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悲願の欧州契約なるか?傷だらけの3Dマトホルダー勝負の一週間!

いつもお世話になっております!

バイオ界のオオカミ少年野郎、3Dマトリックス。

一時は時価総額1,800億円という高い評価を受けながら、伝説の売上100億予想から5,100万円への99%下方修正をはじめとして株主の期待を裏切り続けてきた3Dマトリックス。

 

株価は相変わらず上場来高値から比べて逆テンバーガー近辺をうろちょろしていますが、ついに逆転のときがくるのでしょうか。

 

そう。

間近に迫っていると言われる最大のカタルシス、大手医療機器メーカーへの止血材の欧州販売ライセンス契約。

マトちゃんが想定する一時金の金額は20億円。

締結を目指す今期終了まであと5営業日。

来なければ毎度毎度の下方修正決定。

まさにホルダーにとっての天国か地獄の分かれ目となる最後の一週間が始まるぞ!!

 

目次

ぼくの脳裏に浮かぶあの日のこと。

思えば2016年の2月だよ。

あの年は第3四半期までの欧州契約締結を予定していたよね。

前の年から契約は「最終段階」だと期待を煽ってさ。

さらにお抱えフィスコレポートも1月に出て、サラーっと「第3四半期(1月)中の契約を想定している」って出たもんだ。

 

あのときもみんな期待してたんだよなあ。

もう今月のことなんだから、「契約の可能性は高いんだろう!」って期待してる人がたくさんいた。

もちろんぼくも期待していた。イチローの2004年くらい期待していた。

 

結果は、昔ながらの中華そば並のアッサリと、

 

 

「いやー株主、かたじけない。」

 

 

「ごめんめん。締結できんだわ。ついでに止血材も全然売れてないよ下方修正」を発表。

 

5日後には社長も辞めちゃった。

マトちゃんはイチローではなかったわけだ。

 

あれから今までずーーーーっとレンジで載せ続けてきた欧州契約ですが、毎年締結できず。

ついでに止血材も毎年売れず。

もう諦めかけていましたが、今年の6月の岡ちゃん(社長)は気合だけはすごかったんだ。

 

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2019/04/18.png” name=”(岡ちゃん)” type=”l line”]「やはり大手の医療機器の会社さんと組みたいというのは悲願。これはもう最大の努力をして何とか今期にやりたいと思っております。力のあるメーカーさんが付いてくださることによって、はじめてグロースの確度がかなり高まる!」[/voice]

さらに、

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2019/04/18.png” name=”(岡ちゃん)” type=”l line”]「彼らがやるって決めたら、200億や300億になるからやるんであって、10億とか40億なんて数字は大したことない。通過点にしか過ぎない。早くそういう状況に持ち込みたいというのが、我々経営陣の意思であります」[/voice]

 

なんなの、このお前ら寿司と焼肉だったらどっちがいいんだよ?的な煽りは。

 

ぼくなんて基本すぐに洗脳されちゃうからね。

 

まあとにかくですね。

会社にとってもホルダーにとっても悲願の欧州契約。

 

今期もダメなら、ぼくも大好きなじゃがりこを半年断とうと思います。

じゃがりこを断つということは、生の楽しみの大部分を奪われるのと同義

岡田ちゃん、責任感を持って交渉締結を実現してくれ!!

ぼくのじゃがりこが掛かっているんだぞ!

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SBI&フィスコは今期中の締結を予想!

今期もファイナンスが発表された時点で欧州契約はないものと諦めてたんですが……。

SBIさんに続き、お抱えのフィスコレポートさんも今期中の締結を予想。

18日にレポートを出して、「2019 年 4 月期末までに契約締結できる見通し」って来たもんだ。

2019年4月18日 フィスコレポート

「計画している」とか、「することを見込んでいる」とかじゃなくて、「できる見通し」ですよ。

 

これで来なけりゃ、キミたちほんとに鬼だよ。

これだけ期待煽って、しれっと翌週に「締結できませんでした下方修正」を発表するんなら本当に鬼だよ。

10連休、ホルダーはずっとこんな顔して過ごすことが決定。

 

会社もろともに「あと数日間の出来事も読み通せないのか、辞めちまえ!」

なんて怒りすら湧かず、呆然とした10連休を過ごすことでしょう。

前の社長みたいに、岡ちゃんにまで「うん、辞めるわ」って言われたら困るしね。

 

とにかく中の雰囲気はもちろん分からないけど、かつてない最終局面感はビンビンと伝わってくるぞ。

ちなみにフィスコさんは。去年の3Q決算レポートでは「今期中の可能性は低い」って書いてたんだよ。

一方、今年は「締結見通し」。

だからさあ何らかの契約自体は来ると思うんだけどなあ……。来なかったらほんと恐ろしいけど。

 

3社とLOIを結んで交渉中!

フィスコさんによると、3社とLOIを結んで細部の条件交渉を行っているとのこと。

LOIとは基本合意書のこと。

ぼくがグーグルさんに訊いたところによると、LOIって一般的には期限を持たせるんでしょ。

ほんとグーグルさんは何でも知ってるなあ。

 

だから少なくともこのうちの1社とは今月中に期限を切っていて、ハンコを押す段取り何だと信じたい。

おそらくまずは対象領域を内視鏡として、ペンタックスさんと契約する可能性が高いでしょう。

先月発表された増資の資料でも、「来期はペンタックスを中心に供給増を見込む」としています。

3DマトリックスIR資料

 

ペンタックスには、消化器内視鏡領域に絞って独占権を付与するんだろうと(逆にないとは思いますが、目先の一時金欲しさに全領域での権利をペンタックスに付与したら終わりかと)。

なおヨーロッパの市場規模1,000億のうち、内視鏡領域は10億円(プラス後出血予防材市場80億~300億が対象)と限定的。

出典:3Dマトリックス 決算説明会資料2016年4月期決算説明会資料

 

会社が見込んでいる一時金20億円は、全領域を対象とした場合の積算と思われますので、フィスコの指摘する通り一時金の額自体は大きなものにはならないはず(20億円取れるなら、増資の必要もなかった)。

ただし3社とLOIを結んでいるとのことであり、かつ残りの2社については、過去のフィスコレポートの記載からグローバル企業の模様。

これまで販路の弱さからなのかなんなのか(上市当初はかなりアプローチを掛けていた)、内視鏡よりも圧倒的に市場規模が大きいにも関わらずちっとも売れていない一般外科や心臓血管外科などで、誰もが知ってる大手企業との独占契約が来ればインパクトは大です。

例えて言うなら、ハルウララが一勝するくらい。いやマジで。

ただ今期中にそこまでは期待しない。

 

可能性としてはまず実績のある内視鏡領域でペンタックスと契約。

その他の対象領域については、残りの2社と2020年4月期以降の締結を目指して、交渉継続。

こんな流れになるのかなあと予想していますがさてさて。

 

IRさんにも一応確認しておきました。

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]フィスコレポートに、欧州の止血材ライセンス契約は今期中に締結見通しとの記載がありましたが、これは事実ですか?[/voice]

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/06/face14.gif” name=”(IRさん)” type=”r”]2019年4月期中に、ということで予定しております[/voice]

頼むでほんとに。

 

なお、FDAから承認されたばかりの癒着防止材のライセンス契約についても、すでに2社と協議を進めているとのことで、パートナー候補が米国企業なら、こちらものほうの交渉も進んでいくことが期待されます。

特に会社は今期中に実施するとしていた次世代止血材の治験を遅らせ、アメリカでのpurastatの治験開始を優先する方針に切り替えてきた様子。

この方針転換も、契約の進捗や癒着防止材の承認と関係がありそうな気がしています。

ペンタックス以外の止血材提携候補先2社と、癒着防止材の交渉中の2社ってたぶんこれ一緒でしょ?

 

まあとりあえず内視鏡で決めてくれれば良いよ。今期中の契約が実現すれば、来期以降に止血材&後出血予防材のクロスセルが本格化(どこまで売れるのかはまだ半信半疑だけど)。

来期早々には日本での治験終了と、承認承認申請のこれまた大きな材料が控えています。

株価は半端ないジェットコースターで、すぐに船酔いするぼくには厳しい毎日ですが、欧州契約は数年越しの悲願。

ハードルを超えちゃってください。

 

祈祷します。

色々考えましたが、最大カタルシスを前に、ここでリスクを負わなければマト中とは言えない!とベットした。

 

 

 

そして買った瞬間に後悔した。

 

だって3Dマトリックスだぞ。

おんなじグラフの中計を毎年毎年発表してる3Dマトリックスだぞ。

言っちゃえば「予定」は「妄想」みたいなところがあるマトちゃんだぞ。

はい、一応これも出しときますから。

これおんなじもんちゃいますからね。

早ければ契約金により○○年に黒字化へって毎年書いてるもんですからね。

 

今回も、99%下方修正以来の大きなヽ(・ω・)/ズコーが来ることも覚悟しつつ、今期最終週のマトちゃんの行方を見守りたいと思います。

祈祷。

*あくまでも個人の見解です。特定の記事の買いも売りも推奨するものではありません。株式投資は自己責任でお願いします。

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • yukiyukiさん、こんにちは。
    欧州のライセンス締結は、今まさに「祈祷」のタイミングですね。
    私はてっきり欧州全域でのPurastat(CEマーク取得領域)の独占販売権を売るものとばかり思っていましたが、「内視鏡領域」に限って売るという手法もあるんですね。
    それならPENTAXで決まって、一時金もせいぜい5~10億円という感じで納得です。
    今週中のIRがダメでも、来週月(4/29)、火曜(4/30)の可能性もあるんでしょうか?

    yukiyukiさんは、このタイミングで3DMにベットされたんですね。素晴らしい!
    私も、残り500株(NISA)の売り時を狙っています!

    • もぐらさん、いつもありがとうございます!
      まさに祈祷するしかありません…。
      内視鏡だけなら5億入れば万々歳だと思っています!
      2億くらいでも納得するので早く決めて欲しいですね。
      ぼくは来るなら今週かと思ってるんですがどうなりますか…。

      とりあえず祈祷です!

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