ナノキャリア、NC6300も失敗か?興和が契約解約を発表したぞ!

いつもお世話になっております。

仕事が忙しすぎて株は放置状態ですが、ナノキャリアがIRを出してたんですね。

めちゃくちゃ今更な話ですが……。

 

NK105の失敗に続き、今度はNC6300でもパートナーの興和から手を引かれてしまいましたぞ!

日本化薬がNK105のフェイズ3失敗を発表!ナノキャリアの基盤技術に疑問符?

2016.07.05

 

興和との NC-6300(K-912)のライセンスおよび共同開発契約の解約が発表!

ナノキャリアは興和と進行性・転移性の固形がんへの抗腫瘍効果を持つエピルビシンをナノミセル化した、新たな抗がん剤の開発を行っていました。

2013年にフェイズ1が開始され、結果、安全性が確認されています。

嘔吐や骨髄毒性といった副作用の抑制傾向が見られ、さらにはエピルビシンが属するアントラサイクリン系の抗がん剤の最も重篤な副作用である、心機能の低下傾向も見られなかったとのこと。

そのため、ナノキャリアも良好な治験結果だったと自信を持っています。

 

ではなぜ興和が手を引いたのか。

これってどう考えても有効性の面で有意差が出なかったからですよね?

もちろんフェイズ1は忍容性と安全性を評価することが主目的ですけど、がん患者に投与してるわけですから、有効性だってある程度の判断が出来ちゃうわけです。

当たり前ですけど。

 

NK105に関しても安全性に関しては良好でした。

だけど有効性が実証できなかった。っていうか、有効性はナノミセル化したNK105のほうが劣っていた

 

そこにきて今回の興和の解約。

本格的にナノキャリアの基盤技術への疑問符が付いたと思っています。

 

ナノキャリアはNC-6300 の開発を加速化すると言ってはいるが……

契約の解約と同時に発表されたIRが、「NC-6300」の開発加速化について。

試験結果を興和から無償承継し、自社による開発を推進するとのこと。

 

うーん、ちょっと苦しすぎますよね。

最後の文章なんて……

本件による平成 29 年 3 月期の業績への影響はありませんが、NC-6300 以外にも国内外における自社開発や新しい医薬品の可能性を追求する共同研究などの積極的な推進により、業績見通しに変化が生じた場合には速やかに開示いたします。

なんだよこれは。

完全に「興和との契約解消が良かったこと」みたいにしようとしてるけど、無理がありすぎるでしょう。

こういうIRの出し方はめちゃくちゃ違和感がありますね。

 

最終のデータ解析前とはいえども、論文などによる試験結果を進めている状況ということは、もう結果は出ちゃっている。

その結果を見ての興和の契約解消。理由は興和側の開発品目の優先順位の変更。無償で試験データも手放しますって言われちゃってる。

 

もう、完全に興和から見切られただけ

 

共同開発先が見捨てた新薬が、ナノキャリアが独自開発していったところで上手く行くとが思えません。

むしろフェイズ1よりはるかに規模の大きい次の段階に進むにつれて、無駄な開発費用を垂れ流していくだけのような気が。。

 

ナノミセル化技術の今後について

NK105と今回のNC6300の治験結果から見えてくること。

それは薬剤のナノミセル化によって、確かに副作用は軽減できるけど、薬効は低下しちゃうんじゃないか?っていうこと。

ナノの説明資料なんかを見ても、徐放性について強調されているだけで、肝心の効率的な送達システムの理屈については良くわからない。

 

薬効の半減期が長くなれば何となく副作用は小さくなりそう。それは分かります。

だけど、問題は「薬効が増大」できるという意味が本当に理解できん。

文系のワタクシは脳が液体化しそうです。単に、薬剤の溶け出すスピードが遅くなるってだけじゃないんですか。

どうして「腫瘍細胞内での放出量」を高めることができるんですかね。

がん細胞だけに働くような仕組みがあるんでしょうか。誰か賢い人いたら教えてほしいものです。。。

 

最重要パイプラインであるNC6004は技術的な進歩により、薬剤の半減期が100時間と飛躍的に進化しているとナノは言っています。

副作用は軽減できても、ますます有効性は低下するってこととかないんですかね……。

 

まとめ

思ったよりも株価は下がりませんでしたが、これは「開発加速化」IRのおかげなのかどうなのか……。

あまり誤解を招くようなIRの出し方は好きになれないんです。

んじゃあ3Dマトリックス買ってんなよって話ですけど……。

 

そういや3Dマトリックスの核酸医薬はどうなるんですかね。

あっちは天下のがんセンターさんがついてるんで成功する!

 

 

 

と信じたい。。。

 

もちろん、ナノも6004は米国のフェイズ1bで有効性も得られたようですので(そもそもの投与量が大きかったせいかもしれないけど、それはそれで良いと思う)、これで終わったわけじゃないです。

 

6004が上市されれば、ワタクシも得意の手のひら返しを炸裂させて、喝采を送りたいと思います。

 

嘘じゃないです。

是非とも核酸医薬、成功させてください!

頑張れナノキャリア!

 

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