITK-1。

残念ながら上市前最後の治験で有意差を出すことができず、日本初のがんワクチン承認は夢と消えました。

 

残念だよなぁ……。

 

ぼくもお祭りに乗っかりたくて、1枚だけですが持っていました。

生ビール60杯分くらい損しそうです。

 

治験結果は開けてみるまで分からない!

やっぱり治験結果は出てみるまで分からないもんですね。

前段階の治験結果や、導出した一時金・上市後のロイ率から類推するとかはあるでしょうけど、基本は玉手箱と一緒ということを再確認。

 

なので何回も言ってますけど、治験の失敗は仕方ないと思います。

治験が失敗して株価が下がれば、会社とか社長とかボロカスに言われます。

ただ、個人的には少なくとも導出までいけたものは、その後に失敗しても経営層を責める気にはなれないです。

 

こればっかりは会社側でコントロールできないんでしょうがないですよ。

 

むしろ今回の失敗で、永井社長ってかなりやり手なんじゃって思っています。

もちろん治験が成功することを祈っていたでしょうけど、一方で失敗することもちゃんと見越して策を打ってきた印象

 

ブラパスのリスク回避策①

まずはなんといっても昨年11月のMSワラント。

↓ですね。

ブライトパスバイオがMSワラントを発表!なぜこの時期に?

2017.11.23

 

これはうまいやり方だったよなぁ。

希薄化率は15%だけど、ITK-1の結果が出る前には12%しか発行しないよ、もしも成功したら残りの3%発行するよって「条件付きの増資」。

結果、希薄化による下げを最小限に抑えて資金調達に成功しました。

今思えば、15%のうち、12%は結果が出る前に発行するっていう割合も絶妙。

 

もしかしたら、会社側も失敗の確率として同様の割合を見込んでいたのでは?とすら思いたくなる。

上の増資発表の記事でも書いてますけど、会社としてはITK-1に成功してから15%の増資をしたほうがたくさんのお金が入るもんね。

だけどそうしなかった。

やっぱり失敗リスクもちゃんと考えて、事前に資金調達をしてきたんだろうと思います。

 

これ、ほんと下手なところだと、ITK-1が失敗して株価が暴落してから、お金が足りなくなって慌てて増資するって会社もありますよ。

結果が出る前に成功の期待で株価を維持しつつ、って言い方は良くないかもしれないけど、事実増資については成功してますし。

増資のタイミングも、発行条件付けたのも、成功したときの追加発行割合も、全部最高だったなぁって感じです。

 

ブラパスのリスク回避策②

会社の名称変更のタイミングも良かった。

去年の7月ですね。

グリーンペプタイドからブライトパスバイオに社名を変えてきました。

 

上場当初は、久留米大のがんペプチドワクチンの実用化という印象を持っていました。

それがここ数年でどんどん開発領域を拡大。

ある意味では久留米大依存からの脱却を進めてきていたとも言えます。

 

そして名称変更。

もちろん、単なる名前の変更なんで、別にグリーンのままでもパイプラインを増やしてきた事実(ナイス戦略)が変わるわけではありません。

 

されど、会社の名前なんて、顔そのものです。

去年のタイミングで変えといたのは正解だったと思います。

だってITK-1が失敗した後に「ブライトパス」にしてペプチドからの脱却を印象付けようとしても、かえって悪い印象を持たれちゃうもん。

 

慌てて名前を変えて「ブライトパス」なんて名前にしようもんなら、それこそ「痛い会社」になっちゃう。

株主からも「ITK-1の失敗から目を逸らそうとしているんだろ」って穿った見方をされちゃいます。

 

この辺りも、失敗する可能性も考慮しての(成功しないと思っていたという意味じゃないよ)変更だったと思うのは、考えすぎなのかなぁ。

 

今後のブライトパスに期待!

という訳で、失敗した今だからこそ、永井社長が有能な経営者に思えてきました。

着々と失敗の可能性もあると手を打ってきたように見える。

ほんとこれでペプチドだけに依存してきてたら、今頃インフルワクチン失敗時のUMNのように、汗を5リットルくらい書いた挙句の「今後の経営戦略」を出してこなきゃならんかったぞ。

わ、笑えない。

 

頻度の問題とかはあると思うけど、個人的にはIRブログを始めたこともスバらしいと思いますし。

 

先日、メドレックスが同じくワラントを発表して、株価が目も当てられない状況になっている分、ブライトパスの有能さが光ります。

 

あ、そうそう。

話変わるけど、メドレックスはホントやっちゃったなって感じ……。

あのレポートの中身についても色々言いたいことはあるけど(オキシコドンの2019年導出のくだりとか)、何はともあれ「なんで調査会社のレポートで出すのー!?」ってこと。

 

あれは絶対に自社で出すべきだったと思うんだよなぁ。

そもそも増資発表時に出す内容でしょう。

 

株価が下がってる真因って、メドレックスのマイクロニードルの競争力だとか、工場の維持費だとか、収益モデルだとか、色んなことが不明確だからってことはもちろんあるんだけど、何よりも個人投資家からの信頼感がガタ落ちしてるってことに気付いてほしかった。

 

協業候補先とかIRに訊いても教えてもらえなかったのに、なんでフェアリサーチには「海外大手ワクチンメーカー」って言っちゃってんのよ……。

生まれ変わったらフェアリサーチに就職したくなっちゃったぞ。

 

今回のレポート内容くらい、自社で発表すればすぐ終わる話なのに、なんでなんですかね。

 

ブライトパスの場合、ITK-1は失敗して現状株価は暴落してますけど、既に十分な金額は調達できています。

しばらく会社としては焦る必要なし。

 

一方、メドレックスは焦りがビシバシ感じる。

そして、焦りからくる対応策がズレてる気がする。

 

と言いながら、下限を割って買い増ししまくったおバカな僕もいる。

 

ナニヤッテンダ……。

いつになってもど下手くそ。

 

……まぁ今回のレポートとか、株価を上げたそうなドタバタIRなどを見るに、しばらくビッグ材料は持ち合わせていないような気もするけど、悪材料もなさそうだしな。

うどんを食べながら放置しておきます。

 

ちなみにぼくは天ぷらは別皿にしてほしい派。

 

せっかく揚げたサクサク天ぷらを汁に浸す行為を見ると、なぜか中学生時代に好きだったY子ちゃんが、二個上の先輩と手を繋ぎながらお祭りに来ていた姿を目撃したときの、せつない気持ちが蘇ってしまうのです。

中学時代の二個上って、全盛期のペドロマルティネス並の圧倒感があるからね。

これはなんという現象なのか。

 

というわけで話は変わりましたけど、ブライトパスには今後も大いに期待しております。

寄ったら買いたいくらいなんだけど、ほんとメドレックス買い過ぎちったよ……。

まとめ

・治験の失敗は仕方ないよ。

・僕は天ぷらは汁に浸さない派。

 

最近、失敗が目立つバイオ。

そろそろ大成功して業界全体をぶち上げてくれるところが現れると良いですね。

本命はサンバイオさんあたりになるんでしょうか。

とりあえず全部頑張れ!

*あくまでもど下手くそど素人の個人的な感想です! 投資は余剰資金・自己責任で!

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2 件のコメント

  • 最早取り戻すことの出来ない損失ががが…_(:3 」∠)_
    仰る通り資金回収などなど次に向けての動きは上手いことしてたかなぁと言う感想
    しかしあの動画、ネオアンチゲン推しなんですよね
    GRN1201は果たして…

    • コメントありがとうございます!
      GRN1201どうですねかねぇ……。
      免疫チェックポイント阻害剤との併用で理論的には面白いと思うんですが。

      ITK-1の結果で期待値が下がったのは間違いないかと思いますが、まずは詳細な結果を知りたいところですね。
      今後ともよろしくお願いいたします!

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