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3Dマトリックス(7777)の2018年の暴騰を祈る!

あけましておめでとうございます!

3Dマトリックスさんの岡田社長の2018年第二四半期決算の説明会動画がアップされました。

資料自体は既に公開されていたんで大きなサプライズはありませんでしたが、ちょこちょこ良い材料が。

気になるところもあったけどそこは無視。

今日はマトちゃんの良いところだけを書いていこう。

目次

カナダで止血材の承認が下りそう

「下期に製品登録が完了しそうだ」というお言葉を社長から頂きましたー。

いやぁ良かったね。

ヨーロッパの主要国1ヵ国分程度の市場規模があるというカナダ市場。

3Dマトリックスの止血材「purastat」は、地域や代理店によって売上状況が全然違う(しかも会社側も予測しきれないことがよく分かった)ので、今んところエサをあちこちにばら撒いて、うまく食いついてくれる国があれば良いなぁっていう戦略で進めていくしかないと思います。

代理店も販売待ちとのことで、オーストラリアのように「当たれば」良いんだけど。

 

ちなみに韓国も承認待ちですが、一切触れられず。

サプライズで承認の知らせが来たら結構喜ぶよ。

どうなりますか。

・欧州の新規顧客開拓も進む!

UEGW(欧州消化器病週間)におけるpurastatのディスカッションが開催。

41人のKOL(お薬の販促に影響力を持っているお医者さん)が参加したとのこと。

その内、約半数はピュラスタットを使ったことのないお医者さんです。

後日、それらの多くの医師に直接フォローアップで面談をしたところ、すべての人がピュラスタットを実際に使用することになった!……らしい。

 

なお、このミーティングが開かれたのはちょうど2Q最終日の10月31日。

3Q以降、社長の言葉を証明するような目に見える売上が上がっていくことを期待しています。

(ヨーロッパもマッケみたいに代理店主導で大規模な販促をやってくれれば良いのにね。これじゃあホントにマトちゃんの「直販」じゃねーか……)

 

20億なんてトンデモ数字に拘らずに、一時金の金額落として良いから契約しちゃえよ。

だけどそもそもどうなんだろうなぁ。

欧州全域をカバーするディストリビューターとの契約について、今回も一切触れられず。

本当に3社との契約交渉してるのか。

進展してるのか。

 

いかんいかん。

今日はポジティブなことしか書かないんだった。

 

えーっとですね。

イギリスで大規模なpurastatの臨床研究が始まります。

その名もPOPS(the Prospective Observational Purastat Study)というpurastatのための医師主導の臨床試験ですよ。

purastatの最適な使い方の共有や、止血効果・安全性の検証などを目的に行われます。

 

主任研究員はpurastatを上市直後から買い煽りまくってくれている「バンダリ教授」。

その他、イギリス内の全15施設の病院が参加しての臨床研究になります。

 

その中で岡田社長は「バンダリ先生って学会の中ではそこまで地位は高くないんだよね」ってことを言っちゃってます。

 

 

えーそうなの?

 

 

 

今まですんげー持ち上げてたのに。

ESDにおいて、ヨーロッパの中でも権威中の権威みたいなお方だと思っていたよ。

まぁスゴイ方には間違いないんだろうけど、ちょっと意外なお言葉。

 

い、いずれにしても、今回の臨床試験に参加する、その他の施設はバンダリ先生よりも学会での地位が高いそうな。

学会の重鎮先生たち(直前までアマゾンプライムでドクターXを観てたので、北大路欣也の顔が思い浮かぶ)にpurastatを使ってもらい、その他の医者に広めていってもらえればなぁといったところ。

……だけどイギリスの代理店って買収されちゃったんだよなぁ。

早いところイギリスで新しい代理店を見つけてもらいたいぜ。

評価が高まっても、売ってくれるところがないと意味ないからね。

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止血材の日本の治験が順調に進展中!

一番気になる日本での治験。

現在までかなり順調に進んでいるようですね。

あと半年くらいで終わって、その後解析。

来期中に再承認申請まで持っていければ、さすがに株価も反応すると思います。

売れるか売れないかに、代理店の「やる気」がめちゃくちゃ関わってくる(逆に言えば黙っていても売れるような「製品」じゃない)ことが分かったので、扶桑さんという強力なパートナーがフル稼働してくれる(多分)日本で、早く売上が立ってほしい……。

 

心臓血管外科での治験も始まりそうですね。

ピュラスタットでいくのか、次世代止血材でいくのか。

治験デザインも大いに注目です。

後出血予防材はランダム化試験結果を待たずに承認申請!

現時点でランダム化試験を実施しているのに、なんで再申請データではヒストリカルコントロールとの比較なのか謎でしたが、試験はまだ終わってなかったんだって。

なんで終わる前に再申請したんだよってことですが、これは素直にランダム化試験が途中段階でもかなり良い結果が出ているから、と考えて良いんじゃないでしょうか。

試験の解析が終わった後に、追加データとして提出することも考えられます。

いずれにしても、少しでも早く承認を取りたいというマトちゃんの迅速な動き|

 

順調にいけば今期中にも承認取得のお知らせが出るかと。

50%以上、後出血予防効果が得られたというのは結構インパクトが大きい。

めちゃくちゃ期待しているぞ。

止血は焼灼止血などの別の止血法を使うけど、後出血予防効果や治癒効果を高めるためにピュラスタットとの併用をするってケースも出て来ないかな。

 

自分なら内視鏡術後の後出血の割合が5~20%だったとしても、半分以上後出血を予防できるんだったら絶対に使ってほしい。

こういう自分なら、って感覚、投資には結構重要な気がするし。

EUとしても医療費削減に寄与できるだろうし、今度こそスムーズに承認してほしいなぁ。

次世代止血材もスンゲー順調!

かなり順調に進展してるよう。

内視鏡分野では順調に知名度も上がっているし、使用医療機関が増えて来ているのは分かります。

んじゃあ何で売上に反映されないのか。

これはそもそもの内視鏡の市場規模がどうしても限定的だからでしょう。。

社長も、「心臓血管外科から始まって内視鏡に行って、耳鼻咽喉科にも広がっていって、点から面に」みたいに言っていますが、実際のところ心臓血管外科ではほとんど使われている様子がない。

やはり幅広く外科分野で使用されるには、より止血効果の高い次世代止血材開発は必須だと考えていま。

もちろん、この次世代止血材もめちゃくちゃたくさんある既存製品と比べて、どの程度の競争力があるのかは売ってみるまで分からないってことはピュラスタットが教えてくれたわけではありますが。

 

いずれにしてもこちらもマトちゃんらしからぬ迅速さで、開発の進展が見られたのは良かったです。

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癒着防止材は来期上期にも承認?

個人的に3Dマトリックスさんの蜘蛛の糸にもなり得ると思っているこの製品。

まずはオーストラリアでの臨床データがある耳鼻咽喉科領域に絞って、アメリカでの上市を目指すという戦略には大賛成です。

FDAからも510kでの申請が認められ、かつアメリカでのヒトでの臨床試験もいらないよってことで、動物実験だけで申請まで持っていけることになりました。

 

 

なお510kでの審査期間は90日間以内。

その間、追加データを求められた場合は、審査はストップします。

 

以前、3Dマトちゃんが510kで申請をした創傷治癒材は2014年10月23日に申請をしました。

そして実質的な承認となる「通知」を受け取ったのが2015年2月16日。

 

 

はっや。

 

 

3ヶ月半で承認取れてるぜ。

 

まぁ強化版キズパワーパッドみたいな製品(あくまでも例えだよ。怒ららないでね)である創傷治癒材と比べると、時間は掛かるかもしれません。

それでも一度申請から承認まで持って行った実績はありますし、人での臨床データも癒着率は0/60と完璧(比較試験じゃないけど……)。

あとはウサギさんを使った試験で、対象となるmerogelと比較して圧倒的な好成績を達成してくれることを祈る!

なお、510kの場合、「先行機器と少なくとも同程度に安全かつ有効であることが証明」できれば承認されますが、ここは承認後のマーケティングの材料としても使えるような、良いデータが見たいですね。

 

同じウサギさんの左右のお鼻を使って、一つはmerogel、もう一つはpurastatで癒着防止効果を測る試験。

明暗ハッキリ出るまさにガチンコ試験だ。

 

逆に言えば自己組織化ペプチドじゃないヒアルロン酸などを原料とするmerogelも癒着率ゼロだったら、

 

「ズコー!!!」

 

だよなぁ。

ドキドキしながら待ちましょう。

それでは本年もよろしくお願いいたします!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (4件)

  • yukiyukiさん、おはようございます。
    早速、西川きよし師匠の2Q決算動画についてご解説いただき、有難うございます。
    米国での癒着防止材なんですが、豪州のマッケのようなしっかりした代理店なら、同じぐらいPurastatが売れるんでしょうか?
    米国の人口が3億2千万人で、豪州が2千4百万人です。
    米国は13倍なので、豪州の売上を仮に5千万円/年とすれば、米国は6.5億円/年ですやん。
    副鼻腔炎の手術を受ける人は、それなりに豊かな生活レベルでしょうから、貧富格差の大きな米国ではちょっと差し引いて5億円ぐらい?
    それでも3DMにすれば、鬼の首を取ったぐらいの成果になりますが、結果は如何に?

    • もぐらさん、いつもありがとうございます!
      本年もよろしくお願いいたします!

      数字まで出していただきありがとうございます!
      すごく分かりやすい!
      ひとまず5億~10億くらいが一つの目安になりそうですねー。

      そして実際に癒着防止材がどれだけ売れるかは今回の動物実験の結果が大きいと思います!
      merogelと比較して圧倒的な有意差が得られれば、より有力な代理店との契約が期待できますし、その後の販促もスムーズにいくと考えています。

      一方で、merogelの値段が見つからなかったんですが、多分大して高いもんでもないような気が。
      なので、それこそ同等程度の結果であれば承認されたとしてもあんまり売れない可能性もあるかと。
      本当に今回のウサギさんの実験結果が重要です。

      また今回の結果次第でアメリカでの戦略も大きく変わってくるんじゃないですかね。
      癒着防止材がうまくいけば、全然進まない止血材はぶん投げて、癒着防止材の適応領域の拡大に全力を尽くしちゃって良いと思います!!

      とにかく止血材に後出血予防材に癒着防止材にとパイプラインは豊富に見えますが、その実全部purastat。
      それだけ応用可能性が高いとも言えますが、他のより優れた自己組織化ペプチドが現れたら全部持ってかれちゃいます。

      なのでスピード感を持って、来期・再来期で早期の黒字化を実現してほしいですよねー。
      そこまで行けば株価も上がっているでしょうし、大規模増資をしてくれて良いです。
      そのお金で有望な核酸医薬品の開発技術を持っているベンチャーでもM&Aして、経営基盤を盤石にし、数年後、1兆円の創薬ベンチャーに……。

      最後の3行は妄想です。
      今後ともよろしくお願いいたします!

  • 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。(ハンドルネーム変えました。あまりセンスないですが。。)

    仮想通過と他のバイオでの爆益おめでとうございます\(^o^)/
    さすがはyukiyukiさんですね~。
    私は下手だし面倒くさがりなので株で儲けるのは無理です。
    面倒くさがりって株で投資するにはかなりの短所ですよね。
    今は、生前遺産で義両親から毎年もらうNISAが僅かながら益だしてる程度です。
    あと、我が家の大半の財産はここに投資していて、当然のことながらまだまだ含み損。
    あと2倍にならないとプラスになりませんが長い目で見てます。

    3DMに材料でたらいつもyukiyukiさんのブログをチェックして勉強させていただいてます(^-^)/
    今年は本当に2000円突破したらいいですね。
    来期も欧州独占契約は無理そうだけど、癒着防止材と後出血予防材で1500円はいく気がしますが、yukiyukiさんの見立てはどうでしょうか?

    3DMは最近はらしからね順調ぶりなのに、動画の社長があまり元気がないというかお疲れ気味で気になりました。
    社長には健康第一で頑張ってほしいですね!

    • 幸せさん、いつもありがとうございます!
      こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします!

      2017年はたまたまでした。
      僕ももう少し早く仮想通貨を始めていたら……なんであの時面倒くさがっちゃったんだ……と後悔しています笑
      ただ面倒くさがりは一生ものだと思うので、これからも無理せずボチボチやっていきます。
      仮想通貨も大化けバイオも、大勝ちする人=ずっと放置してた人ってことはよくあるので、3Dマトリックスもいつか報われると良いですねー。

      癒着防止材と後出血予防材が承認されたら一瞬1500円くらいは行くかもしれませんね!
      ただ安定的に1500円をキープするには、やはり売上の実績だと思います!
      最低でも通期で10数億(四半期で2~3億)くらいの売上が立って、黒字化がマトちゃんの妄想じゃないってことが分かってこれば2000円くらいになると思ってるんですが……。

      岡田社長はお疲れの様子でしたね。。
      特に代理店との関係がグラグラなところが予定外だったんだろうなあと思いました。
      記事には書かなかったですけど、中東も承認がほぼほぼ決まったってことも良かったです。
      中東も医療機器市場が急成長しているようなので、何とか上積みを図っていってほしいと思います。

      一週間前にはコロンビアの代理店もyoutubeにpurastat動画を上げています。
      南米も目立たないですが、通期で数千万くらいでも売上が上がってこれば良いんですが……。

      半年後には、岡田社長からもラクオリアの谷社長のように「時価総額1000億になる!」みたいな自信満々発言を聞きたいですね!
      今後ともよろしくお願いいたします!!

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