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バリウム検査が辛すぎる!代わりの楽な検査方法を探してみる

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バリウム検査で地獄を味わったワタクシの体験記

「35歳以下に胃健診受けさせてくれる会社ってそうそうないぜ」って誇らしげに総務担当が言うんだよね。

 

確かに確かにってな感じで自分の本心を愛想笑いで隠すワタクシを誰が責めることができましょうか。

しょせんそるじゃーだもん。

しかしね、ワタクシは腹立たしいです。

 

バリウムでっせ。

去年はじめて受けて死にかけたバリウムさん再来でっせ。

定年までこんなものを、年一回とは言えども、毎年毎年飲まないといけないかと思うと、本気でちんぱんじーになりたいと願ってしまいますよ。

 

 

メスのね。

 

 

ワタクシはね、思うんです。

医学的知識皆無ですがね、この際言わせていただきたい。

なんじゅー年前からおんなじ検査やってるんすか、と。

 

あくまで医学的知識皆無ですよ。二回目だけど。

 

しっかしあえてもう一度!

世界中の人がもっと真剣に考えまくったら、きっとバリウムなんかより簡便で精度も高い検査方法が開発されますよ!

ワタクシも考えるからみんなも一緒に考えよう!!

 

 

はぁ空しい。

 

ワタクシは不思議でしょうがないんすよ。
どうしてみんな我慢できるのでしょう。

 

一足先に受けてきたっていう課内の先輩に聞きましたよ。
バリウムってきつくないすか?と。

 

そしたらさ、「まぁ身体のためだからねん」と来たもんだ。

さらに「飲みたくねーにょん?身体のためだから我慢しろよん」って言われたもんだから、

 

「いや、ワタクシもとても身体のことは考えてまして、検査したいのはやまやまなんですが、もうね無理なんすよ」

「アレルギーなにょん?」

「ぽいすね」

「アレルギーなにょん?」

「に近いすね」

「アレルギーなにょん」

「感覚的には」

「アレルギーではないんでしょん?」

「アレルギーではないです」

 

アレルギー体質はゼロですよ。

ソバなんて大好きですよ。

特にとろろがかかってるやつね。

 

しかしここで引いちゃあ男がすたるってやつだ。

 

「いやでもですね、ワタクシはきっと世界でも指折り数えるくらいのバリウム嫌いな人なんすよ。ワタクシはかなり確信を持っているんですが、ワタクシくらいのバリウム嫌いになると、バリウムを飲まないといけないストレスが原因で胃がんになる確率>バリウムによって異常が発見される確率、だと思うんです。医学界でもですね、バリウム検査の精度に疑問を持っている学者もいるそうです。放射線だって胸のレントゲンよりも格段に浴びちゃうんすよ!!!!!!!!!!!怖い!やばい!危ないよー!」みたいなことを熱く語ってやりましたよ。世論を味方につけなくちゃ。

 

「頑張って飲みなよん。昔から比べたら量も減ったし、今年飲んだのヤクルト2本分くらいなもんだよん。」

 

これだけ頑張ってしゃべったのに、あっさり。

 

お前は精進料理かよ。

あーあ。

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そして本番

行きますよ。

行けばいいんでしょ。

楽勝だよバリウムなんざ。

 

泣きたいね。
日本中探したらバリウム検査がいやで会社辞めた人5、6人はいると思う。
いや、真面目に。

 

宝くじあたったらそっこー辞めてやるぞ。

せめて来年まで頼むよーって言われても肌寒さが際立ってきた今日この頃に辞めてやるぞ。

それまではじゃぱんのさらりーまん、我慢が必要だ。

 

 

よっし、いざレントゲン車へ、って入ったら僕ひとりじゃん。

 

「はいこれ炭酸、飲んで。飲んだらあそこに立って」
おーいきなりかい。

焦らず世間話の一つでもしようよ。

しっかし若いねレントゲン技師さん。

少なくとも5歳以上年下だろ。

めっちゃタメ口ですね。

 

別にいいんだけどさ、ちょっとさ、ねえ。

ちくしょう、これはもう戦いだ。
合戦だ。
炭酸を一気に飲んでやりましたよ。

 

おっし!っとひとつ気合いを入れ歩み出る僕。

 

勇ましくレントゲン台の前に立ち、さぁくぉぉぉーい!

 

「はーいんじゃ最初に一口飲んで、それから一気に飲み干して」

 

おいおい、冗談はよしてくれよ。

今年は量も減ってヤクルト2本分って聞いてたんだよ。

 

 

 

どうみてもマックシェイクのMくらいあるよね。

こんなん一気に飲めるわけないじゃん。

これは笑うところかい。だったら笑ってあげるよ。あはは~ってなもんで。

 

 

「これ全部飲むんすか?」

「うん飲んで」

「結構多いっすねぇ?」

「ちょっとまたすぐ人くるから早く飲んでよ」

 

どえすだね君は。

嫌いじゃないよ。

飲みますよ。もう飲んでやりますよ。

ごくっと一口。

 

 

終わってるよね。

怒りを通り越して力が抜けるわ。

まずいとかっていうレベルじゃないじゃん。

飲んだらだめなもんなんだって。

身体が拒否してんだもん。

 

 

危険だ危険だ吐き出せよってさ。

 

 

「ちょっと一気に飲んで!!」

ほんとに偉そうだねこの技師さんは。

ヤンキーがタバコを携帯灰皿に捨てるっていう当り前のことをしただけでとても良い人に見える理論からいえば、君が一つ優しいことをしたらコロッと落ちちゃう女がいるかも。

お得だね。

 

 

ごくごく。
あーきぼちわりー。

 

「あーなにやってんの!一気に!」

まぁまぁ。

 

ごく。

液体なのに粉飲んでるみたいすね。

喉に張り付きますね。

とことん張り付いてきますね。

 

「ちょっと早く!」

まぁまぁ。

「もういいよ全く!」

こっちはとっくにもういいよ。

まだ四分の一くらい残ってだけど、もういいって言われたのでコップをもう一人の技師に渡すと、ぶいーんって検査台が動き、僕は言われるがままぐるぐる回転します。

 

胃にバリウムを満遍なく塗りたくるんだね。

 

 

とことん原始的じゃないすかこの検査って。

本気で5万寄付するから新検査開発していただきたい。

 

胃カメラ程の精度はなくても、バリウムと同等で苦しくないやつをさ。

 

おーっと、頭を下に持ってこないでよ。

マジで吐きますよこのヤロー。

 

我社の左のヴィジュアル担当が吐いちゃったらまずいでしょ。

鳥も両翼あるから飛べるわけで。

空気を読んじゃってください。

 

ほんとに止めていただきたいけど、苦しすぎて喋ることすらできないでやんすよ。

目をつぶって鼻からスースー呼吸して、早くこのプレイが終了することを祈るのみ…。

気づけば僕はレントゲン車の外にいました。

 

空気が澄んでいて山がとてもきれに見えました。

明日も晴れたらいいな。

 

バリウムに代わる検査はないのか!?

調べましたよ。

ワタクシ必死に調べましたよ。

調べたらこんなんがありました。

ワタクシが大注目しているHMTさんとも資本業務提携しているエムスリーグループのG-TACさんが大変面白く、魅力的な検査をやってるんですよねー。

9割の感度で消化器がんを判別!

G-TACがん検査は、平成27年度 神奈川県未病市場創出促進事業にも採択されたり、同じく平成27年度の経済産業大臣賞を受賞した検査とのこと。

ゲノム解析技術を活用した検査で、ゲノム解析技術を活用し、「早期かつ、手軽で高感度」でリスクを判定してくれます。

胃がんも含めた消化器がんの検査をしてくれる優れもの。

その判定率が9割ってんだからスゴイっすね!

 

検査方法も血液をちょっぴり採取するだけ。

めっちゃ簡単。

まさにバリウムが苦手な人向けの検査方法と言えます。

 

まさしくワタクシ向けの検査方法と言えるじゃないでか!!

 

 

 

ただ、やっぱり値段が高いよなぁ……。

78,000万かぁ……。

ワタクシみたいな貧乏人はちょっと手軽に手を出しづらいですね。

 

健康はお金には代えられないので、HMTが爆発したら一度受けてみたいと思います。

こんな簡単で、精度の高い検査方法がこれからどんどん出てきてほしいですね、

本当に。

HMTさんはもちろん、G-TACさんにも頑張ってほしいと思います!

ワタクシとは違いお金持ちのキミたちは受診を検討してみては?

いくら株が上がったところで、健康を害しちゃったらなんの意味もないからなー!

 

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