おススメ証券口座

中小企業診断士の2次試験(24年事例1)の合格答案を公開してあげるぞ!

いつもお世話になっております!

含み益が溶けるーー。

どんどん溶けるーー。

うっすいソフトクリーム並みにあっさりと溶けるーー。

もう許してください……。

なんでGNIちゃんがストップ安なのー。

ラクオリアも下げ止まんない。

ブライトパスを一部損切って、ラクオリアさんを今日も買い増しました。

ってか3Dマトちゃんが頑張ってるのが笑えるぜ。

 

それはともかく、もう遥か昔のことのように感じますが昨日診断士の一次試験だったんですね。

あの夏の高校野球大会に臨む高校球児のような気持ちが懐かしい。

受験生の皆さん、お疲れさまでした。

受かった人はさっそく2次試験の勉強を始めよう。

1次試験は紛れもなく地方予選。

2次は甲子園だ。

我々大人のために国が用意してくれた甲子園なのだ。

 

辛い練習に耐えて勝利だけを目指して孤独な戦いを続けてきた日々。

緊張感も受験生から漂う必死オーラも1次と2次じゃ全然違うぞ。

僕のような低偏差値人間はその空気に飲まれます。

 

まず最寄駅から受験会場に向かう「人」の数がガクンと減ります。

そして口述試験のときはさらにガクンと減ります。

「あぁ随分減ったなー……」って誇らしさと、その裏っ側から滲み出てくるなんともいえないもの悲しい気持ちを味わってください。

 

2次の筆記のときは「みんな敵!」感がありますが、口述まで行くと「みんなで受かろうぜ感」に変化します。

そのために先輩診断士の僕が合格したときの答案を公開してあげるぞ!

この記事を発見した受験生はラッキーすぎるぜ。

合格したら「ゆきゆきさんのおかげで合格できましたってコメント」を書いてください_(._.)_

 

目次

平成24年度2次試験 事例1の再現答案

まずは事例1の僕の答案です。

試験問題はこちらでご覧ください。

【24年事例1】

それにしても懐かしい。ってか完全に忘れてんなぁ……。

第1問(20点)
A社のような中小企業が近年、海外での事業活動に積極的に取り組むようになっている。A社のような企業の場合、どのような外部環境の変化が海外進出を促していると考えられるか。その要因を2つあげ、それぞれ40字以内で簡潔に述べよ。

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]取引先メーカーのグローバル化という変化に伴い、海外生産体制強化が求められている点。[/voice]

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]海外進出を行う取引先からの経済的支援等により、リスク低減を図られる点。[/voice]

うわぁ……。

ひでえなぁ。これダメだろ。

どっちの回答も「取引先から言われたからしょうがねえなぁ」みたいに書いてる。

こういう回答は最悪です。

2つ書けって言われてる場合は、ちゃんと切り分けて書かないと。

 

……って思うでしょ?

でもまぁこの問題の場合はギリギリセーフ。

前年の23年のときは与件の行間を読んで大失敗した。

例えばこんな問題だったら「国内市場が縮小を続ける中、企業のさらなる成長のために海外に販路を求める必要があったため」みたいに書いてたと思う。

だけど、「内需縮小」とか「海外販路獲得」なんてことは、この問題に関しては予件に全然書いてない。

与件に書いてないことはあんまり触れない方がいいぞ。

大怪我のもとだから。

もう小学生みたいな回答でOK。

与件から抜き出せば何とかなる。これでも合格したんだぞ。

勉強になるだろー。気持ちが楽になるだろー。

 

第2問(20点)
A社は、Y社の要請による海外進出を実現していないが、X社の要請に応じて、2002年に東南アジアの新興国S国に初めて生産拠点を設けている。Y社の要請によるA社の海外進出が実現しなかったのはなぜか。X社の状況を考慮に入れて、考えられる理由を100字以内で答えよ。

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]理由は、品質保証の安定的な維持・確保が容易でないためである。まずは海外進出への経済的支援等を受けたX社が生産を開始しているT国の工場稼働に経営資源を集中し、品質保証を万全にしようと考えたためである。[/voice]

これは完全にダメですね。

穴があったら入りたい。

多分10点くらいしかもらえてないんじゃないですかね。

なんでY社だと品質保証が難しいのかを書いてないんだもん。

Y社はパートナー企業をコーディネートしながら部品製造を行っているので、X社だけが海外移転をしてもうまくいかない。

「Y社はパートナー企業間との連携が困難だった」みたいなことを書かないと。

X社の場合は経済支援を受けたから、っていう後半部分はまぁ間違ってはないでしょ。

 

第3問(20点)
日本国内で重要保安部品を自動車部品メーカーに供給しているA社では、表面加工処理の自動化システムなどを開発し、品質の確保を図ってきた。しかし、東南アジアの中でも労働者がまじめて勤勉だといわれるS国の工場に、品質保証のためのシステムを導入したにもかかわらず、X社向け表面加工処理が主であるS国の工場を日本の工場の品質保証レベルにまで引き上げるにはかなりの時間がかかった。
それには、どのような理由が考えられるか。120字以内で答えよ。

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]理由は、品質保証の維持・確保への意識が社員に浸透していなかったためである。品質確保のための設備の確保等を優先し、社長や社員、部門間の情報共有不足により、社員の継続的な意識改善が図られず、品質レベルの向上が図られなかった。[/voice]

うん。

これは15点くらい貰えてんじゃない?

その通りでしょ。

事例1は「組織・人事」の事例だと分かっておけば簡単に導き出せる答えだと思います。

TACさんの回答は「進出当初、生産現場に精通していない人物が工場長であった可能性があり……」って工場長をディスっています。

与件を見ると

「現在では、30代後半の技術畑出身で現場に精通している係長クラスの人材を工場長にとして派遣し現場の運営を任せている」

って言葉が。

確かにこれって裏を返せば「当時は技術畑以外の出身で現場を知らなかったダメ工場長だった」ってことだよなぁ。

さすがTAC……。

ただ現実的には本番の限られた時間でここまで導き出すのはなかなか難しい。

ってかここまで来ると国語の問題ですよね。

そう。診断士の2次試験は国語の問題って割り切るのも一つですよ。

第4問(20点)
A社では、生産現場管理に精通し管理能力に長けている係長クラスの人材を海外生産拠点の工場長として送り込んでいる。現地工場の運営管理以外に、係長クラスの人材に、どのような役割を期待し、どのような能力を向上させていくべきかについて、中小企業診断士として、A社の社長に100字以内で助言せよ。

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]期待した役割は品質保証を万全にし、完璧な製品を供給するために取引先の状況を考えた現場レベルでの継続的なプロセス改善の実施である。そのために製品異常を発見する意識の醸成やそれへの対応能力向上が必要である。[/voice]

これも恥ずかしい回答……。

よくて10点じゃないですかね。

まず日本語がおかしいし。

あとめちゃくちゃ抽象的。

僕が採点者なら5点を付けてる。

特に後半。

組織・人事の事例なのに「個の能力」の話になっている。

ここは「本社と現地との間に入って意思疎通を行うコミュ力の向上」みたいに書いた方が良かったですね。

もちろん、文字数が足りないからって「コミュ力」って略しちゃダメだよ。

第5問(20点)
A社では、日本国内で課長以上の社員を対象に成果主義型賃金制度を導入しようと考えている。中小企業診断士として、制度の設計および導入にあたって、A社の場合、どのような点に留意すべきかを120字以内で助言せよ。

[voice icon=”https://yukiyuki13.net/wp-content/uploads/2017/05/cropped-logo.jpg” name=”(僕)” type=”l line”]社員のモラール向上に繋がるよう留意すべきである。具体的には①制度設計にあたっては社員を参画させ、評価基準や必要性を共有することで納得度を確保する。②導入にあたっては社長、非正規を含めた社員、部門間で情報共有を明確にし、透明正を確保する。[/voice]

まぁこんなもんでしょ。

最後の問題だけに時間がなくて焦っちゃってます。

どっちも共有って言葉を使っちゃってるのが良くないですね。

 

あと、納得度じゃなくて公平性って書けばよかったです。

人事制度は「公平性」「透明性」が基本ですから。

ちなみに最後の透明性が透明正になっているのは誤字じゃなくて、マジで間違えて書いちゃいました。

最後まで「あれ、この字なんかおかしくないか? いやあってるよな……」って思いながら、まさかの「性」の字が出てこなかった。

休憩時間にスマホで調べて愕然としました。

というわけで、誤字があっても減点はされてるかもしれないけど、「0点」にされるみたいなことはないので安心してください。

当日は朝っぱらから凹んだけど……。

 

本当に今日は診断士受験生にとって有意義な情報を出しまくっちゃったよなぁ( ´艸`)

まとめ

・回答は与件に忠実に。知識をひけらかすような奴は嫌われるよ。

・誤字があっても落ちないから気にするな。

・たいしたこと書いてなくても受かります。

 

この程度で受かるなんて嘘だろー!って思った人。

受かるんだよ。

多分、本番はみんなすごく緊張してんだって。

というわけで先輩診断士の僕からのアドバイス。

大したこと書かなくても受かるから「平常心で」。

ま、でもこの事例1は良くて評価Bだと思います。

答案は参考にせずに、考え方だけ参考にしてもらえれば。

 

ちなみにTACが合わないなって思った人はLECが良いぞ。

【LEC東京リーガルマインド】

徹底的に事例企業のSWOT分析をさせられます。

めんどうくせえなあと思ったけど、これになれておくと実務に入ったときにすんごく力になります。

色々コースもあるので検討してみては?

事例2~4はまたの機会に。

明日はラクオリア、リバるといいなぁ。。

[kanren postid=”4181″]

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次
閉じる