スリーディーマトリックスが組織塞栓剤と骨肉腫治療の核酸医薬に関する特許取得を発表したぞ!

こんにちは。

どうもワタクシです。

水曜日であります。

今日は深夜まで勤務(もちろん残業代なし)が決定しているわけでありますので、昼メシを食いながらこのブログをダダダダダっと書いちゃうぜ。

 

今日はワタクシが愛してやまないスリーディーマトリックスが「組織塞栓」に関する特許取得について発表したので、これについて考えてみるぞ!

新規自己組織化ペプチド配列の「組織閉塞」に関する日本での特許取得!

基本的にマトちゃんの特許IRってあんまりテンション上がんないんですが、今回はプチサプライズ的な内容で「オッ!」と思った次第であります。

 

本特許は、当社が欧州等で販売の吸収性局所止血材「PuraStat®」に続く次世代止血材として研究開発を進めているPM03に関する特許であり、手術等で損傷した組織や臓器からの出血等の損傷部位を塞ぐなどの止血効果を有する組織閉塞剤としての特許です。

出典:http://www.3d-matrix.co.jp/dl_file/2016/3DM_2016_04_25_IR_001.pdf

なんだよPM03って!

これまで全く情報のなかったもんがいきなり出てきました。次世代の止血材を開発していたとは!

 

今回の特許は出血だけじゃなく空気や体液の漏れ防止など幅広い領域をカバーするんだってよ。

もっと詳しく見ていくと、止血材の他にも粘膜隆起材・血管塞栓材などにも応用可能とのこと。

つまり現在のパイプラインの大部分はこの新しいペプチドで展開できるって話なんですね。

 

それだけじゃないぞ!

既発表のパイプラインにはなかった、胆汁や肺からの空気の漏出防止剤としても将来のパイプライン候補として検討しているんだ。

もちろん今回の特許はこの漏出防止剤の権利も保護している!

 

既存のパイプラインの改良版プラス新規のパイプライン開発にも展開できる可能性があるペプチドなんですね。

 

スリーディーの基盤技術はRADA配列の自己組織化ペプチドに依存していると思っていたので、先日乳がんの核酸医薬のDDSと合わせて、色んなペプチドの独占実施権をMITから受けているという事実が分かったのはとても良かったです。

と、思ったらまたまた特許取得を発表!今度は骨肉腫を治療する阻害剤だぞ!

組織塞栓の日本での特許取得が発表された後、今度はアメリカでの特許取得が発表されました。新規核酸医薬技術だぞ!

当社が国立研究開発法人 国立がん研究センターと共同で出願しておりました新規核酸医薬技術(マイクロRNA2 阻害剤)について、骨肉腫の治療への応用に関する特許が米国で成立いたしましたので、お知らせいたします。

出典:http://www.3d-matrix.co.jp/dl_file/2016/3DM_2016_04_27_IR_001.pdf

 

この特許はmiR-133aと呼ばれるマイクロRNAを阻害するもの。miR-133aってのは骨肉腫とかの発生、悪化に関わるがん幹細胞と関連してるそうなのです。そこで今回の特許は、miR-133aを阻害することで、それに関連するがん幹細胞を抑制しちゃおうぜ!ってもの。さらにmiR-133aを測定することで骨肉腫の診断にも寄与できるかもってことだ。

 

スリーディーマトリックスの担当分野は同じくがんセンターと一緒にやってる乳がんへの核酸医薬品と同様にDDSなんですかね。。。

 

こちらの文献をみると、特に骨肉腫の肺への転移を強く抑制するようだ!

治療実験の結果、LNA-antimiR-133a併用の有無による腫瘍サイズの変化はみられなかったが、LNA-antimiR-133aとシスプラチンの併用群において肺転移形成は最も強く抑制された。

出典:http://biomedcircus.com/paper_03_29.html

 

骨肉腫の治療においてはここ20 年来進展が見られていないということで、患者さんにとっても期待が高まるニュースですね。

 

黒字化できれば新規のパイプライン開発も加速度的に進展するかも!

岡田社長は赤字が続いている現状を鑑みて、黒字化が果たされるまでは研究開発費を抑制する方針を示しています。

上記の特許が新たなパイプラインとして世に出てくるのはもうすこし先になるかも。

逆に言えば止血材の売上さえ軌道に乗れば、企業価値は大きく拡大していくものと期待しています。

 

アメリカの治験開始が遅れていますが、3D側は承認確率を高めるために以下の3つの治験戦略のいずれかを選択するか、慎重に検討している模様です。

・他の止血材が使用しにくい分野に使用領域を絞り込んで申請する

・後出血予防や創傷治癒といったPurastatの独自性を打ち出して申請する

・次世代止血材で申請する

 

この次世代止血材がPM03なんでしょう。

従来品よりも止血効果が高く、さらに短時間で止血できる製品だそうな。

市場規模的には次世代止血材で承認を得ることが良さそうですが、治験で既存の止血材と比べて明らかな有効性を得る必要があるので難易度は高そう。

3Dマトリックスがどのプランを採用してくるか非常に注目されます。

 

というわけでアメリカでの治験開始はまだ時間がかかりそうです。

まとめ

・3Dマトリックスの技術は進化中!

・止血材の欧州・アジアでの販売が拡大していけば、新規パイプライン開発に本格に乗り出す公算が大!

・アメリカではもしかしたらPM03で治験を行うかも!

 

2017年は核酸医薬の治験結果も出ます。

DDSで是非とも良い結果を出してほしい。

大いに期待しています。

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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