3Dマトリックスが25年4月期1Q決算を発表したぞ！

いつもありがとうございます！

どうもぼくです。

値上げをできないことに悩んでいるどうもぼくです。

ぼくってほら根が優しいじゃないですか。

だからさあ「いやーゆきゆき診断士さんよお。これっていくらくらいお金かかんですかよお」って言われちゃうと、

「いやいやいやそんないいですよ！　もうねお気持ちだけ頂ければ心から幸いで」

みたいな返事をしちゃうわけ。

そうすると最低賃金じゃんみたいな値段を提示されちゃったりしてさ。

難しいぜ。お客さんには「値上げしなさいよー。価格転嫁しなさいよー。待ったなしだよー」って言いながら、自分ができないんだもんなあ。

というわけで、何気に低賃金でせこせこ忙しく働いている中、あっという間に愛する3Dマトリックスさんの今期1Q決算日が来ちゃいましたよ。

さっそく見ていこう！

3Dマトリックスの25年4月期1Q決算発表！

はいこの通り。

3ヶ月前に中計が出たときに、「鈍化だ鈍化だ鈍化だ！！！」言われたんですけど、わたくし絶対に保守的にしてるだろと書いたじゃないですか。

結果としてはやはり売上も営利も上振れてきました。やったね。

マトちゃんも分かりやすく予算と実績の対比表まで出してきたよ。

さすがのアメリカさん、大幅予算超過。

ヨーロッパはちょびっと足りなかったけど、昨対で見れば十分な伸び。

毎年ヨーロッパは1Qが少なくて、そこから右肩上がりで伸びていく傾向が顕著なので、特に昨対比較が大事。

44%増なのでほぼ想定通り。悪くないっす。

日本も変わらず堅調に伸びています。

ようやく最悪期を脱したオーストラリアも、来年には一桁億後半くらいは稼いでくれそうです。

そして注目の営業利益についても計画と比べて1億くらい縮めています。

売上よりもこの数字の方が、ぼくの予想よりも良くて驚いたぜ。

会社の想定為替レートよりも円安が続いていたので、コストを吸収できないかと思っていましたが、収益性の高い直販のアメリカと日本の貢献度が大。

売上が伸びようとも、販管費も同じくらい増え続けるのでいつになっても永遠赤字論も蔓延していましたが、売上が昨対で658百万円増のところ、販管費は170百万円。

下がり続ける原価率とあわせて、粗利が販管費をバクバク食っている状況でっす。

研究開発費を除けば赤字額はもう170百万円くらいなもんなので、すでに貢献利益でほぼ間接固定費を賄っちゃってるんだよね。

永遠に収益化しないとかいう話はいずれ終焉に向かうことでしょう。

原価率も28、29%で来ているので、さらにスケールアップが進んでいけば、最終的には20～25％くらいまでいけそうだぜ。

岡田社長によるメニューブックにチャーハンの横にナポリタンを載せていたような全方位戦略から、ゴリゴリ働く男のための豚骨ラーメン一本勝負みたいな「選択と集中戦略」によって、ここまで順調に来ています。

前回のQ＆Aでも質問しましたが、先行投資を捨て金にしないノウハウについて、ようやく蓄積出来てきたので、今後の次世代止血材投入の際にも活かしてくれればというところ。

投資した領域でしっかり売上が付いてくれば全く問題ないわけだからね。

なお今期の計画は下記の通り。

1Qで15億近く売っちゃったんで、今後全く伸びなくても計画は達成しちゃう数字。

で、全く伸びないことはなく、基本1Qの数字を土台に階段で上がっていくので、今期の目標達成はほぼ確実。

あとはどれくらい上方修正できるかというレベルだと思っています。

さらにうまくいけば3Q、4Qあたりに悲願の「ブレイクイーブン突き抜けー！！！」が見られるかも。。

そしたら僕はもう泣いちゃうかもしんないよ。

今後のカタリストについて

・ピュアリフトの日本上市とアメリカ申請

これがいつくるかなあ。

特にアメリカは市場性も高いとのことだし、クロスセルが可能な製品。

耕しまくったアメリカ顧客に上乗せできるとすれば、これこそ確度高く業績への積み上げになります。

うーむ楽しみ楽しみ。

そのほか、GI関連の適応拡大も急に来たりするので、きたらサプライズってことで。

・次世代止血材の承認

これは年度末以降まで待ちましょう。次世代の承認・上市まではpurastatで業績の土台を作る期間。

もう先行投資の大コケや、刷りまくったせいで研究開発費のねん出ができないんですよ。

さらに刷りまくって今すぐ研究開発しろって意見もありますが、無理筋すぎるでしょ。

時価総額100億しかないんだから、それをまた50%希薄化させるんですかって話。

もう一刻も早く黒字化するしか道はないのです。

そして、筋肉体質を作って、この足止め食らった期間をダッシュで巻き返してほしいわけです。

・IBD関連の進捗

これも楽しみっすね。

前回Q＆AでもRPについてはアメリカでも相当施設数で使用されていて、ポジティブなフィードバックを得られているとのこと。

それもあってアメリカでも欧州でも臨床研究が準備中。

日本での結果とあわせて、いつ進捗があるのか楽しみにしています。

おわりに

・順調順調

ただし、毎回完全無意味な帳簿上だけの数字のお話である、子会社貸付金の円換算で最終損失拡大！

でぶん投げてくる信用組。

なので直近の株価は分かりませんが、とにかくワラントを消化して、希薄化を抑えて、キャッシュアウトを抑えたところで材料が来れば、どっかでは跳ねると思うんだけどなあ。

シンバイオみたいになるかどうかはともかく、ぼくはマトやんの「黒字化！！！」を見たいので、そしてそれはそう遠い話ではないと思っているので、待ちますよ。

そして岡ちゃんの動画公開は17日。

1番肝心かなめだった1Q決算も終わったことだし、今後の好材料期待しているぞ。