いつもお世話になっております!
世の中の天才トレーダーたちがサンバイオの治験成功に湧いている中、ぼくは早くも白旗を上げることにしました。
ぼくってすぐに謝る派だからね。
大人になってからの流行語は、とりあえず「すいません」だから。
節税売りとは
こんなこと今更説明するのもなんだけど、ぼくのブログは初心者の方も見に来てくれているので書いておこう。
株の譲渡益には20%の税金が掛かります。
例えばAという株を100万円で買って120万円で売った場合、まるまる20万円をゲットできるのではなく、税金20万円×20%=4万円を引いた16万円だけが手元に残るってわけ。
・100万円で買ったA株を120万円で売却→20万円の利益
・利益の20万円のうち20%(4万円)が税金で徴収
・手元に残るお金→20万円(利益)-4万円(税金)=16万円
こんな感じ。
税金なんて納めてねーぞって人も大丈夫。
証券会社が勝手に引いて、国に納めているのです。
全く余計なことをしやがるぜ。
だけど損する場合もあるよね。
A株で儲けた後に、Bという株を50万円で買って、40万円で売ったとします。
すると損失が10万円。
A株で20万円儲けて、B株で10万円損しているので、差し引きした利益は10万円になります。
10万円に20%を掛けると税金は2万円ですね。
ってことで、A株を売ったときに持ってかれた税金4万円は納めすぎということになりますので、2万円を返してもらえるのです。
ただし注意が必要。税金の計算は年ごとに行われます。
2018年に大儲けして、2019年に大損したとしても、2018年に納めた税金は返ってきません。
つまり税金を返してもらうためには、その年の年末まで損失を確定させる必要があるわけです。
これが「節税対策売り」。
普通は12月の20日過ぎくらいから出てくる売りですが、ぼくは11月の前半にやっちゃうわけ。
競馬でいえば最後の直線前での落馬です。
さらばメドレックス!
今年の前半は調子が良くてそこそこ利益が出ていたわけですが、完全にメドレックスにやられました。
マイクロニードル工場の建設のためのMSワラント発表から、株価は底なし沼状態に。
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株価が下がるにつれて買い増しを続けるも、全然下げ止まらない最悪の展開。
ド下手くその意地のナンピン買いという一番やってはいけないことをやっちゃった結果、含み損は太めの雪だるまみたいに膨らみました。
太めの雪だるまならかわいいけど、メドレックスの含み損はちっともかわいくありません。
そして明日はメドレックスの第三四半期の決算発表。
今期予定されているマイルストーンの入金の発表はいまだなし。
ということで決算の数字自体が良くないことはほぼ確。
さらに決算と同時に良い材料を出すような気の効いた会社でもないと思う。
以上のことから、ぼくは明日メドレックスの「節税対策売り」を敢行するぞ。
悲しいかな、ぼくの2018年の前半に確定させた利益は、万株保有しているメドレックス株を4割くらい売ったところで消えてしまいます。
だからちょうど4割だけ売ろう。
メドレックスは昼間にIRを出すことも多いから、後場に売るかな。
もしも引け後にポジティブサプライズが飛び出そうもんなら、完全に株の世界から引退するわ。
そしてド下手くそのぼくが売るということは、その可能性も結構あるんじゃないかと本気で思えるところが情けない。
買戻しのタイミング
予定では月曜日に懲りずにちょっと買い戻して、あとは下方修正を待とうかと思っています。
仮に下方修正が出ずにマイルストーンが入金されたらされたで、それは良しとしよう。
4割売ったところでぼくの資産規模から言ったらまだまだたくさん持っているんだしね。
これ以上ないタイミングでの「節税対策売り」だ。
繰り返しになりますが、そんなことを言いながら明日売った引け後にオキシコドンテープの導出が発表されたら、自分の舌をちょんぎって肉屋に卸そうと思います。
高く売れると良いな。
さてどうなりますか。
ここまで我慢してきて、よりによって明日売った途端にってことは……さすがにないと思うんだけどなあ。
ちなみにぼくが医薬品業界全般の動向を書いたと見せかけて、その実メドレックスのことしか書いていない全盛期の甲賀忍者のような買い煽り記事を投稿した翌日、株価は暴落しています。
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やっぱり明日はストップ高かもしれません。どうもありがとうございます。
まとめ
・2018年、負けました。
ちなみに明日は社員旅行。
ヤケ酒してやるわ。
なんならその勢いで上司に一人賃上げ運動を展開しよう。
いやーそれにしても1年って早いね。
みなさん、良いお年を!
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