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モルガンがナノキャリア株を大量売却!今後の株価への影響は?

こんにちは。

いつもお世話になっております。

どうもワタクシです。

 

仕事を辞めたい辞めたい辞めたい。定期的に、そして結構頻繁にくる辞めたい病にまた侵されています。

今日はワタクシと同じようにNK105の失敗から苦境に立たされているナノキャリアさんにまた悪材料?が出たのでこの問題について考えてみるぞ!

 

目次

モルガンがナノキャリア株をめちゃくちゃ売りまくったぞ!

先日のブログでど素人なのに恐縮ですがNK105の失敗はナノの基盤技術に対する信頼が揺らぐ的なことを書きました。

>>>日本化薬がNK105のフェイズ3失敗を発表!ナノキャリアの基盤技術に疑問符?

 

そしたらJPモルガンさんもナノキャリアさんの株をたくさん売っちゃってました。

去年の同時期から比べると、JPモルガン・アセット単体で

 

2,091,900株持ってたのが、今は264,400株になってるんで

 

180万株以上売ってるんですかね?

おーいっぱい売ったなあ。

 

ちまたでは「モルガンが見放した!」、とか「モルガンしか知りえない悪い情報を手にいれたんだ!」とか、「プロが離れたということはもう見込みなし!」といった意見があるようですが、本当にそうでしょうか。

確かに「プロ」の投資家ってぼろ儲けしてそうなイメージはありますが……。

 

機関投資家ってそんなにすごい存在か?

プロのファンドマネージャーにとって評価の指標は、利回りが市場の平均成長率と比べてどうかという点。

どういうことかというと平均成長率が5%であれば、ワタクシ見たいなど素人がなんも考えずに適当にそこらの会社に投資しても平均すれば5%は儲かっちゃうのです。

プロを名乗るのであれば当然これ以上の利回りを出さなければいけないわけですよね。

 

平均成長率に勝ってればボーナスがもらえるし、逆に負けていればカットされる。

「臆病者の株入門」という本によれば、なので彼らは0.1%勝った、負けたで大騒ぎしているということです。

 

そしてもっといえばこの成長率に勝っているファンドマネージャーっていうのは半分くらいらしい。

半分ってことはど素人と変わんないじゃないの?って話です。

超すごい!一流!って言われるファンドマネージャーでも成長率に数%勝ってる程度なんだそうな。

まあ動かしている金額が違いますから、数%でもとんでもない儲けになるんでしょうね!

 

実際、機関投資家がバイオ投資で失敗してる例はたくさんある!

今やバイオ界の山田になっちゃったそーせいさん。

 

こんなそーせいさんでも2014年の増資のときに機関投資家が売りまくったこともあって、株価は一時2000円を割るっていう状態になりました。

もう田村会長(現)への批判は相当なもんでしたね。

ウルティブロが上市してやっと報われると思った株主の気持ちも分からなくはないですが。

 

そんなこんなでそーせいが開いたその後の個人投資家説明会。

そこで田村会長が言い放った言葉は実に痛快でした。

 

「どうせいなくなる機関投資家がいなくなって清々した!」

 

その後のそーせいの変貌は語るに及ばず。

ヘプタレスの買収が発表された後もOXAMが空売りを仕掛けてきましたが、そーせいの勢いは衰えることなく踏みあげていきました。

これでOXAMはかなりの損失を出しちゃってます。

OXAMとは日経新聞にも取り上げられた空売り大好きヘッジファンド

日経によると大量のオックスフォード大出身者を抱え、うち7人は国際数学オリンピックのメダリストだそうな。

これに懲りたのかその後OXAMはそーせいに手を出さなくなりました。

 

モルガンスタンレーにしてもそうです。

そーせいがヘプタレス買収後、するすると株価が上がっていったときにしつこく空売りをしてきましたが、その後好業績とファイザーの出資が発表されたことにより株価は爆発。

こりゃヤバいと思ったのか、モルガンは一時買い戻して大きな損失を確定させました。

もちろん、空売りにより大儲けしていることもありますが、今言ったように大損していることもあるので、結局のところそんな気にすんなってことです。

 

とはいえ気にしちゃうのがワレワレなわけで……

そうは言っても個人投資家は機関投資家の動向にビクビクしちゃいます。

猛烈な空売りによって株価を極限まで下げられて、なくなく損切りした後に機関の買い戻しがあって、バイーンと戻っちゃうってことを経験してますもんで。

なもんで多分短期的には下がるでしょうね……。うーんなんか悲しい。

 

だけどJPMにしてもナノ株はこれまでも買ったり売ったりを繰り返してるんで、長期で持っている人にとってはまあやっぱりそんな気にする必要はないかなあと。

もちろん気にする必要がないという意味は、「機関が売ったから」という理由だけで会社の将来性を過度に悲観する必要はないという意味です。

NK105の失敗をどう見るかというのは個人個人の判断になろうかと思います。

 

まとめ

イメージではとんでもなく大儲けしていて市場を上から操作しているかのような「プロ」であっても実際の成績を見ちゃえば過度に恐れるに足らず。

「機関投資家」がこうしたから!で判断しちゃうのはもったいないような気がしますぞ。

 

そしてここでビビり野郎と日頃会社で言われているワタクシの本領発揮!

自分で運用するのは怖いって人は詳しいファンドさんに運用を託すっていうのは悪いことじゃないからな!!!

いや本当に。適当に買うよりは全然良いかと!

 

とにもかくにもがんばろう個人投資家!

機関に預けるも自分で投資するも自己責任、余剰資金で!

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました_(._.)_

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