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タカラバイオの株価再爆発はHF10次第!iPSの進展も追い風に!

タカラバイオの業績が好調ですよ。

前期の2016年3月の決算は5年連続で売上最高額を更新し、さらに営業利益も7年連続の増益。

さらに今期もそんな前期を上回る売上・利益を上げています。

 

堅実に売上を伸ばしているタカラバイオですが、成長性の面では基盤技術を持つそーせい、ペプチドリームよりは見劣りをするという見方もあります。

ただタカラバイオにも期待できる素材がある!

ガンワクチン「HF10」であります。

目次

タカラバイオとは?

老舗バイオであり、今年3月についに東証1部に昇格を果たしたタカラバイオ。

売上の多くは研究用試薬の販売などを行う「バイオ産業支援事業」とバイオ技術を活かした健康食品を生産・販売する「医食品バイオ事業」です。

フコイダンサプリとかシメジを作ったり。

そういう長年マツタケの人工栽培にも取り組んでいます(実現できればインパクトは大きいでしょうね……なんせマツタケです)。

 

 

以前からエイズ治療薬の開発にも取り組んでいますが、創薬分野での実績はまだ出ているとは言い難く。

現在はどちらかというと研究用試薬とか健康食品のメーカーというイメージが強いタカラバイオです。

 

大化け期待の「HF10」がアメリカでフェイズ2に突入!

単純ヘルペスウイルスという「ウイルス」を利用したガンワクチン「HF10」の臨床試験が進んでいます。

このウイルスは正常細胞内ではほとんど増殖せずに、がん細胞内だけで増殖して、がん細胞だけを殺傷するってとんでもないワクチンです。

がんの局所にこのHF10を注入すれば、勝手に増えていって、勝手にがんと闘っていってくれるんですから……。

ど素人ながら聞いただけでも「夢の薬」だって思いますよね。

 

ついにタカラバイオが創薬バイオとしての本領を発揮する時期に来ているかと思います!

 

さらにがん免疫遺伝子治療法も進展中!

タカラバイオのT細胞受容体(TCR)とは、がん患者から採取したT細胞と呼ばれるリンパ球に遺伝子を導入し、がん細胞表面のたんぱく質に結合するようにして患者に戻すというもの。

戻されたリンパ球は腫瘍抗原を認識するTCRが発現しており、そのTCRはがん細胞を認識して特異的に攻撃するのです。

 

免疫遺伝子治療法はノバルティスをはじめとするメガファーマや国内外のバイオベンチャーもこぞって参画してきている治療法であり、日本ではタカラバイオが頭一つ抜け出しています。

タカラバイオはこの免疫遺伝子治療法による食道ガンや滑膜肉腫を対象にしたフェイズ1を実施。

まだまだ先は長いですが、こちらも進展していくにつれ大いに注目されていくことでしょう。

 

iPS関連としても依然として期待大!

山中教授のノーベル賞受賞から急騰したタカラバイオ株ですが、ここ最近は千円台でウロウロ中。

ただ決してiPS関連としての期待が弱まってきたわけではありません。

 

iPS細胞の備蓄のために各国が連携する「国際バンク」構想が立ち上がっています。

日本、米国、英国、フランス、オーストラリアなどが参加予定となっており、今後具体化してくるでしょう。

 

再生医療市場が急速に拡大していくことは間違いない。

タカラバイオのiPS関連事業も拡大を続けていくことが予想されます。

まとめ

安定した黒字バイオとして1部に鞍替えしたタカラバイオ。

そーせい、ペプチ、タカラバイオはまさにバイオの強固な三本柱になっています。

配当もちゃんと出して株主に還元していこうという姿勢も素敵。

 

ちゃんと黒字を堅持しつつ、マツタケやエイズ、ガン治療、iPSなど夢のある材料も揃っているのは、長期投資の銘柄として有力な候補になってくるかも。

創薬事業で成果は見え始めれば、iPS関連で急騰したときの時価総額を超えてくる可能性もあると思っています。

 

タカラバイオは業界全体の株価に与える影響も大きい会社ですので、是非これからも頑張っていただきたいです。

 

それでは投資は自己責任、余剰資金で。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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