割安株を探す目安は?やっぱりお金持ちの会社が安心なのだ!

こんにちは。

いつもお世話になっております。

どうもワタクシです。

 

さてさて今日も割安株の目安を自分のために整理しておくぞ!

バイオばっかりに投資しちゃうとドキドキが続いちゃうので、最近はなんだか安心もほしい感じで。

「んじゃあ一番の安心ってなんなのさ!?」って考えたときに身もふたもない言い方になっちゃいますが、それはやっぱり現金ですよね……ってなわけで。

今日はこの現金に注目した割安株発掘法を考えてみるぞ!

内部留保=現金は誤解!?

会社の安全性をはかる指標として最もメジャーなのは自己資本比率でしょうか。診断士の二次試験の財務でも、この自己資本比率を出して経営の安全性を求めるのは鉄板でした(過去問の1問目は収益性、効率性、安全性がセオリー!ああ懐かしい……)。

この自己資本比率が高い会社っていうのは、ザックリいうと利益の蓄積である内部留保が大きい会社です。

よく大企業は自分たちばっかり内部留保をため込んでやがってけしからん!

デフレ脱却のために賃金UPや設備投資に使えー!っていう意見が聞かれたりしますね。

 

だけど簿記を勉強した人にとったら常識ですが、内部留保=現金ではありません

結構、これ誤解している人が多いようです。

さっきも言ったように内部留保はこれまでの利益の蓄積です。この利益の蓄積というのはあくまでも数字上の話。例えば3年前に開設した以下の会社について考えてみます。

 

1年目の利益が10万円。

2年目の利益が20万円。

3年目の利益が100万円。

 

この会社の内部留保は130万円になります。

めちゃくちゃ簡単です。

だけどこの130万円ってずっとそのまま現金として残ってるわけじゃないですよね。会社は儲けたお金で新しい機械を買うこともあるし、新店舗を出すために建物を買うこともあります。

というわけで内部留保と会社が持っている現金とは一致しないのが当たり前。というか通常内部留保よりも現金(口述しますがネットキャッシュ)の金額は少ないのが当たり前。だから「内部留保を吐き出せー!」って言われても吐き出しようがないというのが本当の話なのです。

 

なので真の安全性を図るには手持ち現金の金額を見るのが一番!

黒字倒産っていう言葉があります。

詳しい解説はやめておきますが、売上はモノを販売した時点で計上されます。いわゆるツケで販売しても売上、そして利益として計算されます。なので利益は上がっていてもお金は足りないという状況も発生しうるわけです。

さっきの内部留保もそうです。内部留保がたんまりだったとしてもお金がなくて倒産しちゃう会社もあります。

もちろん、利益が上がっている会社はそれだけ「お金」を持っている会社も多いので、自己資本比率で安全性を見るのは間違ってはないんですが、100%正解とも言い切れない。

結局のところ会社の安全性をはかるには持っている「お金」の金額をチェックしないといけないのです。

 

「お金」は貸借対照表の現金と預金の額でみることができます。その際、注意点があります。

お金をたくさん持っていても、借金がたくさんあったらその会社はお金持ちとは言えませんよね。

なので現預金の金額から借入金の金額をひいちゃいましょう。これでその会社の「ネットキャッシュ(実質的な手元のお金)」が算出できます。

ネットキャッシュを時価総額で割ってやろう!

時価総額とは株価×その会社の発行している株数のことで、ザックリいうと「会社の値段」です。

実はこの会社の値段よりも、その会社の持っている現金のほうが多い会社っていうのがあります。

 

だけどこれっておかしいですよね。

 

100円付きのキャベツが50円で売っているみたいな(例えが下手すぎてすいません……)。

 

でもそういうことです。

 

そしてこんな会社は買収の対象として見られます。

(だって50円払えばキャベツと100円がもらえるんだもん……)

 

しかーし。社長はせっかく成長させてお金持ちにさせた会社を奪われたくはないですよねー。

なもんで会社としては買われないようにするために、余っている現金を配当に回したり、自分の会社の株を買ったりすることがあります。

 

するとどうなるか……。

 

配当が引き上げられると配当金目当てで株が買われますので、株価は上がります

また自社株買いも市場に出回っている株が少なくなる=売り物の株が少なくなるということで、需要と供給の関係で株が上がります。

 

↑のようなことが期待できるし、もちろんキャッシュリッチな会社は倒産リスクも小さいので、比較的安心して購入できる投資先と言えるかと思います。

 

PERやPBRを組み合わせてさらに割安株を探そう!

安全性の指標であるネットキャッシュ・時価総額比率に、例えば収益性の指標であるPERを組み合わせることで、より割安と思われる株を探すことができます。

そして興味を持った会社の事業内容なんかを調べてみて、今後さらに伸びそうと思えば投資をしてみるというのも良いかと。

特に現在はマイナス金利の影響で預金利息も下がっていて、会社も使い道がない状況。

より株主への配当額を高めてくるんじゃないかと予想しています。

どこかのファンドが会社に圧力をかけたように、お金余ってんだったら株主に還元しろー!っていう株主も多くなってきていますので、キャッシュリッチの会社には将来の株価上昇のきっかけはあります。

 

目安としてこのキャッシュネット・時価総額比率ってのは知っておくと役に立つこともあるかと。

「中小企業」診断士の試験には出ないだろうけど。

 

 

おさらいですよ。

ネットキャッシュ/時価総額ですよ!

これが1以上なくても0.5以上あればかなり「お金持ち」の会社と言ってよいでしょう!

 

 

まとめ

というわけで今日は安全性の面からみた会社の評価の目安を紹介しました。

もちろん現金を貯め込んでいる会社っていうのはよく言えば「堅実」ですが、悪く言えば「どケチな会社」とか「設備投資をしても回収に時間がかかる分野にいる会社=あんまり成長が見込めない会社」とも言えちゃったり。

なのでやっぱりPERとか他の指標も組み合わせて分析してみるのがおススメです。

 

それとしつこいですがその会社の事業に共感できるか!その会社は社会に貢献しようとしているか!をしっかり考えてみてほしいですね。

 

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

素敵な株ライフを!

【次はこちらをご覧ください】

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