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デルタフライの「DFP-17729」に関連する論文が発表されたぞ!

いつもお世話になっております!

バイオ株が大変なことになっているぞー!!

ぼくの資産も毎日毀損しているぞー!!

 

 

今日はですね。

コロナなんて素知らぬ顔で、300円台をキープしていたスーパーディフェンシブ銘柄のメドレックスさんまで、276円に叩き落されました。

 

アジアの壁が井原だとすると、メドレックスは日本バイオの壁だったわけだから。

そんなメドレックスさんが破られてしまうなんて……。

 

 

本日引け後にはストックオプションも発行。

別に良いんだけど、この空気の読めなさが素敵ですね。

底が知れんぞ。

 

でも焦っても仕方がない。

なんかここまで含み損が膨らむとかえって腹がすわってしまうぼく。

なるようになるさ。

 

ってことで、メドレックスは置いておいて。

たんたんと上場来安値を更新中で、株主全員含み損状態のデルタフライファーマさんが開発中の17729の関連情報を紹介します。

 

目次

「膵癌へのアルカリ化療法の効果についての後ろ向き研究」の結果が公開!

こちらの研究は、デルタフライの技術顧問である浜口玲央先生が行った研究です。

 

はい、こちらになりまーす。

>>>Effects of Alkalization Therapy on Chemotherapy Outcomes in Metastatic or Recurrent Pancreatic Cancer

 

進行すい臓がんに対するアルカリ化療法についての研究結果。

デルタフライの尿アルカリ化剤「17729」にモロ関連した研究なので、さっそくチェックしないとね。

出典:2019年11月個人投資家向け説明会『ブリッジサロン』配布資料

 

そもそも、この研究やデルタフライの17729は、がん組織内をアルカリ化してやれば、「おとなしくなる」のでは?という仮説に基づいたものです。

 

 

ド素人からするとぶっちゃけですね。

 

 

うさんくささ満載感!!!!

 

 

……もあるわけですが、本当に重曹とかクエン酸とかでできているアルカリ剤を、がん治療に応用できるのであれば、副作用もないだろうし、安価だろうしってことで、みんなにとって良いお話なわけ。

 

 

社長も説明会で「みなさん驚かれるんですけどお」と言いながら、期待を寄せているパイプライン。

今回公開された結果を下記にまとめました。

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【転移・術後再発膵癌の化学療法に対するアルカリ化療法の効果についての後ろ向き研究の概要】

今回の臨床研究は、転移・術後再発膵臓患者さんに、アルカリ化療法(アルカリ化食及び補助的に重層を服用)を行い、生存期間が伸びるかどうかを調べたもの。

当初50人の方が治療に参加されましたが、途中で「野菜や果物などを多く取って、肉や乳製品を減らすアルカリ化食」が嫌だよって言った患者さんや、3回未満しか受診されたなかった患者さん22人は対象から除外されました。

残った28名の患者さんの内、19名はステージⅣのすい臓がん、9名は再発の患者さん。

 

非常に予後が悪いがんとして知られているすい臓がんの中でも、特に状態の良くない患者さんに投与されています。

 

この中で、20名は補助的に重曹を摂取。

 

結果、アルカリ化療法を行った患者さんは有意に尿pHが高まりました。

つまりアルカリ性に傾いたということ。

まあここまではお食事も変えて、重曹も採ってるんで、そうだよねって話。

 

 

 

含み損野郎どもが気になるのは、実際にアルカリ化が進むと、OS(全生存期間)が伸びたかどうかだ!!!

ですよねー。ぼくも気になるぞ。

 

 

 

本研究では尿pHが7.0より高いか低いかで、生存期間がどれくらい異なったかが記載されています。

はあドキドキ。

 

 

結果は、

7.0より高いほうがOSが伸びてましたー。

おめでとう。

 

7.0より高い群の患者さんのアルカリ化療法の開始からの全生存期間の中央値が16.1ヶ月だったのに対し、7.0より低い患者さんは4.7ヶ月。P値も0.05未満。

 

 

アルカリ化療法によって、有意に長生きできたよという結果になりましたとさ。

すごい有望な結果じゃん。

 

 

 

もちろん、これは後ろ向き研究(過去のデータとの比較)で、対象となった患者さんも、デルタフライの医学専門家である和田洋巳先生の医院一ヶ所で診た患者さんのみ。

今後は、過去データじゃなくてプラセボとの比較試験をしたり、人数を増やしたり、施設数を増やしたり、アルカリ化療法の開始時期を揃えたり……といったより精度の高い試験が必要となります。

 

DFP-17729の臨床試験は来年度前半に開始か?

この療法化を実現すべく、まさにその精度の高い試験!!

つまりは17729の臨床試験開始が待たれます!

【追記:2020年11月より症例登録が開始されました!!】

 

17729は重曹やクエン酸。

安全性には問題ないため、デルタフライは1~3相までの一気通貫臨床試験を計画中。

 

さらに国内製薬企業と提携協議を進めており、交渉は後期段階に入っているとのこと。

順調に行けば、今期中か来期の頭には契約締結の発表があると思っているんですが……。

 

その前に今回の論文についてもIRがあるかもしれません(以前も和田先生と浜口先生の著作について紹介してたので)。

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今後の株価は?

株価的にどうなるかは提携が実現するかと、その契約条件次第。

なので何とも言えませんが、ワンチャン液体のりDSS的な話題性はあっても良いんじゃないかと思うんですが。

 

デルタフライは現在6本のパイプラインを走らせています。

株価はだいぶん下がっていますので、自力治験には資金調達は必須。

現在、4本のパイプラインについて提携交渉中としていますので、これらが実現しつつ、かつ最大パイプラインであるAML治療薬10917の進捗次第では、大化けの可能性もある銘柄だと期待しています。

 

……もちろん、バイオベンチャーのことなので、「提携もなんもなく増資突入ストーリー」も十分あり得る話なのでご注意を。

【2020年11月に増資が発表されました!!】

*特定の銘柄の売りも買いも推奨するものではありません。記載内容は100%事実とも限りません。投資は自己責任・自己判断でお願いします。

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