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サラリーマンにとってのコスパ最強資格は中小企業診断士だろ!

こんにちは。

アベノミクスで復調の見え始めた日本経済も、ここにきて中国経済の減速や原油安などにより不透明さが増しています。ワタクシの保有株の含み損も……(泣)

それはさておき。

国内経済は個人消費も企業の設備投資も伸びない中、もはや金融政策だけでは限界を迎えており、この状況で来年消費税が上がっちゃうことを考えると、かなり背筋が寒くなってまいります。

まさに一寸先は闇の経済情勢。もはや正社員とはいえ安穏としていられる時代ではございません。

最近はこうした動きを反映してか、資格取得を目指す社会人も増えているようで……。

というわけで、今日は私が4年前に取得した中小企業診断士という資格について紹介しようと思います。

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目次

【中小企業診断士資格は就職や転職の武器になるんだぞ!】

1986年のピーク時には532.7万者であった中小企業数も、直近では380.9万者と減少に歯止めがかかりません。

ここ30年で3割近くの中小企業が姿を消したことになります。

中小企業の内、小規模事業者(商業・サービス業:従業員5人以下、製造業その他:従業員20人以下の事業所)に至っては1986年の約477万者をピークに減少に転じ、直近は325.2万者と減少率は3割を超えています。

出典:中小企業の企業数・事業所数(中小企業庁)

中小企業は全企業の99.7%を占め、また働く人の3人に2人が中小企業で働いています。

つまり日本の経済は中小企業によって支えられており、まさに「中小企業の活性化なくして日本経済の活性化なし!」なのです。

私はこの数字を知ったときに愕然としました。

そして「ようし!この状況を変えてやるために診断士の資格を取るぞ!」と強く心に誓った……わけではございません。。。

ただ、猛烈に怖くなったのです。

私が生まれたころから現在まで、3割の中小企業が消えている。

これまでどこか他人事だった「倒産」、「リストラ」という言葉がとてもリアルに目の前に突き付けられたのです。

少子化がとまらずどうやったって内需が減少する中、残念ながらこの傾向は続いていくでしょう。

もし、自分が四十歳、五十歳になったとき、勤めている会社が倒産したら……、業績不振に陥りリストラされたら……。

コミュ障の髪の薄くなった(予想)中年オヤジなんてどこの会社も拾ってもらえないだろう、そう思いました。

リアルに公園のベンチで寝泊まりしている自分の姿が脳裏を過りました。

 

そんなわけで中小企業診断士を取ろうと思ったのです!

【中小企業診断士って実際のところいくら稼げんのさ!】

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。法律上の国家資格として、「中小企業支援法」第11条に基づき、経済産業大臣が登録します。

出典:一般社団法人 中小企業診断協会HP

 

簡単に言えば経営に悩む社長さんに「ああしろ、こうしろ」ってアドバイスする人のことです。

中小企業のお医者さんって呼ばれ方もしますね。

 

ちなみに独立診断士の年収(3,000万円以上の人を除く)の平均は739.3万円(中小企業診断協会調べ)とのことです。

 

でもですね、診断士は私みたいに「コンサルタントになんて興味ねーよ」って人にもおススメの資格なんです!

そもそも自分はコミュ障なもんで、経営者にアドバイスなんてできるわけがありません。

ではなぜ診断士なのか!



【中小企業診断士はサラリーマンにとっても最強資格だぞ!】

 

まず診断士試験は非常に試験範囲が広いことに特徴があります。

 

第1次試験は下記の7科目あります。

「経済学・経済政策」

「財務・会計」

「企業経営理論」

「運営管理(オペレーション・マネジメント)」

「経営法務」

「経営情報システム」

「中小企業経営・中小企業政策」

 

経済から財務、経営理論、法務、システムまで、幅広く経営についてお勉強できます。

どこの会社、部署に行っても役立つ知識が習得できるわけです。

 

もちろん、「イマドキ資格なんてとってもたいして転職に有利になんねーよ」っていう意見もありますし、一理あると思います。

でもでも、同じような人間が面接に来て、一人は診断士資格持ち、一人は運転免許だけ、だったらどうでしょう。

 

診断士は一次試験の合格率が約20%、一次試験に合格した人だけが受験できる二次試験も20%くらいと、かなり頑張らないと受からない試験です。

 

しかも合格した後の実務補修という研修に行くと、グループを組まされて実際の企業の診断を行うんですが、私のような田舎の中小企業で働いている人間はガチでビビります。

有名大学・有名企業の人間ばっかりなんだもん。

偏差値40の漢字で名前を書けば受かる大学の出身で、ほぼほぼブラックに近いリアル中小企業に勤めている人間は私だけでございました。

 

というわけで結構頑張らないと受からない試験なんです!

それは企業の人事担当者もよくわかってます。

少なくとも勤務先が将来倒産して、ハロワで見た求人に面接に行ったときに、「こいつは髪の毛は薄い(予想)けど、努力はできる人間なんだな!」という評価だけはもらえ……ればいいなあ。。。

 

というわけで次回は偏差値40の大学出身の私がやっていた勉強法を紹介します。

【関連記事】サラリーマンのために中小企業診断士の効率的な勉強法を教えるぞ!

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