いつもお世話になっております!
昨日は、ぼくの愛する3Dマトリックスさんが今期の下方修正を発表しました!
正直なところナイスタイミングー!
下方修正前にFDAとか製造所の承認とか出ちゃっても……なところがありましたので。
「あの自信満々セミナーの後に下方修正とかメンタル強すぎ!」とかいうご意見もありましたが、ぼくレベルになると、あのセミナーはネガティブ連発だと思っちゃったもん。
「”少なくとも”赤字が縮小していくのは間違いないし」
もうこの一言からして察せられるもん。
「少なくとも」ですよ。
こんなん言ってる時点で、行間を読んであげる必要があります。
というわけで、とりあえず修正された数字を確認です。
3Dマトリックス2023年4月期業績修正予想!
はい、こちらでーす。
織り込み織り込みー!
っていうか、ようやく2Qを底に赤縮段階に入ってきたなあと。
ぶっちゃけみんなもそう思ってるんでしょ。
と思ったら。
「下期も赤字じゃーん!!! やべー!!!」
って連呼されてる……。
これがあるから嫌なんだよなあ。
またバイオあるあるそりゃそうだろネタで暴落しちゃうんですかー。
勘弁してくださいよ。
はあ泣きたい。
いやだってさ……。
2Qの時点で営利マイナス16億だったんですよ。
さすがに今期当初予想比では赤拡すんのあたりまえじゃないですか
垂直飛び世界レコードクラスでも無理だよ。
岡ちゃんも膝を大事にしなきゃいけない年だからね。
セミナーでの岡ちゃんのお言葉を思い出してください。
「少なくとも赤縮していくのは間違いないし」
確かに下期は営利マイナス14億。
「営業赤字トレンドの転換点」っていうのはそう意味でしょ。
(ただおせー!ってだけで。。。)
今後のご注目点!
幸いなことに、これまでマトちゃんは下方修正の下方修正はしたことがないので(去年の足し算ミスの件は除く)、この数字はクリアしてくると思われます。
過去には結構上回ってきたときもあるので、まあそれは期待せずにそうなればいいねくらいのレベルで。
なぜかさらにぶっとんだ「経常10億赤拡!!!!やべーーーー!!!!」みたいなもはや理解不能反応も猛威を振るっていますが、去年までの営利と経常の差額は単なるマトちゃんグループ間での子会社貸付金の為替差益なので何の意味もありません。
帳面上のお話。
そんなのでいいなら、また今期も本決算で営業外収益の計上による「経常利益の大幅上方修正」が出るだろーよ。
いやーマジっすか。ほんと勘弁してくださいよ。
帳面上の経常赤字拡大とか、そんなんで大暴落されたら涙が出ちゃうわ。
涙が出るとみたらし団子が食べたくなる体質です。
それはさておき。
来期ですよね、来期。
下方修正はいつものことなんですが、えっとー、ちょい昔までは下方修正して前期比50%増とかいっても、1億増とか2億増とかだったわけです。
さすがに内視鏡に関しては長い先行投資期間がありましたが、ようやく固定客を掴んだので売上のベースができています。
今期も売上は昨対50%増で、額としては8億増。
悶絶下方修正しながらの8億増はマトラーとしては非常に感慨深いわけですが、それもおいておいて。
「オーストラリア黒字化!ヨーロッパもGIのみなら黒字化!日本も貢献利益黒字化!アメリカも損益分岐へまっしぐら!」
の会社表現は強すぎですが、赤字の底であることはぼくも間違いないと思っています。
会社の中計はどうなるか分かりませんが(今回の「来期以降も高い成長を維持した計画を立案できるものと考えております」はちょっとおもしろかった)、ぼく的なイメージはそうだなあ。
来期以降は1Q営利マイナス6.5億くらいスタートからの四半期ごとに1億減って感じでしょうか。
粗利額的には増えていくので、実際には直線的ではないけど、ならせばね。
再来期の3Qか4Qくらいにトントンイメージ。
だから来期には「赤縮トレンド」が見えてきて、そのどっかの過程で「あれ?これマトちゃんマジで黒字化すんじゃね?」雰囲気が漂ってきて、そこらあたりで黒字化どころか次の次世代だIBDだ癒着防止だDDSだの進捗も出てきて、株価ズッドーン!!!
「ユキユキさん、ついに辞表を提出するぞ!」
って記事を満を持して書こうと思っています(はい、毎年言ってます)。
頭がスイートポテト野郎と呼んでください。
まとめ
決算前のFDA待ちが大行列を組んでた感があるので、この時期だけサプライズ下方修正はタイミングだけ言えばと良かったかなあと。
あと数字的なところは、今期1Qの時点で「通期はこんなもんだろう」はみんなそこそこ予想できてたと思ったんだけどなあ。
今後の材料投下と増資のタイミングに上げ下げしながら、最終的には赤縮傾向が続いて来期半ばあたりの「あれ?これマトちゃん黒字化すんじゃね?」の実績こそが株価ステージを2段階くらい上げると思うので、それを待つのみであります。
自己組織化ペプチドのポテンシャルだけは揺らいでないんですよ。
だって勝手に世界中でマトちゃんが金出さずに治験とか臨床研究をバンバカやってくれてんですよ。
んでいきなり社長呼ばれて、
イギリスの先生「おい岡ちゃんすげー結果が出たぞ」
岡ちゃん「????」
なんてことが起きてるわけです。
今は相当開発費を抑えていますが、これにもう少し投下できるようになれば、頭がスイートポテト野郎のぼくとしては本当に毎年1本2本世界中で適応拡大していく未来が見えてるんですけどねー。
内視鏡特化してあと全部捨てていいなら、実は明日から黒字化できるマトちゃん。
そのGIだけでも適応拡大領域はたんまり残されていますので、もう1年マトちゃんストーカーをさせてくれ!!
1年間はENT、心臓ぶったぎって、黒字化と再生領域当たりの研究開発を1本2本優先し、株価ぶち上げてから資金調達という方法も取れるのが今のマトちゃん。
常時金欠状態よりも、中期的にはこっちのほうがいいかもしんない。
そこはカスケードダウン(笑)とか言っちゃう経営者の腕の見せ所です。
いずれにしても、ぼくはなぜか根拠のない自身に満ち満ち溢れ、この決算を見せられてもマトやんは全然安いと思っているので、ちまちま買ってくぞーう!
もちろん、これは頭がスイートポテト野郎だからこその過ちであるかもしれません。
それでも日本経済復活のためにも大成功バイオに出てきてもらわないと困るので、全バイオさん時に株券スリスリしながら応援しております。
ど底辺のキミたちもぼくと一緒にもうしばらく労働をがんばりましょう!
あとは風呂入って、寝れば大抵のことはなんとかなるでしょう。
がんばれ、マトちゃん!
いつもながら鋭い分析とユニークな表現て楽しませてもらって安堵感いただいております。
今日は安心して眠れると思います。
有り難うございます