DNAチップ研のEGFRリキッドの売上目標の妥当性は!

いつもお世話になっております!

先日、見事EGFR市電試験詐シスタムの承認をゲットしたチップ研さん。

 

見事にバイオ名物寄り天をかましてくれました!!

この見事な垂直下げっぷり!

 

はあ。うまい人は2日目PTSの1,000円で売ったんだろうなあ。

ぼくはみるみる減っていく買いを見て、寄りで半分くらい売却。

残りも800円台後半で売却……という何とも中途半端な取引をしてしまいました。

なんでナイアガラを食らっちゃったのか整理しておきます。

 

承認期待組が多かった。

まずは何といってもこれ。

承認時期はある程度読めるため、先回り投資家が寄った瞬間一斉に売りに出したと模様。

チップ研の場合は、予定よりも承認が遅れていたので、若干先回りという名の「欲の固まり風船」の空気が抜けてるんじゃないかとも思ってましたが、結果はそういうこともなく。

全盛期の佐々木のフォークばりの落下でした。

 

具体的な売上計画が出た。

思惑が株価ぶち上げの原動力になるバイオ株ですが、今回は日経新聞が数年後の「売上目標2.5億円」と掲載しました。

ぶっちゃけこれが「しょぼ」と思われた感がありそうな。

もちろんチップ研がやってるのはEGFRリキッドだけではないわけですが、それはどの会社もそうだし。

具体的な数字が出ちゃうと株価はあんまり飛ばないイメージです。

 

ただ以前IRに訊いたところ、チップ研としては「保険点数にもよるが、EGFRリキッドが目標を達成すれば十分黒字化できると予想している」と話していましたので、あとは実績で示せれば……というところです。

黒字転換できれば、今の株価はまだまだ安いと思うので。

 

まずは保険収載。

さらに、その点数が個人的目安となる5,000点より上に行くか下にいくかに注目しています。

 

売上目標の妥当性は?

というわけで、今後のチップ研さんは各パイプラインの開発進展だけではなく、「売上」という実績が問われることになります。

んじゃあその目標を達成できるのかどうか。

承認取得後にダダダっと2.5億円の売上目標が妥当かどうかを調べてみました。

なお本来は承認を取る前に調べておかないといけません。

ぼくのEGFRリキッドの適当売上試算。

・まず非小細胞肺がん患者さんへのEGFR阻害剤が効くかどうかの検査回数ですが、これはあちこちで書かれているように年間で5万件(ちなみに今年3月の診療報酬改定で従来の2回から3回まで実施できるようになりました)。

 

次に、EGFRリキッドの開発者である奈良先端大の加藤先生のブログ「精密医療電脳書」によると、

・EGFRリキッドは従来の検査キットと比べると感度が著しく高い。(出典:EGFRリキッド

・一方、一部の患者さんには肺癌由来のDNAが血液中に滲出しないという問題があるため、できるだけ検査は肺生検検体を用いるべきであり、リキッドバイオプシーは補助的手段に留めるべき。(出典:肺癌遺伝子検査に関する基本的な見解

とのこと。

 

つまり、チップ研のEGFRリキッドは、年間5万件行われている検査のうち、生検が困難な人がメインターゲットになります。

 

では生検が困難なケースは5万件のうち、どれくらいあるのか。

基本的には確定診断時の生検よりも2発目3発目の生検が難しいらしい(腫瘍も小さくなってるし、周囲が繊維化してるしってことで)。

 

日本肺癌学会の「肺癌患者におけるEGFR遺伝子変異検査の手引き」によると、国内の30施設で395人を調査したところ、再生検に成功した人は314人で割合は79.5%。

なるほどなるほど。

ぼくもギリ引き算ならできます。

2回目の検査のうち、2割くらいは生検が難しということですね。

 

なお初回の人はそれよりも生検率が高いというだけで、具体的な数字はどの程度かは不明。

また診療報酬改定で検査が従来の2回から3回まで実施できるようになったことが、どの程度プラスに寄与するのかも不明。

ぼくもそこまで調べる気力はなかったので、この両方は相殺してゼロとしましょう。

 

すると出てきた算数は

5万件×20%(生検が難しい割合)=1万件

となります。

 

この1万件を既存品であるロシュのコバスと分け合うなら5,000件。

保険点数が想定通り5,000点なら、単価50,000円×5,000件でチップ研のザックリ売上見込はちょうど2.5億となりました。

別に合わせた訳じゃないよ。

 

あとは

・感度が高いという点でどれだけコバスからシェアを取れるか、

・ぼくのような、いくら生検が第一選択と言っても、「辛いのはヤダヤダヤダ!!!」というわがままさんがどれだけいるか、

などなどが上乗せ分となります。

 

まとめ

一夜漬けド素人による計算の結果、チップ研の売上予想はそこそこ妥当性があるように思われました。

やっぱり保険点数が重要になりそうですね。

ここで高い点数が付けられれば必然的に目標達成の確度はあがるし、逆に低い点数を付けられると苦しくなりそう。

 

バイオ株の予想の実績の乖離というと3Dマトちゃんが思い浮かびますが、チップ研さんがどうなることか。

本格販売は来年以降。

注目していきたいと思います!!

*特定の銘柄の売りも買いも推奨するものではありません。記載内容は100%事実とも限りません。投資は自己責任・自己判断でお願いします。

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