おススメ証券口座

心臓の組織再生に関する特許取得を発表【3DMニュース】

こんにちは。

今日はワタクシのお漬物銘柄3Dマトリックスさんが特許IRを発表したのでこれについて書いていきますよ。

あしたはストップ高か!それともお得意の行って来いか!

目次

自己組織化ペプチド組成物の『心臓の組織再生』に関する 日本での特許取得

はいまずは内容でーす!

心筋細胞は増殖能がほとんどなく、損傷した組織の機能は回復せず徐々に衰えることから、こうした壊死した組織に対する治療法が期待されており、今回成立した特許で示されている心臓組織の再生治療は心臓の機能改善に繋がり、組織再生アプローチ法の一つとして実用化を目指すものです。

出典:http://www.3d-matrix.co.jp/dl_file/2016/3DM_2016_04_04_IR_001.pdf

これって結構すごくないすか?

3Dの特許IRってわりと微妙なのも多いんですが、本当に損傷した心臓組織の再生が実用化できればかなりインパクトは大きいんじゃないでしょうか。

もちろん、心筋組織再生については2年前にも3Dは特許取得を発表してましたんで、そういう意味ではサプライズではないかもしれません。

前回の特許がる疾患が急性心筋梗塞に限定されていたのが、今回は心房細動、弁疾患、心膜疾患などのその他の心疾患についてもカバーされたということですから、市場からはまあ既存の権利が強化されたのね程度の評価を受けるのかもしれません。。。

今回の発表文に大化け要素を発見!

ただし、ど素人ながら長年スリーディーさんにを漬物にしているワタクシは伊達じゃないのだ!

いままでの特許IRにはない一文にフォーカスしちゃいますよ!

それは

心疾患分野における事業提携・ライセンスアウト等に寄与するべく研究開発を実施してまいります。

出典:http://www.3d-matrix.co.jp/dl_file/2016/3DM_2016_04_04_IR_001.pdf

はい、事業提携・ライセンスアウトの文字が出ました!

会社側としては十分将来のパイプライン候補として可能性を感じているんでしょう!

なんせ心臓ですからね。市場はめちゃくちゃデカい。

3Dさんは国の補助金取ってくるのとか得意なんで、またどっかと国家プロジェクトに参画って話もあるんでは。

忘れたころにメガファーマとの提携決定!なんて話が出てこれば良いなあ。。。

意外と研究開発力もある3Dマトリックス!

高村社長が会社を退任してから、コンサル出身者の岡田社長がトップに立ちました。

それどころか役員全員コンサル出身なんですよね。

技術系が一人もいない。

というわけで開発力に関してはあまり期待していなかったんですが、こうしてみてみると結構頑張ってるんですよね。

マサチューセッツ工科大学をはじめとして、各種研究機関とのネットワークを活かしながら、自己組織化ペプチドの改良、および新たなタイプのペプチド開発に積極的に取り組んでいます。

もちろん、puramatrixの応用性が高いことが新規パイプラインの拡充の大きな要因なんでしょうが、かといって簡単なもんじゃないぜ。

界面活性ペプチドなんてpuramatrixとは全く違うタイプのペプチドだしさ。

今は止血材の拡販が最優先課題ですが、ある程度見度がついた段階で新しいパイプラインの開発にも取り組んでいってほしいと思います。

創薬よりも費用も少なく、期間も短く上市まで持っていける医療機器。

そして製造販売業といった自社のメリットを存分に活かした岡田社長の経営手腕に注目していきたいです。

 

まとめ

今回のIRは収益化はまだまだ先の話。

こういう発表は株価も行って来いになるケースが多いですが、どうなることやら。

それでもワタクシはもうニーサで買ってますんで、のんびり末永くお付き合いしていきますよー!

前回の記事でも言ってますが、一番注目してるのが、アメリカでの止血材の治験開始!

今期はもう一か月なくなりましたが、果たしてアメリカでの進捗は見られるのか!

それともまた遅延しちゃうのか!

 

*追記:アメリカはやはり遅延です。ただFDAの審査が厳しくなっている以上、承認確率の高いプロトコル設定に時間をかけるのは悪くないと思います。

リスクを抑えるなら適用領域を絞っての申請、ハイリスクでも大きなリターンを狙うなら次世代止血材での申請。

これは本当に難しい……。岡田社長はどちらを選択してくるんでしょうか。こちらも大いに注目です。

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました_(._.)_

[kanren postid=”55″]

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次
閉じる