今回もど底辺診断士の僕が解答をさらします。
次は平成24年度の事例3だ!
ちなみに僕は事例3が一番苦手でした。
問題文を開くときドキドキしたなぁ。
開いたら開いたで今までの過去問でみたことがないグラフなんて出てきてんだもんな。
平成24年度2次試験 事例3の再現答案
試験問題はこちらでご覧ください。
第1問(10点)
X社から加工部門を分離して創業したC社の成長要因は何か、100字以内で述べよ。

この回答は比較的に気に入ってるんですがどうですかね?
最初にズバリと「社長の能力」が成長要因です!って言いきっているところ。
実際にこの社長スゴイよなぁ。
叩き上げから分社した会社の社長を任されて販路を拡大してきたんだから。
僕だったら「無理です……」って絶対引き受けないっす。。
第2問(20点)C社は創業から20年以上が経過して、顧客や新製品の増加によってさらに変革が必要となっている。図1~図3なども参考に、C社が直面している課題とその具体的改善策を140字以内で述べよ。
図とか全く参考にしませんでした……。
なんか頭ぐちゃぐちゃになりそうだったんで。
「課題」と「改善策」みたいに問われているときは、それぞれ分けて書いてあげると採点者も分かりやすいよ。
僕の答えです。

全然アカン回答ですね。
なんか過去問から模範解答を引っ張ってきたような。
特に②が最低。
作業を標準化することは課題じゃなくて、生産計画が月1回しかおこなわれていないのでそれを改善することが大きな課題なわけで。
思いっきり与件に書いてあるのに、何をやってんだか……。
10点もらえれば良いほうですね。
恥ずかしい回答でした。
第3問(40点)C社では新規事業として外食チェーンY社との取引を検討している。その計画について以下の設問に答えよ。
(設問1)Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を備えるには、C社ではどのような対応を必要とするか、120字以内で述べよ。
(設問2)Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を果たすためには、C社の日常業務上どのような情報が必要になるか、100字以内で挙げよ。
設問1については与件に書いてあるんで、それらしいことをまとめれば良いんじゃないですかね。
みんなそこそこ書けたんじゃないでしょうか。
僕の解答は↓のような感じ。
(設問1)

まぁこんなもんだよね。
だよね。
ただ設問2との絡みで、①は書くべきか迷った。
セントラルキッチンとしての機能を備えるためには間違いなく必要なんだけど、設問2で書かないといけないこの設備導入と人材確保に対応するデータって特にないよなあと思って。
でも時間もないし、他に良い考えも思いつかなかったんで書いときました。
設問同士が対応しているかを気にすることは大事ですが、なんのせ空欄で出すのが一番最低なので、とにかく埋めることを優先した格好です。
というわけで設問2。
僕の解答です。
(設問2)

データってことなんでとりあえず思いつくものを書いた感じです。
これもこんなもんだよね。
とにかく事例3は時間がなくなるんですよ。
焦る焦る。
第4問(30点)
C社の既存製品の販売数量は減少傾向にあり、さらに既存顧客から製品単価の引き下げ要求がある。それを克服して収益性を高めるには、あなたは中小企業診断士としてどのような方法を提案するか、Y社との新規取引以外で、C社にとって実現性の高い提案を140字以内で述べよ。
既存顧客からの製品単価の引き下げ要求への対応という問題ですね。
基本的に会社が利益を上げるには、売上を増やすかコストを削減するか、です。
安全策を取ってその両面から記載をしました。
僕の回答です。

売上についてはこれで良いかなあと思うんですが。
与件にも営業が持ちかえったニーズを製品企画部で商品化していると書いてあります。
逆にいえば営業から製品企画部に伝言ゲームをする過程で、ニーズのズレが発生してるんじゃないかと思いました。
コスト削減については字数が足りなかった……。
本当は与件に機械の清掃ロスが発生しているって書いてあるんで、具体的に「清掃作業の標準化」みたいに書けばよかった。
ちなみにコスト削減について書く際に、「人件費の削減」って書くのは個人的に超危険だと思っています。
国の施策として人件費の削減はしてほしくないはず。
なので「コスト削減」よりも「生産性向上」みたいな感じで書いたほうが好印象な気がします。
色々と意見はあると思うので、これはご参考までに。
いよいよ次は財務です!
この年から出題傾向がガラリと変わりました!
大けがした方が続出。
ただ出題傾向が変わったときこそチャンスです。
手堅く点数を積み上げていけば、それだけで合格できますので。

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