いつもお世話になっております!
今日は2018年のスーパースターサンバイオさんと、直近のバイオ祭りを引っ張ってきたオンコリスさんに材料が出ましたね。
特にオンコリスさんですよ!
ビッグディールを実現しやがりました。
中外製薬に、ウイルスを使った抗がん剤「テロメライシン」の開発・販売権をライセンスアウト。
さらにオンコリスさんは中外製薬と資本提携も行い、8億円の出資を受けることに。
いやあバイオベンチャーに久しぶりの大きなニュースです。
ちなみにですね。
もちろんぼくはド下手くそのため、サンバイオもオンコリスも1枚も持っていません!!!!
いやあオンコリスの導出なんて、しばらくないもんだと思ってたよ。
むしろ。
[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2019/04/13-1.png” name=”(ぼく)” type=”l line”]おいおい、何で相場が終わる前に増資しとかないんだよこの社長。まったくセンスがないねえ。そのヒゲをそりたまえよ[/voice]
なんてことを思ってました。
こういうときは土下座するに限る。
いやあ本当にすいませんでした。
改めてみれば社長のヒゲもとてもオシャレじゃん。
できる男のヒゲ感があるよね。
今日を持ってぼくにとってのヒゲが似合う日本人は、竹野内豊さんか浦田社長のどちらかになりました。
出典:オンコリスバイオHP
信じて握ってたホルダーの皆さん、おめでとうございます!
浦田社長、これからも有言不実行バイオベンチャーを尻目に、ガンガン成長していってください。
あなたのおかげでバイオに降り注いでくるかもしれない資金の、おこぼれくれくれ野郎であるぼくも心からお祈りしております!
サンバイオのSB623とオンコリスバイオのテロメライシンが先駆け審査指定制度に!
サンバイオもグッドニュースが飛び出しました!
アメリカでの慢性脳梗塞の治験で主要評価項目を達成できず、株価暴落のきっかけとなったサンバイオの「SB623」。
日本での治験に成功済みだった外傷性脳損傷についても、先行きが不安視されていたやつね。
それがさー。
このたび、先駆け審査指定制度に選ばれましたよ!
先駆け審査指定制度は、厚生労働省が「まだ治験初期の段階だけど、なんだかめっちゃ効きそうな革新的なお薬だから、優先的に審査してあげるよ」というもの。
数ある開発中の医薬品のうち、毎回5、6件(今回は11件)しか指定されないので結構すごいんだよね。
慢性脳梗塞では残念な結果となりましたが、SB623が再評価されるきっかけになれば良いなと思います(制度の是非はともかくとして)。
またオンコリスのテロメライシンも仲良く指定されました。
サンバイオとオンコリスといったらあれじゃん。
野球で言ったら鳥谷と筒香みたいなもんでしょ。
この2人が活躍すれば盛り上がるでしょ!
テロメライシンの中外製薬に導出成功! 資本提携も!
先駆け指定も良いニュースなんですが、今日はなんといってもこれですね。
⽇本・台湾における開発・製造・販売に関する再許諾権付き独占的ライセンスを中外製薬に付与すると共に、⽇本・台湾・中国・⾹港・マカオを除く全世界における開発・製造・販売に関する独占的オプション権を中外製薬へ付与するライセンス契約を締結しましたので、お知らせいたします。また、オンコリスは新たに約8億円相当の普通株式を発⾏し、中外製薬がその全てを引き受けることに両社が合意しました。
出典:がんのウイルス療法「テロメライシン(OBP-301)」に関する独占的ライセンス契約および資本提携契約の締結
おめでとうオンコリス。
導出&資本提携だ!
オンコリスは、提携先の中外製薬から日本・台湾への独占ライセンスの対価として一時金5.5億円をゲット。
また日本や台湾を除く全世界に対しては、オプション付きとはいえマイルストーン総額500億円以上の契約が締結されました。
オプション権は今後の開発状況を見ながら、行使するかどうかを決めるものと思われます。
なお、念のため書いておきますが、500億円は開発や販売に応じて段階的入ってくるものなので、オプション権が行使された瞬間に全額もらえるものではないものと思われます。
むしろメジャーリーガーの「タイトル取れたらいくら」、「ホームラン60本打てたらいくら」、みたいな絶対達成できないだろっていう出来高契約が含まれてるみたいなもんで、全額もらえることはまずないと考えたほうが良いです。
たださあ。
そんなことはどうでも良いんですよ!
導出が期待されながらも、なかなかうまくいかないバイオベンチャー。
導出活動中、安売りはしない!
導出活動中、最適なパートナーを探索中!
導出活動中、複数社と交渉中!
導出活動中、条件面で最終調整の段階!
ってミニにタコじゃない、耳にタコができるくらい連呼をしながら輪転機を回しまくるのが得意なバイオベンチャーさんですよ。
輪転機を回し終わった後、いつの間にか消えていったお薬のタネさんたちがどれだけあるか。
それをですよ。
オンコリスさんは実際に導出に成功したんだもんね。すごいじゃんか。
導出先は中外製薬さん。
海外のメガファーマじゃねーのかよ!
なんてツッコミも無粋だよん。
[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2019/02/4.png” name=”(ぼく)” type=”l line”]全ての導出実現は「エア導出活動中パフォーマンス」に勝る![/voice]
さらにさらに今回は資本業務提携のおまけつき。
これでオンコリスさんは当面の増資懸念を回避しました。
ぼくみたいな増資リスクにビビっていた人も多いかと思いますので、これが払拭されるだけでも株価の高騰要因となりそうです。
DNAチップ研がエンプラスと資本提携したときはストップ高3連発だったっけ?
UMNが塩野義と資本提携したときは上場廃止懸念が遠のいたこともあり、2日目に一度寄りながらも一気に株価は3倍くらいなりました。
今回もここ数日株価を下げていただけに、大きな相場になりそうですね。
はあ上場した直後に、エイズ薬の提携が解消して株価暴落したころが懐かしい。
袋叩きにあっていたもんなあ。
あそこからの復活劇。
ホルダーおめ!
ぼくは圧倒的ノンホルですが、明日以降の株価の動きに注目しています!!
他のバイオにもおこぼれください……。
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