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-4586-メドレックスが国内最強メガファーマの武田薬品に技術導出したぞ!

いつもお世話になっております!

ぼくがナンピン地獄に陥っていたメドレックスさんですが、ここに来てスーパーウルトラサプライズ材料を出してきました。

武田薬品との技術ライセンス契約締結の発表!

今日はメドレックスと夏バテのせいでこんにゃくゼリーばかり食べているぼくが、得意技の手のひら返しを炸裂させたいと思います。

 

目次

メドレックスと武田薬品が経皮吸収技術のライセンス契約締結!

目を疑ったぞ。

全く予期していなかった特大ニュースです。

オキシコドンテープの導出かチザニジンテープの3相開始にしか注目してなかったら、武田に技術導出ですよ。

メドレックスが持っている「皮膚にお薬をグイーンと浸透させちゃうぞ技術」であるILTSとNSTCを武田薬品が使わせてよ、って三顧の礼で言ってきたんですよ!!

 

 

 

お前は諸葛孔明か!

家もド田舎だし!(香川をバカにしてるわけじゃないよ。ぼくうどんが大好きだから)

 

 

 

 

あ、ごめん。

三顧の礼かどうかは分かんない。

メドレックスが買ってよ買ってよ営業かけたのかもしんないね。

 

 

 

ってそんなことはどっちでも良いんですよ。

 

武田がメドレックスの技術を評価して、お金を出して買ったっていう事実が大事だもんね。

 

 

とにかく。

 

・武田薬品は「或る重点疾患領域」におけるパイプラインを、メドレックスの技術を使って全世界で貼り薬にして、販売していくぞー!

・メドレックスはそれをサポートするぞー!

・だから開発段階に応じて、お金をちょうだいねー!

・実際に売りだせたら、売上の○○%ももらうからねー!

 

ってこんな感じの契約を締結したわけです。

 

契約金などなどの総額は明らかにされていませんが、国内では2月に第一三共とNSTCを活用した貼り薬の共同開発を発表したばかり。

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日本を代表するメガファーマ2社に、メドレックスの基盤技術が評価されたことになります。

 

2017年には、メドレックスが開発を進めてきたチザニジンテープの導出にも成功しています。

ここに来てメドレックスの技術がアチコチで超注目されてきているぞ!!

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武田薬品との契約内容は?

さっきも書きましたが、契約金額は非開示です。

なので収益的にどの程度のインパクトがあるかは分かりません。

 

ただし、第一三共との共同開発発表のときは「NSTCを用いた開発候補品について一緒に共同開発していくよ。製品上市後までを含めた役割分担および経済条件についても決めてあるよ」っていう内容だったのが、今回は「ILTS及びNCTSを用いて、新たな経皮吸収製剤を創製することを目指すよ」との記載。

 

この明らかな幅広感!

おそらくパイプラインは特定のものに限られている訳ではなさそうです。

 

あと、第一三共は共同開発ですが、今回の武田薬品は「技術移転等において臨床開発をサポートする」ってことなんで、基本的には開発もその後の販売も武田薬品が進めていくのでしょう。

メドレックスにとっては「ノーリスクチャリンチャリン」契約かと想像します。

*もちろん、そのかわり成功したときのリターンは、第一三共との契約方式のほうが高い可能性はあります。

 

なお、この契約については今期の業績予想に「織り込み済み」と記載されています。

ほんとは上方修正が同時にされたら最高だったんですが、それはなかった。

んじゃあ、契約一時金は発生しないのかという点が気になります。

 

下記は、天才投資家motiyamotiyaさんのツイートです。

 

 

勉強になるなあ。

やはり複数パイプラインの可能性はあると。

あと織り込み済みについては「一時金がない」ことを意味しないそうな。

 

 

ってことは素直に考えると、今期の業績予想である売上7億の中に、武田との契約一時金が含まれているということになります。

 

ただ正直なところ、それってあんまり嬉しくないなあ……とぼくは思いました。

 

7億の多くは、シプラの3相開始マイルが多くを占めていることは、容易に想像できます。

まぁあとは2月の第一三共との契約一時金も含まれているかもしれません。

 

いずれにしても7億という予想値は固定なので、仮にこの中に武田との契約一時金も含まれているとしたら、一時金の金額としてはそれほどインパクトのあるものではないと思ったからです(あくまでも一時金の金額としては、です)。

 

ところが。

日経新聞によると、IRは「業績に影響が出るのは来期以降の見込み」と答えたそうな。

 

ふーむ。なるほど。

ってことは、motiyaさんと日経の情報から考えると、

 

「一時金は発生するけど、売上の計上は来期になる」

 

が、正解かもしれません。

 

 

というのも、メドレックスは売上の計上時期については「契約締結時じゃなくて、入金ベース(に近い)でたてている」節があるから。

チザニジンテープのシプラへの導出のときもそうでしたね。

 

導出が発表されたのが、2017年の2月で、一時金の入金があったのが2017年の12月。

そして売上を計上したのは2017年の4Q(2017年10月~12月)でした。

 

 

結論としては、今回の武田との契約については、ひとまず来期の業績予想に大注目!ってことですね。

(個人的には、今期予想に含まれてなくて、来期に計上されるっていうことなら超嬉しいです)

 

まとめ

・メドレックスの技術力はもはや疑う余地なし!

・武田の開発候補品は複数(たぶんね)

・武田との契約一時金はあって、その計上は来期?

 

こんな感じ。

武田さんとの契約については、金額も非開示なだけに思惑が広がりまくって、株価もふっ飛ぶ可能性もあると思います。

 

ただ去年のラクオリアさんのaskatの件もあります。

思惑で上がった株価はそれこそ期待を下回ったときは萎むのも早いので難しいところ。

 

とはいっても、メドレックスの場合はまだ時価総額100億もないですからね……。

株価が下がりすぎてた分、適正水準に戻るってだけなような気もします。

 

いやあ……それにしてもメドレックスすげえなあ。

「ノーリスクチャリンチャリン」方式で武田に技術を買ってもらってんだよ。

 

ペプチドリームじゃん。

 

一昨年の中間決算動画で松村社長親子が「複数社と秘密保持契約を結んで、複数品の開発を進めている。自社開発品についてはアメリカ市場で開発を進めていくが、他社とやっているものについては日本市場を目指して日本企業とやっているものもあれば、グローバルカンパニーとやっているものもある」旨の発言をしています。

 

 

これさ、具体化については、まーーーーーーったく信じてなかったんだけど、どんどん表に出てきました。

みくびってたよ。

 

現在、メドレックスはマイクロニードル工場建設に向けてMSワラント中。

素直なぼくはこれについても「ほぼほぼ協業先は決まっている」との思いを強くしました。

 

今回の材料+αでサッサと行使してもらって、工場建設が進めばマイクロニードルの協業先でもメガファーマの名前が出てくる気がするんですがどうなりますか。

とりあえず明後日の決算説明会ですね。

ここで良い話が出てくることを期待しています!

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • メドレックスの技術の評価の確かさにびっくりしし、その後の株式市場の評価の低さに二度びっくり
    バイオはそーせい中心の私も買いました
    さっそく含み損ですが時価総額考えるとどう考えてもこのままのわけないと思いますしね

    いつもブログ楽しみに読ませていただいております
    ほんと勉強になります

    • けんさん、いつもありがとうございます!
      あのそーせいですら時価総額1000億ちょいですもんねー。
      バイオ自体が軟調ですが、秋にかけて盛り上がって欲しいです!

      メドレックスは機関の空売りが半端ないですね…全戻しもあるかもしれません。
      何とか会社としては材料をこねくり出してでも増資を成功させれば、MNの提携先も出てくるでしょうし、大化け要素はあると思っています。
      個人的にはチザニジンの3相さえ無事に開始されれば、安心感が飛躍的に高まるのでこれが早く来てほしいんですが…

      今後ともよろしくお願いいたします!!

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