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ソレイジアのSP-03「エピシル」が国内承認取得!今後の株価は?

いつもお世話になっております!

皆さん、日曜日をいかがお過ごしでしょうか。

金曜日、好材料が出た会社の株を持っている人は、ワクワク感がありますよね。

例えばラクオリアさんとか、ソレイジアさんとか。

目次

ラクオリアがテゴプラザンについての「お知らせ」を発表!

つ、ついにラクオリア側から色んな噂が飛び交っていた、胃食道逆流症へのお薬「テゴプラザン」についてのIRが出ました。

正式な承認申請の決定!……ではなくて、テゴプラザンの導出先である「CJヘルスケア」の副社長に対して、韓国紙がインタビューした記事を翻訳したもの。笑

ただ、個人的にはもう成功は決定だと思っています。

最重要パイプランのテゴプラザンの臨床結果だけが不安だったんですが、現在のところ「文句なし」な感じですので先行きは非常に明るいかと。

ブロックバスター候補って文字がうれしいですね。

今後の他地域への導出の行方が楽しみすぎます。

正式発表された暁には、「織込み済み派」と「韓国の情報だしまだ怪しいと思ってたぜ派」とのガチンコ勝負が見られそう。

っていうか、本当にもっと上がっても良いと思うんだけどなぁ……。

やっぱり韓国市場の小ささが低評価に繋がっているんでしょうね。

逆に言えば、テゴプラザンの正式発表がなされていない今、そして日本、アメリカ、欧州への大型導出が決まる前にこそ仕込んでおくべきだと考えています。

週明けは寄り天の可能性も大いにありますが、再び大きく下げればリスクを取ってでも買ったるでー!

……怖いけど。

 

一方、ソレイジアはエピシルの承認取得!

ソレイジアがストップ高。

材料はSP-03(エピシル)の承認取得です。

SP-03は、がん治療によって生じる副作用である「口内炎の痛み」を緩和する液材。

エピシルをスプレーでシュシュとお口の中に吹きかけると、ゲルが形成されて口腔の粘膜が保護されます。

これによって痛みが緩和され、効果も8時間程度持続するって優れもの。

がん患者さんの口内炎って本当にひどいみたいなので、こういう製品は社会的にも意義がありますよね。

さて、この液材。

「材」って言葉とか「ゲル」って言葉を見慣れている3Dマトリックスさんホルダーはピンとくるかと思いますが、分類としては医療機器になります。

お薬みたいに臨床試験を3回やる必要もなく、1回でOK。

割と簡単に承認が取れます。

ソレイジアの株価は金曜日にストップ高になって、現時点での時価総額でも370億まで行きました。

[kanren postid=”3008″]

まぁ↑の頃から比べたら株価も下がってきましたが、月曜日にまた上がるでしょう。

再度、時価総額500億が見えてくる水準にまできましたね。

ってか……。

 

 

 

 

なーんでこんなにあがってんのーーー!!!!!!

 

 

 

ラクオリアさんが200億で、ソレイジアはその倍の価値があるっておかしくねーか!

ど下手くその妬みでしかないんだけど、おかしくねーか!

だって口内炎の粘膜保護材でこんなに跳ね上がるって……。

もうワタクシの理解を超えちゃってますよ。。

こんなに反応する材料だとは思えませんでした。

羨ましいなぁ。

だけど、これは承認されるの当たり前じゃない?

 

 

 

当たり前って言いながら、3Dマトリックスは取れなかったじゃねーか!!

 

 

 

って嘲りが聞こえてきそうですが、医療機器はリスクに応じてクラス分けがされてるんですよ。

当然、一般的にはリスクが高いクラスほど、承認の難易度は高くなります。

3Dマトリックスさんの止血材の国内における分類はクラスⅣ。

高度管理医療機器に分類されています。

 

一方、ソレイジアさんのSP-03。

欧州ではクラス1で、アメリカでは501kに指定されています。

一番、低リスクな医療機器です。

EUのクラスⅠの事例としては、こちらのサイトでは【聴診器、体温計、車椅子、石膏、眼鏡フレーム、歩行用の杖】なんかが、上げられています。

【出典:販売戦略・市場拡大等に関する調査事業

 

上の事例からもイメージできると思いますが、まぁつまりはそういうことです。

「新薬承認!」みたいなもんじゃなく、どっちかというと「新製品開発!」に近いかと思います。

ちなみに501kはヒトへの臨床試験の必要性もありません。

止血材について、アメリカでの治験デザインすら何年かかっても未だに決まらない3Dマトリックスさんの場合も、510kに分類される創傷治癒材(キズパワーパッドのスゴイ版みたいな製品)についてはあっさりと承認をゲットできました。

というわけで、同じく低リスクのクラスⅠに分類されるSP-03も、国は違えど問題なく承認取得するだろうことは、それこそ「織込み済み」だと思ってたんですが。

株って本当に分かんないもんだよなぁ。

 

 

ソレイジアはスウェーデンのCamurus ABからSP-03の日本と中国における独占販売権を取得し、日本についてはさらにMeijiSeikaファルマに再導出しています。

ソレイジアが担っている部分は、国内における臨床試験と承認申請手続きまで。

売れたら明治からロイヤリティを貰って、それからCamurusにロイヤルティを払う感じ。

ソレイジアの取り分的には日本における臨床試験と承認申請手続き業務に対する対価となります。

上場時の説明資料を見ると、「主要」臨床試験の結果として紹介されているのは116症例の欧州の事例。

このデータを日本や中国でブリッジング(海外の治験データを他の国にも援用すること)したとすれば、ソレイジアが担っているリスク(日本での独自の臨床試験をやっていたとしても、そんなに大規模で大きなお金がかかっているものじゃないと思う)もそんなにデカくない。

逆に言えば、リスクへの対価となる「ソレイジアの取り分」もたいして大きくないと想像できます。

SP-03の売上金額×二桁%もないでしょう。下手すりゃ、一桁台の前半の可能性も。

さらに上場説明資料で、「現在確立された治療は存在しない」の文字がSP-03の期待を引き上げているみたいですが、別にSP-03がこの「確立された治療」法になるわけじゃないしな。

あくまでも、ソレイジア自身が言っているように、口腔内の管理及び緩和を「物理的作用」によって行うもの ……繰り返しになりますが、口腔内を保護するゲル、つまりは対処療法です。

口腔内の保湿材はたくさん市販されていますので競合も激しいし、単価も安いので、短期的にとはいえ100億以上も時価総額を上げるような材料かというと理解に苦しみます。

SP-03の8時間効果持続というのが既存製品と比較して、どの程度の競争力があるものなのかが気になりますね。

 

あ、↑販売権の再導出については日本でのこと。

中国では主要都市についてはソレイジアが自販していくビジネスモデルを採用しています。

利益率は当然大きいので(もちろん、売れることが前提。売れなければ販管費をペイできない可能性も)、どちらかというと中国承認のほうが材料的には大きそうですがね。

決して良い材料じゃないってわけじゃなくて、むしろ目利き力はあると思うし、リスクを抑えたビジネスモデルもどちらかというと好みなんですが、「株価的にやりすぎだろー!」ってことです。

 

まとめ

・株って難しいよなぁ。

個人的にはラクオリアの倍の価値がソレイジアにあるとは思えないんですが……。

とは言いながらも、週明けにラクオリアは寄り天で、ソレイジアはストップ高なんて場面が普通に見られそうな気もしますです。

もう分からん。

小型のパイプラインをコツコツ積み上げていくビジネスモデルのソレイジアさんの、一番小さいパイプライン一つの成功でこれだけ上がるなんて。

最重要パイプラインのSP-01が成功したとしても、会社計画通りほど売れるのは難しいんじゃないか、つまり今の株価は高い!!と考えてるんですが。

もちろん株なんて儲けたもん勝ちみたいなところがあるので、ど下手くそのワタクシが何を言おうが負け犬の遠吠えであります。

だけど本当にお金は大事なんで、今からソレイジアブームに乗るかどうかはよく検討して決めることをおススメしますぞ。

ソレイジアに限らずだけど。

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