ぼくが愛知出張で食べに行った店を紹介するコーナー。
愛知県の尾張旭っておいしいとんかつ屋さんがたくさんあるよね。
完全に気にいっちゃったよ。
とんかつ浅井さんもその一つらしい。
三度の飯よりとんかつ好きのぼくは早速行ってきましたよ。
とんかつ浅井に行ってきた。
ウキウキした気持ちで向かいます。
とんかつ浅井の場所
とんかつ浅井さんは、自他ともに認める井の中の蛙野郎であるぼくが、尾張旭どころか全国区だと思っている「美はる」さんの近くにあるよ。
[kanren postid=”5615″]
全くなんて地区なんだ。
「とんかつエリア」と命名するぞ。
いつも通り住宅街の中にあるので、グーグルマップさんに連れてきてもらいましょう。
店舗外観
こちらがお店の外観です。
「和」って感じ。
とんかつの文字がなければそば屋だと勘違いしただろう。
とんかつ浅井さんは昼と夜の営業で、夜は17時から開いています。
ぼくは17時30分くらいに到着しましたが、さすがに早かったのかお店の前の駐車場に他の車は駐まっていませんでした。
んじゃあ中に入りますか。
「こんちはー!!」って心の中だけで呟いて、ガラガラと扉を開けます。
社交的なキミたちは心の中だけじゃなく、ちゃんと声に出して挨拶すると良いよ。
店舗内観
お店に入るとL字カウンターと座敷がありました。
ぼくはLの縦棒の一番上くらいに座りました。
カウンターの向こうではご高齢のご主人と奥様がいらっしゃいます。
席に着くと奥様がお茶とおしぼりを持ってきてくれました。
とんかつ浅井のこだわりメニュー
こちらがとんかつ浅井さんのメニューです。
まあザックリいえば、ヒレかロースかエビフライかってところ。
素晴らしいじゃないですか。
こういうシンプルなメニューって良いよね。
ぼくってば優柔不断だし。
たくさんあっても迷っちゃうんだよ。
あとこんな注意書きもあったよ。
なるほど。
揚げるんじゃなくて「焼き上げ」なんだね。
カロリーは気にしちゃうけど、とんかつは食べたいって欲張りなレディーにはありがたいお店かもしれません。
15分くらい全然待ちますよ。
出張終了も近かったので、ぼくは一番高いヒレを頼みました。
んじゃあ時間もあることだし、トイレに行くか。
トイレに行くと……
トイレに入ると、なぜかサラ川が貼ってありました。
一番最初の川柳が……
「プロポーズ あの日にかえって ことわりたい」
……え。。
先ほどのご夫婦のお姿が目に浮かぶ。
いや深い意味は全然ないんだろうけど、よりによってこの川柳が一番冒頭に来ていたので何とも言えない気持ちになりました。
まぁ冗談ですが、でもこうやってみるとどれもおもしろいな。
思わずトイレの中で全部の川柳に目を通してしまいました。
ご夫婦には「アイツ全然出てこねーな。なんで腹の調子が悪いのにとんかつを食いに来たんや……」と思われたかもしれません。
席に戻ると、ご主人がフライパンでヒレカツを焼き上げてくれていました。
耳に衣が焼ける音が心地よく届きます。
ぼくはその音をBGMに、ヤフーファイナンスのメドレックスの掲示板を眺めていました。
メドレックスの掲示板はもっとこんがり焼けていました。
はぁ……。
そんなこんなでヒレカツ到着!!
ずどどどどーん!
ヒレカツ定食でっす。
でっけえ俵みたいなヒレカツが3つもお皿に載っているよ。
あとは山芋を短冊切りしたものと、おしんこ、ごはんとお味噌汁です。
右の小皿はソースです。
こんがりと焼き上がっています。
キツネ色の衣がぼくの食欲を強烈に刺激してきます。
断面をチラリとチェック。
とても肉厚です。
そしてうっとりするような美白。
表面は透き通った脂で光っています。
見た目でも焼き上げ加減が絶妙なことがよく分かるぞ。
薄い衣に包まれたお肉は、もはや高貴とすら言えますね。
セクシーとんかつです。
それでは早速いただきます。
ガブリ。
アチチチチ。
そ、想像以上にアッツアツだ。
フライパンで強火で焼いた後に、オーブンでじっくりと焼き上げているとんかつ浅井さん。
お肉の中に閉じ込められたうまみが、歯を当てた瞬間に熱と一緒に弾け飛んできます。
揚げたとんかつと比べて衣のサクサク感はありません。
特に皿に直置きの衣の下側はサクサクどころかむしろふにゃふにゃでした。
しかし。
とにかくこの肉のインパクトが大きくて、衣の問題などとても些細な事だと思えてきます。
噛み応え十分。
極厚なので、顎の筋トレにもなるほどの肉肉肉っぷり。
柔らかさのみを追求し、「なんのせ柔らかければ柔らかいほど良い」みたいなお店のとんかつとは一線を画しています。
「衣なんぜかんけーねーよメインは肉だろ!」ってワイルドな方はかなりハマるでしょう。
ボリュームもあるのでお腹いっぱいになります。
ここで肉身のキメの細かさをもう一度。
悲しくなるほど写真が下手です。
お酒も飲まないのに手ブラ、じゃなくて手ブレが止まりません。
スマホ画面では気づかないけど、こうやって大きいサイズをアップすると愕然とします。
ただこの下手さ加減でも身の綺麗さは分かるでしょう。
この綺麗なお肉にガブリと食らいつく瞬間。
熱かろうが、お口の中の薄皮がめくれようが気にしないぜ。
肉のうまみにはかなわんぞ!
途中、赤みそのお味噌汁なんかも挟めば、ごはんが進むこと進むこと!
さあ、一気にラストスパートだ!
ごちそうさまでした。
うまかったぜえ。
お腹がいっぱいになりやした。
満足満足。
ご主人はとんかつ定食を作ってくれた後は、ぼくに一瞥たりともくれずに小説を読んでらっしゃいました。
とても気が合いそうだなあと思いました。
今度行く機会があればロースを食べてみたいな。
これからも夫婦元気でおいしいとんかつを作ってください。
面白美味しそうに読ませていただきました!
メドレのとこは吹き出しましたw
写真を気にされているようですが、
脂もしっかりと見えますし
美味しそうに写ってますよ
ソースはどんな味だったのかが気になりました
また楽しみにしています
追伸:パセリは毒消し効果があるらしいので・・・