おススメ証券口座

【遺伝子治療薬】アンジェスのコラテジェンが承認されたぞ!

いつもお世話になっております!

ついにアンジェスさんの重症虚血肢治療薬「コラテジェン」が、厚生労働省から条件付きながら承認を得ることができました!

ほんとアンジェスさんの命綱だっただけに、素直に良かったと思います。

[kanren postid=”1591″]

今後はどうなるか。

整理しておきます。

 

目次

日本の条件付き承認だけでは黒字化はムリ!

まあ当たり前だけど一応。

会社としても日本の条件付き承認だけでは黒字化ができるとは考えていないです。

今回の承認申請にあたって提出した症例数は6例。

2014年10月の大阪大学付属病院から始まって、2017年5月に6例目に投与されました。

結構患者さんを集めるのに時間が掛かっています。

 

ただこれで晴れて承認を受けられたので、正式販売後は急速に進んでいくかもしれません。

アンジェスは120例の臨床成績が集まり次第、本承認への申請を行う模様。

できるだけ早く進めたいところです。

なおこの条件付き承認によってアンジェスにもたらされる利益は、数億円程度と見られています。

*薬価は200~300万円、導出先の田辺三菱からのロイヤリティ率が30~40%、患者数120人、投与数3回程度。

アンジェスは毎年うん十億円を研究開発費などに投下していますので、一瞬で消えるレベル。

黒字化には程遠い。

 

黒字化はアメリカの動向次第!

というわけで、コラテジェンは日本よりも市場規模の大きいアメリカでの上市も目指しています。

アメリカの治験はフェイズ2及び追加フェイズ2でも、主要評価項目の潰瘍の改善では有意差を示すことができず、一時中断していました。

ただ会社も提携先の田辺三菱もあきらめてはおらず、日本承認後の2019年に治験を再開する計画です。

提携先の田辺三菱からは治験再開で得られるマイルストーンを皮切りに、無事に承認を得られれば100億円のマイルストーンが得られる予定となっています(シェアードリサーチ)。

 

上記の経緯だけを見ると「……果たしてうまくいくのか」という疑問がふつふつと湧いてきますが、アンジェスだけじゃなくて田辺三菱も本気っぽいんだよなあ。

社長も2019年に長崎新聞のインタビューでコラテジェンに触れています。

FDAからも2010年に、コラテジェンはファストトラックの指定を受けていますしね。

というわけで、不透明感はありますが、「国内初遺伝子治療薬承認」というパワーワードも炸裂し、株価も高騰。

この機に乗じて、といったらアレですがうまく資金調達もできればおもしろいかと思います。

時価総額1,000億円までぶち上げて、20%の増資をするだけで200億円ゲットできます。

 

今後の経営層のマネジメント力に注目。

株価は明らかに日本の業績期待を大きく上回る水準で推移しています。

何かのきっかけにパーンと破裂しちゃう恐れがありますので、ジャンピッグキャッチにはご注意を。

それではアンジェスの今後の期待を祈る。

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次
閉じる