いつもお世話になっております。
どうもワタクシです。
最近、良いことがない。最近に限らず良いことがない。なんだか投げやりになりそうなんだけど、こんなときこそ、がんばっている会社を褒めたたえたい。
そう、今日はワタクシが非常に期待をしている会社、サンバイオを褒め称えるのだ!
*サンバイオさんについての詳細はこちらの記事で紹介しています。
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損傷した脳を再生させる夢の新薬、SB623に大注目!
夢の治療薬の開発に取り組んでいる会社、サンバイオは2013年2月に設立された、従業員わずか23名のバイオベンチャー企業です。
この会社が開発し、現在治験を行っているSB623という細胞再生薬がトンデモナイと、ワタクシの中で評判になっています。
というのも、この薬は「一度傷ついた脳は再生しない」という医学界の常識を根本から覆すものだからです。
つまり、脳梗塞や脳卒中の後遺症に苦しむ人にとっては大いに期待できる新薬と言えるでしょう。
脳梗塞の後遺症が慢性化した患者を対象にした小規模な臨床試験では、考えられないような効果が出ています。
動かなかった腕が上がるようになったり、歩けなかった人が歩けるようになったり、言語機能が劇的に回復したりと。
投与した18人全員になんらかの有効性が見られたといいます。
SB623が脳を再生する仕組みは?
これが実はよくわかっていません。
会社側はSB623が細胞や神経組織を刺激して、患者の細胞が再生されるのでは?と考えています。
もっと具体的に言うと、SB623は体内に残らず、時間をかけて消失していきます。
そしてSB623が死ぬときに、神経細胞の成長再生を促すとされるFGF2を大量に放出し、周囲の細胞に影響を与えている可能性が考えられるのです。
詳しいメカニズムは不明ですが、このFGF2が神経細胞を増殖させる事実は間違いないよう。
というのもFGF2の濃度が上がると、細胞の増殖を示すBRDU Incorporationの数値も加速度的に上がっていくことが判ったからです。
さらにこのFGF2は脳細胞だけでなく、損傷した血管の再生も担っているとのこと。
脳細胞だけが再生されても、血管が損傷したままならば再び脳細胞は死滅することになりますが、血管も再生されればその効果は持続する結果になります。
まとめるとこんな感じ
・SB623は細胞内にFGF2を大量に保有している
・FGF2は体内で死滅するときに保有していたFGF2を放出する
・なんでかはよく分かんないけど、FGF2は神経細胞の増殖を図り、さらには血管の修復も行ってくれるよう
フェイズ1の結果を分析すると、SB623を投与してから6か月が経過しても、その改善効果が持続していると示されました。
これはさっき書いたように血管の再生も図られている証左です。
こうした好結果を受けて、サンバイオは現在、慢性期の脳梗塞患者らを対象とした国際的な大規模な臨床試験に入ったところです。
経過観察も含めたらまだ時間はかかりますので、実際に使用できるようになるまではまだ数年先になります。
ただサンバイオはこの治験が成功すれば、対象疾患をアルツハイマーやパーキンソン病、さらには脊髄損傷などにまで拡大し、これまで有効な治療法がなかった疾患の画期的な新薬開発に取り組んでいくと意欲的です!
サンバイオの業績と株価は!
SB623はまだ研究開発中のお薬のため、サンバイオに売上が入ってくるのはまだ先の話。
現在はもっか大赤字継続中です。
にも関わらず時価総額は600億円台と日本のバイオの中では大きい。
これはまぎれもなくSB623への期待からでしょう。
ただこれほどまでに画期的な新薬が大規模な臨床試験でも効果が実証されたら、こんな株価じゃ済まない。
ぜひとも成功してもらいたいです。
そしてアルツハイマーなど、適応拡大を進めてほしいです。
アルツハイマーとか、本当に本人はもちろんですが、家族も大変ですからね。。。
まとめ
・SB623は損傷した脳を再生させるお薬!
・脳だけじゃなく血管も再生させる!
・現在、大規模臨床試験中!
・早くアルツハイマーへの適応も望む!
これまでの進行を抑えるというお薬ではなく、細胞を再生するという夢のお薬が、早ければ数年後にも世に出ることになります。
脳梗塞の後遺症で運動障害などが慢性化してしまった患者さんに対しても、ガッツリ効いている例があるってのは大いに期待せざるを得ないわけで。
何が何でもSB623の早期承認を実現させてほしい!
多くの方の希望となる新薬開発に取り組んでいるサンバイオを今後も応援したいと思います!
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました_(._.)_
俺もサンバイオで脱サラするうううううう!!!!
来年一緒に高笑いしましょう~~~~!!!!
もっと褒めたたえて安心させてw