いつもお世話になっております!
アンジェスの暴騰がトンデモないことになっています。
これで増資中のアンジェスはかなり大きなお金を手に入れることになるでしょう。
増資できずに株価を下げる会社もあれば、ごっつぉさーんって華麗にゲットしていく会社もある。
何だかんだ言ってお金は大事ですよ。お金がないと何もできなんだから。
印刷ばっかりしてるバイオ企業は、ちゃんとした情報発信や、事業の説明を小まめに行い、将来の展望を見せることで、既存株主を悶絶させないよううまく資金調達をしていってほしいもんです。
さて、いつも増資ばかりしている会社といえば、ぼくが愛する3Dマトリックス。
12月に株価を暴騰させた「世界初」の内視鏡手術後の後出血を抑える「後出血予防材」の本格プロモーションが開始された模様です
潜在含めて350億という巨大市場を速やかに取るべく、会社は一年前からここにかなりの労力を掛けて「ジャンプスタート」したいと言っていました。
悲願である大手ディストリビューターと契約ができるかも、この後出血予防材の売れ行きが大きく影響されるでしょう。
頼むで、岡ちゃん!
とりあえずカタログチックみたいなものが出てきたので紹介しておきます。
後出血予防材の販促グッズを見てみよう
はい、これが一枚目です。
真ん中の一番目立つところに書いていますね。
「初承認のESD術後の後出血を減らす止血材」
そうそう。初めてなんですよ。とにかく「世界初」をマトちゃんは押しまくっているからね。
キミたちも好きでしょ、世界初。
2枚目
臨床の結果が出ています。
purastatをヌリヌリした群76例の後出血が1/76(1.3%)だったのに対し、ヌリヌリしていない群の後出血は6/202(3.0%)。
ドヤ! 後出血を半分以下に抑えられてんで!!
なんか1.3% VS 3.0% って言われると、ビミョーな気がしてきますが、ただですね個人的には3%って結構大きいとは思っています。
だって3%にあたったらさ、「はあ~、終わった終わった」ってのんびり探偵ナイトスクープを見ながらオレンジゼリーを食べていても、急にお腹が痛くなってきちゃって、「看護師さーん、助けてー!」って言って、また開腹手術ですよ。
イヤだって。3%から1.3%でもぼくはお願いするけどな。
会社は後出血予防材を使うことでの、コスト面での優位性を強調しています。
まとめると、↓な感じで訴えてるわけですね。
「あんたたちさあ、ウチの後出血予防材が後出血の割合を半減させられるなら、後出血が発生したときのコストも半減させられるってことじゃん。
ESD術後に5%の後出血が発生するとして、その治療コストはだいたい5,000ドルくらいじゃん。ってことは一人当たり25ドルの予防的コストを振り向けても損しなくね?
さあ、purastat使おうずえええええ!!!!!」
番組終了後、30分以内にお電話いただけた病院には半額、さらに1mlをもう一本プレゼント! お電話ください!
とにもかくにも後出血予防材プロモーション開始だ。
「ジャンプスタート」となるのか。
ちなみに上記のPDFはイギリス販売代理店のAquilantさんのホームページに掲載されています。
Brochure.PuraStat.NewGI-indication – Aquilant (PDF)
まだ「7ビュー」とかになってたけど、うち4ビューくらいはぼくがしちゃったので、実質まだ3ビューくらい。
ま、まあこれはお医者さんに持っていてお話しするときに使うもんだからね……。
後出血予防材が興味を持たれてないってことは断じてないと信じているぞ!!
今期末までのイベントの整理
出典:3Dマトリックス 2019年5月期決算説明会資料
これで上記のうち、
・後出血予防材のプロモーション開始
・カナダの製品登録完了
無事実施済。
そのほかの注目材料で、株価の反応が大きいもの順に並べると
・大手メーカーとの提携
・癒着防止材のFDA承認
・止血材の治験組み入れ完了
・内視鏡用粘膜下注入材の治験計画届提出
ってな感じですね。
全部くればマトちゃんの本社がある方角に土下座をしたいと思います!
*あくまでも個人の見解です。記載内容に責任は持てません。くれぐれも投資判断の参考にしないよう!
おはようございます。後出血予防材のことを記事にしていただきありがとうございます。分かりやすかったです(^-^)/
ところで、残されたイベントですが、可能性としてはどのようにお考えですか?
私の考えは「止血材組み入れ完了=粘膜注入材治験届け提出>癒着防止材取得>>>大手メーカー提携」です
今期中の大手メーカーとの提携はアリだと思われます?私は可能性は大いにあると思うのですが、内容が足元見られた感じになるかなと思います。全てうまくいくといいですね!最近、株価が上がってるので少し期待しています。。