こんにちは。
いつもお世話になっております。
どうもワタクシです。
今日は仕事で200人くらい参加者がいる大きな会議があったんですが、思いっきりミスっちゃいましたよ。
配布資料が修正前のものになっていた……。上司の冷たい視線と、聴衆者の呆れた表情が忘れられない。
そんな中、ワタクシの希望といえば3Dマトリックスさんくらいしかないわけで。
遅ればせながら直近の決算説明会の動画がUPされたので見てみましたよ。
ってか本当に遅いよなぁ……。せめて年が明ける前に出してほしかったです。
ただでさえ機関投資家と個人投資家は与えられる情報にタイムラグがあるのに……。
purastatの販売代理店が急増中!
さて、気持ちを切り替えて動画を見てみました。
今日は岡田社長の買い煽りに思いっきり乗っかることにするぞ!
まずは販売代理店の数が急増中です。
前期末と比較して現時点で2倍の19社。今期末までは30社まで拡大することが見込まれています。
しかもしかも、ただ単に数が増えているというわけじゃあない。
purastatの取り扱いについては、向こうからの発信が多く、3Dマトリックスさん側としてはこのオファーを選別しているということです。
ここが一番うれしい情報でした。
岡田社長が言うように「風向きが変わってきている」と思います。
去年まで代理店の獲得に苦労して、「なんとかpurastatを扱ってくださいよー」って状況だったのが、代理店のほうから取り扱わせてくれとお願いされる状況に。
各国で取り合いなんですってよ。3Dの止血材がさ。
1年で間違いなく欧州でpurastatの認知度、そして評価は高まってきていると感じています。
3D側から営業する場合でも、代理店はすでに3Dマトリックスやpurastatのことを知っているということがこの証左でしょう。
ただ、やはりワタクシが以前言っていたようにドイツはNicolai社代理店契約でした。
【関連記事】3DマトリックスがドイツのNicolai社と止血材「PuraStat」の販売契約を締結したぞ!
一部ネット上などでも、ドイツのNicolai社は単なる代理店ではなくディストリビューターであるという意見も見られましたが、岡田社長の口からはハッキリと力のある「代理店」という言葉が出てきています。
普通に考えてそうですよね。
契約一時金が発生するようなディストリビューター契約なら絶対IRに書くはずだもん。
もっとも、精査して契約を結んだ力のある代理店であることは間違いなさそうですので、今後の販路拡大は期待できます。
3D側としてNicolai社には大いに期待しているようで、年明けからの売上が急増する計画はこのNicolai社による本格販売開始の影響を根拠としています。
purastatにある創傷治癒効果のデータが発表! 製品ポテンシャルはさらに高まる!
purastatは術後においても使用部位に長く留まり、傷跡を被膜することによって創傷治癒が促進されたというデータが発表されました。
実験したのはイギリスのセントマークス病院の内視鏡医の権威であるサンダース教授。
豚を対象にした実験ながら、なんと術後6日後にも創傷面にpurastatがべったりと貼りついている結果が出たのです。
長時間が被膜されることで湿潤状態が維持され、細胞の増殖が促されて創傷治癒のスピードも高まるってことですね。
これはすごいっす。
purastatは止血効果だけでいえば、他の製品と比べて高いとは言えません。
遜色のないレベル、という程度です。
したがってpurastatの販売が拡大していくためには、止血効果以外の副次的効果をどんどん打ち出していく必要があると考えています。
使用の簡便性だとか、操作性だとか、内視鏡で使用できるとか……。
今回の実験もまさにその一つ。
代理店を増やし⇒新規に使用してもらう意思を増やし、その医師がpurastatを試用し⇒そこから得られた情報を他の代理店にフィードバックする。
代理店にとっては今回のデータも販促ツールの一つになりますし、代理店からアプローチを受けた医療機関もpuastatに興味を持ち、新たなデータ取得に務めてもらう……
こんなサイクルを回っていけば、会社としては費用対効果の高い販促を打ち出していけそうです。
社長は「時間はかかったが……」という言い方をしていましたが、限られた人員でしかも対象地域が広い中で、1年でよくここまで来たなぁって気がしています。
今日は良いことしか書かないからな!
マッケの本気はここからだ!
これまで売上が大苦戦しているアジア。
このアジアの大部分を占めるのがオーストラリアです。
Maquetというビッグパートナーがいながら、purastatが全然売れていないという事実には大いに失望をさせれらておりました。
ただ、会社の言い分としては上半期に販売が不振だったのは、Maquetが上期にpurastatの主要マーケットである心臓外科領域や内視鏡領域へのアプローチをほとんどしなかったということ。
んじゃあなにをしてたんだって話ですが、実はなんと何故か耳鼻咽喉科領域に営業をかけちゃってました。笑
ズッコケましたが、結果としてはオーライだと思います。
というのも、売上自体はまだまだ小さいですが、耳鼻咽喉科領域でのpurastatの使い勝手の良さが明らかになったのです。
現在、同領域の手術の止血は糊で行われています。
でも糊を詰められることを想像してみてください。
鼻は詰まって異物感はあるし、高い割合で癒着も発生します。
ところがpurastatを使うと、これまでのところ癒着や残留物が確認されていないとのでございます。
現在、癒着を防止するスタンダードな素材はないって話ですので、このまま着実に同領域での自己組織化ペプチドの有用性が実証されたなら……。
もしかしたら耳鼻咽喉科用の新パイプライン「癒着防止材」の開発を行うこともあり得ると思います。
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中国からは複数の販売提携オファーがあり!
中国からは複数社から提携オファーがあり、交渉を進めているということ。
3D側から交渉に出向いたのではなく、向こうの方から提携オファーがあったってのが心強い。
昨期の時点では足元を見られている感じがプンプンしていた欧州でのパートナー契約の状況とは、明らかに違う印象を受けました。
ぜひとも今期中の契約実現を見せてほしいですね。
そして一時金の金額。
結局のところ、今のところ3Dは市場から信頼を失っている状況ですので、これを回復するには製品の販売売上と一時金の金額で「実績」を上げるしかないと思うんです。
会社計画通りの6億での締結ができるならば、企業価値は激変するでしょう。
少なくとも今の株価は安すぎなのは間違いない。
・日本での治験計画届の提出
・後出血予防材の承認取得
・韓国での承認取得
……
今期中に出てくるであろう材料はいくつかありますが、個人的に一番の期待しているのが中国でのパートナー契約の実現です。
そして一時金の額がいくらになるか。
6億まではいかなくても、4億くらいあればなぁ……。
1億とか2億とかいう程度では、投資家の信頼を回復させるまでには至らないと思いますので、3D側の交渉力に期待したいですね。
【追記】中国契約が実現しました!
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【さらに追記】しかし決算は……!!
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まとめ
・販売代理店が急増! しかも向こうからのオファー!
・医療機関側のpurastatへの認知度が向上し、データ取得の動きも
・耳鼻咽喉科領域での使用拡大にも期待!
・中国での販売提携交渉も順調に進捗!
一番うれしかったのは岡田社長が自信満々な感じだったこと。
高村社長は上場当初に行われた説明会から比べ、退任前になると明らかに表情にも精気がなくなってきて、声にも覇気がありませんでした。
心配になるくらい。
今回の岡田社長のプレゼンからはpurastatへの強い自信が見えましたので、安心しました。
時差ボケ(笑)であそこまでできれば最高ですよ。
ヘプタレス買収時のそーせいの田村社長もすごかったなぁ。
あれを見てそーせいさんを買い増したことを思い出しました。
でも、それにしてもマッケ経由、耳鼻咽喉科からの引き合いはムネアツでした。
可能性が広がるなぁ。
下期にはこれに加えて、心臓・内視鏡などの領域での拡販にも期待したいですね。
とにもかくにも売上の「実績」です。
早く安心させてほしいです。
投資は自己責任で!
それでは今日も最後までお読みいただきいただきありがとうございました_(._.)_
【関連記事】スリーディーマトリックスの止血材の有効性について調べたぞ!
はじめまして
私も3DMホルダーです。中国パートナー契約などの進展も期待できます。
最近、3DMと国立がんセンターとの共同開発についてIRがありませんが、これも材料として期待できると思います。