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デルタフライファーマは売上0円のまま上場2期目を終えるのか!?

いつもお世話になっております!

サンバイオで爆損中のイナゴ野郎です!

 

こんな良地合いの中、完全に悪い流れが来ていますよ。

蟻地獄に巻き込まれちゃってる雰囲気がびんびん。

 

こういうときは、株なんて買わないほうがいいんですよ。

一旦、冷静になったほうが良い。

2、3日頭を冷やすだけでも違いますから。

 

なのにまたしてもデルタフライを買い増しちゃうっていう……。

バイオの中でも誰も注目していないデルタフライさんをですよ!

あーあ。

目次

ゴーゴーゴー! ノーバック!

金曜日はちょっと上がったんですよね、デルタフライさん。

ちょっとだけね。

 

四季報さんが、キミたちのような三度の飯よりバイオ株野郎でもあんまり知らない、DFP-17729のフェイズ1・2・3一気通貫計画を書いたからかなあと思いました。

胃薬に使われる尿アルカリ化剤の膵がん対象国内治験は1~3相までの一気通貫での実施準備。

出典:四季報

 

で、あっさりイッテコイと。

はやいねー。相変わらずの早さだよ。

社名の由来になったとんぼさん、落ちるの早いんだよ。

 

社長もラジオで言ってます。

「とんぼは前にしか進まない! ゴーゴーゴー! ノーバック! ま、たまにつんのめっちゃうけどね( *´艸`)」

的なことを。

 

 

 

 

 

 

スベってんじゃないですか。

株主的には笑えないですよ。

 

 

上場してから株価はトンデモナイことになっちゃってるからね。

 

 

うおおおおおおおおお!!!!!

助けてくださいーい。

 

 

サンバイオショックもあり、きっともっと安く買える状況がくるでしょう。

なのに。なのによう。また買っちゃってるぼく……。

分かってるのに買っちゃうなんて一番の負けパターンですよ。

 

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]デルタフライは、サンバイオと違って6本足だから……[/voice]

とかさ。

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]デルタフライは、サンバイオと違って過熱していないし信用買い少ないから……[/voice]

とかさ。

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]デルタフライは、サンバイオと違って当面資金の心配もないから……[/voice]

とかさ。

自分に言い聞かせてデルタフライを買うという。

 

ただ冷静になればですね、↑のデルタ購入動機なんて秒で論破されるレベルなんです。

6本足って全部小粒じゃん。過熱してないって誰も期待してないだけじゃん。信用買いだって出来高から見れば別に少ないわけじゃねーぞ。資金面だって製品売上が立つまでにはどう考えても足りないし。

 

その通り。ぐうの音も出ないわ。

ただ買っちゃったんだから仕方ない。

 

ぼくはこれからもデルタフライさんに追いかけていきます。3Dマトちゃんに長年ストーカーをしていますが、デルタさんにもまとわりついて行きます。

直近の状況を整理しておきます。

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DFP-10917の症例登録開始!

デルタフライさんの最重要パイプラインはDFP-10917。

再発・難治性骨髄白血病治療薬です。

現在アメリカでフェイズ3実施中。先月には2名の患者さんが症例登録されたことも発表されました。

 

ぼくもめちゃくちゃ期待していまして、これに成功すれば黙っていても時価総額300億円くらいにはなると思っています。

下限でね、下限で。夢見ることは自由だから。

 

明確な市場規模は分かりませんが、会社発表資料によるとアメリカで3万人、日本で1万人、欧米で3万人の患者さんがこの病気で亡くなっているとのこと。

出典:2019年11月個人投資家向け説明会『ブリッジサロン』配布資料

 

お薬が効かなかったり、副作用が強くて既存の抗がん剤が使えなかったり、あるいは再発してしまったりした患者さんの最後の砦となる10917。

フェイズ2では29症例中、14例でがんが完全に消える「完全奏功」を達成しています。

出典:2019年11月個人投資家向け説明会『ブリッジサロン』配布資料

 

最後の砦が48%の完全奏効率って素晴らしくないですか。シェアードリサーチさんによると、既存の標準治療になっているお薬は10%程度の奏効率とのこと。

 

フェイズ3では登録患者数を150人、300人、450人と3段階で増やしていく予定ですが、会社としては150人での早期終了を目指している模様。

来期の4Q(2021年の1~3月)中の治験終了を狙っています。

 

、うそくさいでしょ。

ぼくもそう思ってますよ。

こんなスムーズにいくかなあ……とは思わないでもないんです。

 

 

 

なお、江島社長は10917だけでも、上市できれば全世界で500億の売上(デルタに入るロイにすると100億)になっちゃうぞ!とふざけたことを言っています。

こんな数字に踊らされるぼくじゃないぜ。

 

 

 

ただーし。

10917は「日本での権利」は日本新薬さんに導出済み。

社長の言葉は真に受けてないですけど、ぼくが10917に期待してる理由の一つがこれなのです。

はいこちらをご覧くださいませー。

〔デルタフライさんの過去の業績推移〕

出典:デルタフライファーマ 2019年3月期第2四半期決算 説明資料

 

2017年に正式に提携したんですけど、一時金で5億をゲットしています!

日本だけですよ、これ。

 

さらにフェイズ1開始マイルで2億円をゲットする予定。

もちろんマイル総額やロイ率までは分かんないんですけど、一時金やフェイズ1開始マイルだけでも、弱小バイオにとってはかなりインパクトのある数字です。

結局のところ、パイプラインの価値はぼくのようなド素人は、一時金の金額などで類推するしかないと思っています。

 

10917は海外の製薬企業と導出交渉中。

というわけで、欧米のライセンス契約についても気になるところ。

以前、IRさんに訊いたときは、「会社としては相手の要望に応じて、治験後にこだわらず交渉を進めていく」とのことでしたけど、まあそこはあんまり期待してないです。

とにかく患者組み入れが早く進んで、治験に成功することが第一だもんね。

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17729の治験開始は来期1Q中を予定!

ほかにも臨床試験中のパイプラインが2本あるし、今期から来期にかけて臨床入りを予定しているパイプラインも3本あって、楽しみはいろいろあるんですよ。

ただ直近で注目しているのは膵がん等治療薬の「DFP-17729」です。

冒頭に書いたフェイズ1~3まで一気通貫で治験をやろうとしているもの。

 

 

これはですね、いかにもデルタフライっていうお薬なんですよ。

*デルタフライさんは、すでにあるお薬の部品(モジュール)を入れ替え、組み換えすることで、改良を進めていく実に地味なお薬開発手法を採用しています。

 

 

 

なんと17729は……、

尿をアルカリ化するお薬で……、

つまりはクエン酸とか重層なんです!!

 

 

 

出典:2019年11月個人投資家向け説明会『ブリッジサロン』配布資料

 

薬局で買えんじゃんって話。

 

いやあ、ぶっちゃけめちゃくちゃうさんくさ……、信じがたいですよ。

お風呂洗いするんじゃあるまいし。

 

出典:2019年11月個人投資家向け説明会『ブリッジサロン』配布資料

 

アルカリ化剤だけでがんが完全消失した!!!!!!!!

うさんく……まあまあ。

 

 

これが本当に治験によって統計的な有意差がでれば、それはそれで大変喜ばしいです。

だってそうじゃんね。

 

会社は17729と容量をグッと抑えた抗がん剤や、免疫チェックポイント阻害剤との併用で治験チャレンジしてくると思います。

本当にうまくいくんであれば、それはもう安いし、副作用も少ないしさ。お国にとっても良いことですよ。

 

で、本題はこれが治験で成功できるかっていう点。

 

 

言うまでもなく、

 

 

ド素人に分かるわけがありません。

 

 

 

ちなみにこの治療法を提唱しているのは、京都大学名誉教授で、現在「自分や家族が受けたいがん治療」をコンセプトとした医院を運営中の和田洋巳先生や、和田先生に指示した浜口玲央先生。

和田先生の「丸山ワクチン」について講演録はとても興味深いです。

『がんは代謝疾患である!?』がんの本質とは? -丸山ワクチンは有効か?-

アルカリ化の話も出てきます。うん、すごく面白い。

 

 

 

 

ただ繰り返しになりますが、治験でうまくいくかどうかは別問題。それこそ丸山ワクチンがP値0.05以上でダメだったように。

 

 

なので。

これもひとまずですね、ド素人投資家としては製薬会社さんに判断してもらうしかないわけです。

 

 

導出ですよ、導出。

 

デルタフライさんはフェイズ1~3一気通貫治験をやるにあたり、国内製薬企業と提携について協議しているとずーーーっと話しています。

直近の日経バイオでも「交渉後期段階」との記事が出ましたね。

 

本当に決まれば、ぼくが抱えているうさんくささも和らぐこと間違いなし。

共同開発の形になるのか、ライセンスアウトになるのかは不明ですが、どんな形であれ早いところ交渉をまとめてもらいたいと思います!!

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今期中のイベント!

・10917の日本での治験開始→日本新薬から2億円ゲット。上方修正つき。

・11207の米国での治験開始

・17729の国内製薬会社との提携発表

 

残り3ヶ月でありそうなのが上記。

まあ普通に期ズレもありそうな気がしますが、とりあえず10917のマイルでも17729の一時金でも、売上ゼロは避けてほしいんだけど……。

とにかく夢を買われるバイオにおいて、地味すぎるとんぼさん。まだまだ株価的には苦しい状況が続く気がします。

 

ちなみに11207はヤクルトと提携していて、何年か開発協力金ももらい、さらには出資までしてもらったけど、フェイズ1終了後に提携解消されたパイプライン。

どこかで聞いたことがあるお話だぞ……。

これも自力でフェイズ2への準備を進みながらも、同時に提携交渉は進めている模様なので、果たして他社に切られたPLがその後、復活するのかという事例としても参考になるかもしれません。

 

「家族に勧められる抗がん剤」を開発するデルタフライさんを今後も応援していきたいと思います!

*特定の銘柄の売りも買いも推奨するものではありません。記載内容は100%事実とも限りません。投資は自己責任・自己判断でお願いします。

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