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マイクロRNA核酸医薬による骨肉腫治療の特許取得!

いつもお世話になっております!

昨日決算説明資料を発表した3Dマトリックスさん。

止血材と合わせて、新たな核酸医薬品の開発を行っていることも明らかになりました。

そんな中、今日、さらに骨肉腫治療の特許を取得したとのこと。

正直、特許IR自体には重きを置いていないですが、核酸医薬及びDDS分野に注力してきている感がビシバシ伝わってくるのはうれしいです。

目次

マイクロRNA核酸医薬による骨肉腫治療の特許を取得!

人体に多くあるマイクロRNAの内、miR-133aと呼ばれるRNAが骨肉腫等の「がん幹細胞」に関わっているとのこと。

今回の治療法は、miR-133aを阻害して骨肉腫等の「がん幹細胞」の機能を抑える核酸医薬の開発に関するものだそうです。

がん幹細胞とは、がん細胞の親玉さんです。

従来の多くの抗がん剤はがん細胞は縮小させられるものの、結局のところがん幹細胞自体を攻撃することはなかなかできませんでした。

この幹細胞は北〇鮮の刈り上げ野郎みたいなもんで、ご機嫌が悪くなっちゃえば、すぐに新しい腫瘍を作り出しちゃいます。

 

がんが見えなくなって「消えたー!」と思っても、実際はがん幹細胞は生き続けていて、再びポコポコとがん細胞を生み出すのです。

なもんで、いつまでたってもがんの根治はできず、再発リスクの恐怖を抱えていかないといけないわけ。

 

怖すぎんだろ、がん幹細胞。

 

というわけで、今回のIRの最後のほうに書いてある……

「がん幹細胞」を駆逐する可能性を有する本核酸医薬は、患者さんの生命予後の改善につながる新規治療法として期待されます。

出典:3DマトリックスIR

って言葉にはワクワク感がありますね。

ただ、まだまだ特許を取ったぞー!って段階なので、当然のことながら実用化は先。

それでも3DマトリックスさんのDDSは、大手製薬企業などにサンプル供与もしているとのことなので、これからも期待したいです。

 

中皮腫への新規「マイクロRNA核酸医薬」の共同研究先は?

【追記:2017年7月10日】
すいません……大外しました。共同研究先は広島大学でした。以下は、ワタクシの恥ずかしい予想外しの戒めのために、大学名のみを伏字にして残しておきます_(._.)_

昨日発表された、中皮腫を対象とした新規マイクロRNA核酸医薬。

大学との共同研究を実施しており、3Dの界面活性剤ペプチドDDSが、薬効が発揮される前に身体に吸収されちゃうマイクロRNAを効果的に患部へと送達することが動物実験で明らかになっています。

大学の名前は公開されていませんが、勝手に予想してみますと「○○大学」が本命ではないかと。

あくまでも勝手な予想。競馬に当たったことのないワタクシの予想。

信じるなよ。

 

東京医科歯科大学は昨年度、「次世代がん医療創生研究事業(2次公募)」の採択を受けています。

気になる研究課題は……

がんの特性を制御するマイクロRNAの探索と核酸抗がん薬DDSの開発

テーマだけを見るともうズバリなんだよな……。

もちろん、3Dのホームページの提携先一覧の中にも○○大学の名前があります。

もうひとつ面白い記事が。

○○大学のマイクロRNAによるがん治療研究を紹介したものです。

ちなみにこの記事でも、マイクロRNAは数十秒で体内に吸収されてしまうので、その課題を解決するDDSが実用化の鍵を握っているとしています。

そしてDDSの研究を国内製薬企業など2社との連携でスタートさせているとの記載が。

 

いや、マトちゃんって「製薬企業」じゃないだろ……って話はありますが、まぁそこには目を瞑って。。

 

なんとなく、この研究とマトちゃんが絡んでるような気がしてるんですがね。

あくまでも勝手な予想なので、違っていても怒らないでね!

*繰り返しになりますが、外しました。でもDDSが注目されているのは間違いないんだから、許してよ!!

まとめ

・DDS分野に本格参入!

高村前社長が決算説明会で「大いに期待している製品です!」と強調したことがすごく記憶に残っています。

止血材が全く売れずに、最後の最後で批判をかわす狙いもあったのかもしれませんが、マトちゃんのDDSについて熱く語っていた姿は確かにワタクシの脳裏に焼き付いているのですよ。

実際、ここにきてマトちゃんのDDS「界面活性剤ペプチド」を使った研究の進展が見られます。

まだまだ前臨床とかの段階ですし、創薬の分野ですので、時間がかかると思いますが、企業価値を高める材料の一つであることは間違いないでしょう。

止血材とかとは種類の違うペプチドってところも良いですね。

1本のペプチド(RADA16)に頼ったビジネスモデルってやっぱりリスクが大きいので。

あ、繰り返しになりますが、あくまでも共同研究先の大学はワタクシの勝手な予想。

外れても責任は一切負えませんので悪しからず。

それではこれからもがんばれ、3Dマトリックス!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (4件)

  • おはようございます。

    DDS分野の特許IRですね。
    中皮腫分野の提携関係のIRも近々ありそうな気がしますね。

    本日、マト助の株価、ストップ高なんて贅沢は言えませんが、1割くらいあがんねーかなぁ。

    • かえるさん

      いつもありがとうございます!
      やっぱりあがりませんでしたね。笑
      まぁプラスで引けただけよかったとしますか。

      DDS分野で大きな製薬企業と提携なんて話がでれば面白いんですけどね。
      今後ともよろしくお願いいたします_(._.)_

  • yukiyukiさん、こんばんは。
    昨日のIRについて、早々に解説していただき、心から感謝いたします。
    私は、てっきり3DMは医療製品(止血材)の会社とばかり思っていたので、医薬品にも足掛かりを持っていることを知り、嬉しい限りです。
    国立がん研究センターとの共同特許とのことなので、まあイカサマの類ではないんだろう程度の認識でした。
    私には将来性について全く見当がつきませんが、いずれ利益にもつながり、病で苦しむ人々の役に立つ可能性があるのなら、大いに期待したいと思います。

    • もぐらさん、いつもありがとうございます!

      おっしゃる通り、3Dマトリックスは止血材を始めとする医療機器のイメージが強いですが、医薬品の分野にも参入しています。
      がんセンターとは乳がん薬の治験も行っており、来年に出る結果には僕も大いに注目しているところです。
      核酸医薬は注目度の高い医薬品でありながら、日本の研究開発は欧米に大きく後れを取っている分野でもあります。

      是非とも3Dマトリックスには日本発の核酸医薬品の上市に向けて、取り組みを進めていってほしいと思っています。
      まずは、3DマトリックスのDDSを「お金を出してても使いたい!」という製薬企業が現れることを期待したいですね!

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