こんにちは!
いつもお世話になっております。
ワタクシでございます_(._.)_
超絶だらだらゴールデンウィークを過ごしたせいで、身体のキレが悪すぎです。
元々悪いのがさらに悪くなったってことは、つまりは最悪ってことで。
株については相変わらず保守的な状態をキープしております。
セルインメイにビビりまくった挙句、指をくわえて株価上昇を見ているだけパターンに陥る気もプンプンしますが、ここはグッと我慢だ。
だからいつまでたっても儲かんないんだよ!って心の声が胸を刺す。
さて、3Dマトリックスのフィスコレポートが出ましたね。
やっぱり独自の情報を分かりやすく載せてくれるフィスコさんはいいですね。
シェアードリサーチは読む気もしないですが、フィスコさんのレポートは更新は結構楽しみです。
今日は新たに分かった情報なんかを整理してみるぞ!
中国はやっぱり製造も全部CPCがやっちゃうんだってさ!
中国での止血材の開発・販売権許諾契約の締結については先日アナウンスがあった通り。
その中で最も気になっていた点が、「販売後、複数年に渡って、CPCからロイヤルティ収入を受け取る」という文言
裏を返せば、複数年しかロイヤルティがもらえねーのかよ!って思った株主も多いでしょう。
はい、ワタクシもその一人。
で、ワタクシは以前のブログで、最終製品の製造についてはマトちゃんがやって、CPCに販売するんなら問題ないんじゃない?って淡い期待を書いていましたが……。
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フィスコによると、やっぱり最終製品の製造権も含めて、CPCに売っちゃってました。
もう、フィスコさんはワタクシのブログを見てたんじゃねーかってくらいのアホな妄想をするほど、全て疑問に答えてくれます。
というわけで、今回の契約締結によってマトちゃんが得られる収入は、契約一時金の4.5百万ドルと上市後複数年のロイヤルティ収入のみです。
ちなみにフィスコによると複数年とは5年以上とのこと。
端的に言えば10年未満ってことだね。5年から長くても7年とかそんなもんか。
ロイヤルティ率は10%程度とみるのが妥当でしょう。
中国の止血材市場は200億です。
販売後の止血材の販売状況の遅れまくっている状況を鑑みるに、5年程度では大してロイヤルティにはならんですね。
実質、今回の一時金+αといったところ。
5億ちょいで全部ぶん投げです。
結構、安売りしたなー、おい!
でもこれは仕方ないですね。
お金ないし。世界市場に浸透させるには現場での臨床データもまだまだほしいところだし。
CPCには迅速に開発を進展してもらって、上市に繋げていってほしい。
それにこの権利を売った止血材ってTDM-621のことだと思うんですよ、
次世代止血材は含まれていない。
現状はある程度条件面で妥協したとしても、早期に導出した判断は悪くないと思います。
止血材の売上は苦戦が続く!
今期の全世界での売上は1億2500万(見込み)。
遅れの要因としては……
・代理店の販売整備体制の遅れ
・国によっては医薬品の入札の頻度が半年に1回で、タイムラグが発生
・内視鏡領域では使われてるけど、心臓血管外科とか他の領域に広がらない
だそうな。
やっぱりpurastatが競争力を発揮できる領域は、止血材市場の中でも限られているって事実は残念だけど間違いない。
ちなみに大手代理店などの本格稼働も始まって、これから売上の伸びは期待できそう。
とはいってもフィスコ予想は「少なくとも300~500百万」。
ワタクシが考えていた水準と同程度です。
ちなみに昨年作成した中期経営計画は、2,607百万。
悲しくなるなぁ……。どんだけの未達だよ。
岡田社長のドヤ顔「計画の精度は高い!」動画を見直したいぜ。
でもマトちゃん、反省はしてるみたいですね。
来月発表の中期経営計画では、保守的な数字を出してくる見込みとのことで、その理由が「投資家から計画数値に対する信頼が毀損していて、これを回復したいから」。
読んだ瞬間、ニヤけてしまったぜ。
というわけで、来月の中計はガッカリ計画の発表で株価が下がるかもよ。
でもそれでいいと思います。
数字合わせの黒字予想はお腹いっぱい(さすがにもうダマされる人もいないだろうけど)。
今後の戦略は!
新しい情報としては、次世代止血材がpurastatより粘性が高いので、止血効果には優れているものの、内視鏡用途には不向きとのこと。
そこで内視鏡領域ではpurastatの拡販を進め、その他領域ではPM03のCEマーク取得を目指す方針のようです。
実際、上市から2年経ってもpurastatの利用がほとんど内視鏡領域に留まっているので、会社としてもPM03への期待値が高いのでしょう。っていうかそれしか選択肢がないといったほうが適切か。
PM03はpurastatと比較して、常温保存できるとか、コストが安いとか書いてありますが、もうpurastatと比較してもどうしようもない。
止血効果が、競合する既存の止血材とどの程度優れているのか、今後実施される臨床試験のデータが大いに注目されます。
有効性。これしかない。
でも安全性の面でpurastatの不具合が未だ1件も報告されてないってのは、素直にうれしいな。
基本的にはペプチドの配列を変えただけのPM03も、安全性の問題で治験がダメになるって可能性は少ないと思います。
止血材以外に気になって点といえば……
止血材の販売進捗が遅れていると、他のパイプラインの状況が気になるもの。
直近で結果が出るのが、アメリカでの歯槽骨再建材。
2017年の夏に臨床結果が判明します。
市場規模も200百万ドルと決して小さくはないので、是非とも良い結果がでることを期待したい。
ただ、気にしすぎかもしれませんが、フィスコレポートには「結果が不十分であれば追加試験を行う可能性もある」との文言が。
当たり前っちゃ当たり前のことを言ってるだけの一文なんですが、前回までのレポートにはなかった文章なので、ビビりなワタクシは気になりました。
特に、治験結果が出る数か月前になってのレポートですからね。
いやぁな感じがしないでもないですが、ぜひともワタクシの取りこし苦労で終わってほしい。
治験結果が良好な場合の契約一時金の見込は550百万。
資金不足のマトちゃんにとっては喉から手が出るほど欲しい現ナマだ。
期待しまくるぞ。
トリプルネガティブ乳がん治療薬(TDM-812)の進捗はやや遅れ。
当初、経過観察を含めて2017年9月までとしていた、トリプルネガティブ乳がん治療薬は2018年1月までと遅延です。
ただ数か月の遅れは、この世界において遅れとも言えないようなもの。
これは問題ないです。
少なくとも現時点では治験中止という話は出てませんので、重篤な副作用などは出ていないのでしょう。
あとは有効性だ。
がんに届く前に分解されてしまう核酸の課題を解決するマトちゃんのDDS「a6k」は、様々な核酸医薬との組み合わせが可能。
実際に製薬会社からの問い合わせは増えてきているとのことですので、この治験がうまくいけば製薬企業との提携も現実味を帯びてくる!
下手すりゃ打ち出の小槌製品だぞおおおおお。
ファ〇ザーとか来ねえかなあ!!!
泣いて喜ぶぞおおお!
止血材がこんなんだもん。
妄想くらいさせてくれよー!
まとめ
・中国への安売りは3Dマトちゃん苦戦の表れか
・purastatは内視鏡領域以外ではほぼ売れず。
・a6kは複数の大手製薬企業にサンプル供与中!
後出血予防材についてはまだ審査が続いているよう。
多分、追加データを求められている気がするな。スムーズにいくなら、こんなに審査が長引くはずはない。
逆にいえば実際にCE取得できた場合は、十分な後出血予防効果が実証されたってことで、欧州パートナーとの契約にも間違いなくプラスの材料になるかと。
まずは6月の3Dマトリックスが出してくる「保守的な中期経営計画」に注目ですね。
田舎もんは株主総会にはいけないので、みなさんの情報をお待ちしております……。
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました_(._.)_
yukiyukiさん、こんばんは。
ブログが一段とおしゃれになりましたね。
私もフィスコの3DMレポートを読みました。
3DM側から提供された情報がベースになっていると思いますが、しっかりと分析している印象を受けました。PuraStatの今期売上が3~5億円というのも納得。
3DMは「ドジでノロマでマヌケな亀さん」ですが、まああ仕方がないですね。(私は堀ちえみ世代です。)
とりあえず、後出血予防材のCEマーク取得に期待して、昨日100株追加購入してしまいました。