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信用買い・信用売りとは【ド素人のための株講座】

いつもお世話になっております!

ブログには5年前の自分のためになる記事を書くといいよって誰かが言っていたので、今日は信用取引について書いておきます。

 

目次

信用買いとは?

普通に自分のお金で株を買って、売る取引は現物取引と言います。

一方の信用取引はその名の通り、「信用で買ったり、売ったりする取引」です。

 

分かりやすい信用買いから説明します。

信用買いは、証券会社からお金を借りて株を買う取引

自分が実際に持っている金額の3倍くらいの株を購入できます。

 

つまり儲かってるときは儲けも3倍になりますが、損をしているときは損も3倍になります。

リスクもリターンも3倍になるってことですね。

証券会社に自分を「信用」してもらって貸してもらったお金で株を買うので、「信用買い」と言うわけです。

 

信用売り(空売り)とは?

信用買いと比べると、こっちのほうはちょっぴりイメージが付きにくいかもしれません。

証券会社から株を借りてきて、売る取引のことです。

 

普通の株取引では、安い値段で株を買って、高い値段で売ることで利益が出せます。

信用売りは逆。

高い値段で証券会社から借りた株を売って、安い値段で株を買い戻して証券会社に返します。

借りてきた株を1000円で売って、株価が700円になったところで買い戻して証券会社に返せば、差額の300円が利益になりますよね。

 

つまり株価が下落基調のときでも、空売りをすることで利益を出すことができるわけです。

ただーし。

問題は予想に反して株価が上がって行ったとき。

 

株は買いから入ったときには、会社がつぶれたとしても株価がゼロになるだけです。

損失の最大金額は計算できます。

一方、空売りの場合は株価の「天井」っていうものはありません。

 

あくまでも可能性ですが、株価が宇宙まで飛んでいくこともあるわけ。

 

爆上げしちゃったときは、トンデモなく高い金額で買い戻さないといけないリスクもあるため、損失の最大金額は「無限」っていうのはリスクですね。

これが空売りは危険といわれている一つの理由かもしれません。

空売りをする場合は、事前に損切りラインを決めておくことが大事です。

 

追証とは?

ただし証券会社の「無限」に信用してくれるわけではありません。

あくまでも目安は担保である保証金の3倍まで。

逆に言うと、信用取引をした人の持ち株の含み損が膨らむと、証券会社から「コイツ、ヤベーだろ……」と判断されます。

その人が「信用取引で買った(売った)ときの金額」に対して、「保証金-含み損」が約30%(証券会社によって異なります)を下回ると、強制的に決済されて損失を確定されちゃうのです。

 

証券会社からは、「追加で保証金を入金してくんないと、あんたが信用で買った(売った)株を売っちゃう(買っちゃう)よ」と連絡が来ます。

損失を確定したくない場合は、保証金の追加入金が必要。

これを「追証(おいしょう)」と言います。

 

ちなみに信用買いが多い株が急落した数日後、また下げるときがあります。

これは追証が払うことが出来ず、強制決済された株の売りが一つの原因と考えられます。

現物でしか投資をしない人も、信用買いの数字には気を配っておくとトレードの参考になるでしょう。

 

難しい顔をして、

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/06/face4.gif” name=”(キミたち)” type=”l line”]「今日の下げは信用買いの強制決済だな……」[/voice]

と言えば、周囲の人から、

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/12/f86d6921a217ccf51113e69c27326c88.png” name=”(女の子)” type=”l line”]「こ、コイツできる!」[/voice]

と思われるかもしれません。

 

制度信用取引と一般信用取引

信用取引には大きく2つに分けることができます。

制度信用取引一般信用取引です。

 

一般信用取引とは、ぼくたち投資家と証券会社が、株やお金の貸し借りをする取引のことです。

信用買いでお金を貸してもらう際に発生する金利や、信用売りの際に発生する貸し株料(レンタル料)、お金や株の返済期限も証券会社が自由に決めることができます。

 

一方、制度信用取引は、証券取引所が「この株は比較的安心感があるから、信用取引をしても良いよ」ってお墨付きを与えた銘柄を対象にした取引です。

信頼度が高い銘柄と言えるので、金利と貸株料は一般信用取引と比べると低い傾向がありますが、返済は6か月以内と決められています。

 

また一般信用取引は投資家と証券会社だけで完結していましたが、制度信用取引では「証券金融会社」が絡んできます。

株を売りたいという投資家がたくさんいれば、証券会社は「証券金融会社」に株を借りに行くのですが、この証券金融会社が株を調達してくるコストである「逆日歩」という金利を、投資家が追加で払わないといけないケースがあるのでご注意を。

信用取引についてはこんなところでした。

*証券金融会社についてはこちら記事をご覧ください。

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