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3Dマトリックスがついに現実的な中期経営計画を発表したぞ!

いつもお世話になっております!

3Dマトリックスが悲願の止血材欧州独占契約締結を果たして悶絶ストップ高を記録したぞーーーー!!!

ぼくなんてですね、今日のお昼ごはんに大好きな丸亀製麺に行って、トッピング3つも食べちゃったからね。

いやあこれから富豪としての毎日が始まるなあ。

なんて調子をぶっこいていたわけ。

 

そして引け後、2019年4月期決算&新しい中期経営計画が発表されました!

……。

 

目を疑ったぞ!

どこぞのクソバイオの業績予想を見たのかと思った。

まさかですね、風呂敷広げ屋さんのマトちゃんが来期赤字予想を出すとは思わなかったんだもん。

せめて一時金で調整して、ギリギリ黒字化があなたの得意技じゃん。

 

なにをやってくれてんだバカヤロー!!!

社長退任しろ!

 

って言いかけたんだけど、ここでふと心の声が聞こえる。

いやいやあなた散々マトちゃんに「風呂敷広げんな!」って言ってましたよねって。

 

そうなんだよなあ。

ぼくの心に住みつく豚ごときに論破されてしまった。

とりあえずマトちゃんの中計を見ていくか。

 

目次

来期の黒字化は断念!

まあこれがPTSで売られている理由の一つ。

製品売上についてはほぼ予想通り。

ただ内視鏡領域以外の契約一時金として見込んでいるのが1領域で5億円だけなので赤字は吸収するまでには至らないという計画です。

 

そのほかのイベントとしては……。

  • 日本の止血材の治験完了(1Q)⇒承認申請(上半期)
  • 粘膜隆起材の治験なしのいきなり承認申請があるかも。
  • 次世代止血材の治験開始
  • アメリカでの止血材の治験開始

こんなところ。

 

最重要カタリストとしては、間近に迫った日本の治験結果ですね。

欧州で大幅な有意差を出しているので、ずええええええええったいに決めてほしいところ。

ダメだったらぼくは大好きなじゃがりこを断ちますからね。

カルビーさんにも大打撃ってもんだ。たのむで。

 

あとポジティブだったのは、粘膜隆起材が「治験いらずの一撃承認申請」できるかもってこと。

粘膜隆起材が上市できれば、粘膜隆起材を打ち込んでポリープをちょん切って、止血材で血を止めて、最後に後出血予防材をぬりぬりすることによる売シナジー」を最大限に活かせます。

 

以前から言っていたように、個人的には最優先で進めてほしいパイプラインだと思っているのでこれは嬉しい情報。

あとは長年待ちわびてきたアメリカでの止血材の治験ですが、おそらくこれも内視鏡領域に絞ってやってくるものと予想しています。

うん、それが良いと思う。弱小企業だということを自覚して、ニッチなところから攻めないと。

 

2021年4月期にはほぼトントンから黒字化計画!

そして翌期には製品売上として約15億。

契約一時金として22億の合計37億を見込んでいます。

 

前回の中計と変わったところで言えば、一時金の内、8億~10億を下限に組み込んでいること。

これはつまり交渉によって増減するものではなく、既に契約に明記された条件さえ満たせば確実に入ってくる一時金だと思われます。

 

具体的には、この年に見込んでいる日本での「止血材の承認ゲット」と、「粘膜隆起材の承認ゲット」に伴う一時金ですね。

これらのパイプラインは既に扶桑薬品と契約済み。

去年までの中計では粘膜隆起材は一切組み込まれていませんでしたので、上に記載をした「臨床試験なしでのいきなり承認申請」の実現性は結構高いのではないかと思います。

誰も注目してないようですが、これは紛うことなきビッグ好材料

プラス、終了間際の日本の止血材の承認マイルを下限の内訳に入れてきたこと(前回の中計では含まず)も、「自信のあらわれでなんじゃねーの!?」と妄想してるんですが。

 

その他のイベントとしては、

  • 欧州の最後の1領域の独占販売一時金で10億円

 

2022年4月期は製品売上だけで黒字化!

まあバイオの中計の3年目はいいでしょ。

とりあえず製品売上だけで48億円を見込んでいます。

これが実現できるなら今の株価も激安ということになりますが、バイオの3年後なんて寿命が5年間の昆虫の3年に匹敵するものだから。

一時金としてはアメリカでの癒着防止材のライセンス付与に伴って18億円を計画しています。

 

感想まとめ!!

というわけでマトちゃんからすると驚きの現実的計画となりました。

来週も大暴騰と思っていた僕としては、ここで冷や水浴びせんな!って感じですが、すでに書いたように、このブログでもずっと「風呂敷広げんな!」って言ってきたので納得するしかない……。

 

 

チクショー!!! 言わなきゃよかったぜ!!!

 

 

内視鏡領域での一時金がなかったことだってそうさ。

昨日も書いたように、もともと内視鏡分野は3領域中、市場規模として小さいので、一時金の額は期待していませんでした。

一発の現ナマよりも、すでに上市済みの製品なので、マージンや年間の最低購買量、そしてなによりいかに富士フイルムが注力してくれるかのほうが大事です。

 

まあそれでも株は売られるんだけど。

しょうがないよね。

 

ただし!

これだけは言おう!

ホルダーが文句言うのは違うぞ。

なぜならばキミたちも散々、「さっさと一時金の額にこだわらず契約しやがれ!!」って言ってたことをぼくは知っているからさ。

それに加えてぼくなんて、

「歯槽骨再建材なんてまだまだ時間かかんだから捨てちまえ!」だとか、

「ニッチな内視鏡領域に特化しろ!」だとか、

「株主の金だと思って手を広げすぎだろ! 自社を止血しろ!」だとか、

「内視鏡での止血材の次の最優先は粘膜隆起材だろ!」だとか、

好き放題言ってたわけですよ。

 

なもんで、よくよく考えれば会社の方向性的には希望通りのところに向いているような気がしないでもないわけで。

ぐぬぬ。知らないふりをしようかとも思ったが、間違いなく書いていたのだ。

はあ。泣きたい。

 

そのため、少なくとも風呂敷畳んだことについては文句を言う資格がありません。

来週以降の下げは甘んじて享受しようと思います。

はあ。泣きたい。

 

ま、まあ!

すぐに岡ちゃんプレゼンと、日本の治験終了が来るしね。

それと一番大事な製品売上については、これまでと比べてトーンダウンしてるようにも見えますが、そもそもの達成の前提条件が「大手パートナーとの契約締結」でした。

去年までは全領域での締結を前提としていたため、数字も大きくなっていましたが、今回の中計では内視鏡で締結し、今期にもう一領域締結予定。で、来期に最後の領域(一番大きい領域。心臓血管外科?)について契約締結する計画に変更しています。

それからすると、少なくとも内視鏡領域における製品売上は後出血予防材の上積みもあり、去年よりもむしろ強気。

計画が達成できるなら株価は激安なことに変わりはないので、あとは富士フイルムとの協業により、実績で示せるかにかかっているぞ!

 

明日から丸亀製麺ではトッピングを減らします。

はあ、泣きたい。

*あくまでも個人の見解です。記載内容に責任は持てません。間違っていることもあります。くれぐれも投資判断の参考にしないよう! でもご意見は大歓迎です。

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • yukiyukiさん、こんばんは。
    昨日のFUJIFILMとの欧州契約、今日の中計と、連日にわたって記事をUPいただき感謝に堪えません。
    …で、今日は予想通りS高でしたが、やっぱり中計の「今期は赤字、来期もたぶん赤字、来々期はひょっとしたら黒字」という内容では、来週は苦戦するかもしれませんねえ。
    私も、欧州契約の確度は高いと思って500株買い増していたんですが、中計がお花畑ではなかったので、ちょっと辛いです。
    ところで、FUJIFILMはどういう意図でPurastatの独占販売契約を結んだんでしょうか?
    本命は内視鏡のシェアアップでしょうから、Purastatは販促グッズ程度に思っているんじゃないかと心配です。オリンパスの内視鏡を使っている病院にも、しっかりとPurastatを売ってくれるんでしょうか?
    Purastatが、大手のFUJIFILMのおもちゃにされないか、ちょっと不安です。

    • もぐらさん、いつもありがとうございます!!
      個人的には粘膜隆起材が今期承認申請、来期には承認かも計画はポジティブでした。
      治験をすっ飛ばせれば2年くらい短縮できますので。
      日本の止血材と粘膜隆起材が上市できれば、扶桑がいますし国内だけで数十億はいけると思います。

      富士フイルムもちゃんと評価してると思いますよ。
      マトリックスもペンタと比較しての選択なはずです。
      当然、富士フイルムは自社製品も含めてシェア拡大を狙っていますので、オリンパスを含めて新規顧客の開拓は進めていくと思います。
      ぼく的には日本企業で良かったし、最高の相手と契約してくれたと素直に喜んでいます笑

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