いつもお世話になっております。
どうもワタクシです。
またまた心臓に違和感を感じます。
不整脈と何かが詰まってるような違和感。
ヤバいかなぁ。でもこの前の会社の健康診断では心電図検査異常なしだったんですけどね。
心も体も調子が良くない今日この頃です。
さて、ワタクシは新しい技術開発に取り組んでいる会社が好きです。
最近上場したところだとロゼッタが断然面白そう。
たまにはバイオ以外の会社も取り上げてみたいと思いますぞ。
ロゼッタとはこんな会社だ!
2015年に上場した、簡単に言うと「翻訳」サービスの会社。
これだけ書くと競合もたくさんいて、なんら目新しくもないビジネスのように感じますが、ロゼッタが目指しているのは「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」という翻訳業界の大改革です。
現在のところ翻訳市場のほとんどを占めている人による翻訳を、機械によるものに置き換えていこうという成長戦略を描いています。
機械の翻訳って、特に専門的な分野であればあるほど「品質」が悪いという問題がありましたが、ロゼッタがこの問題を解決するために活用しているのが人工知能。
ネット上の膨大なデータ、いわゆる「ビッグデータ」を活用し、前後の文脈から正しい訳語をAIに類推させることで、人と遜色のない程度まで精度を高める翻訳を実現させるべく、さらなる研究を進めています。
*現在の精度は人と比べると70%近くまで向上させることに成功しています!
ロゼッタの売上構成はこの自動翻訳のMT事業と、機械と人が共同して行うGLOZE事業、従来から行っている人よる翻訳事業です。
今のところ売上構成は人⇒中間⇒機械の順。
だけど、当たり前ですが人が絡めば人件費負担が大きくなるので、利益率は圧倒的に機械⇒中間⇒人の順です。
人だと5~15%程度の利益率が、なんと機械なら30~50%もあります。
国内市場の2500億円という翻訳市場は、グローバル化の進展によってさらに拡大していくことが見込まれますし、現状は市場のほとんどが人による翻訳で占められています。
AIの進化によって翻訳の主役は確実に「人」から「機械」へシフトしていきますので、ロゼッタの戦略はバッチリこの流れにハマっています。
こうした市場が伸びている分野にいる企業って買いやすいんですよね。
それにしてもワタクシみたいなクリエイティブな能力のない人間は、ますます淘汰されていくだろうなぁ……。
ウェアラブル端末「T-4PO」の実用化は2025年を目標に!
ロゼッタは、従来からの人による翻訳事業で得られている安定した利益を、積極的に次世代翻訳機の研究開発費に振り向けています。
ロゼッタが目指す商品イメージは、眼鏡みたいなもの。
眼鏡型の翻訳機を掛けたら、見たもの、聞いたものを瞬時に翻訳してくれるという端末「T-4PO」を2025年までには商品化につなげたいとのことです。
2025年にはスカウターをつけて歩く観光客が世界中でみられるんじゃないか!
海外旅行には手放せない機械になるんじゃないか!
目指すべき翻訳精度はなんと95%。ここまでいくとほとんど人と遜色はないです。
この端末を掛けて、映画を見たり旅行をしたりする人が増える世界がイメージできるでしょ。
普通にありそう。
あ、その端末が「T-4PO」になるのか、全く別の他社製品になるのかはわかりませんが……。
ロゼッタが可能性を秘めていることは間違いないと思います。
まとめ
・ロゼッタの自動翻訳機開発に注目!
・2025年にはスカウターみたいなものを付けた観光客が街中を歩いているかも!
ワタクシごときが注目し始める株っていうのは、もうとっくにほかの投資家からも注目されてるもので。
ロゼッタもPER100弱と、ちょっと手を出すのが怖い水準にはあります。
ただ近年の業績はまさに右肩上がりなので、それこそ2025年を期待して長期で持つというのはアリかと。
そもそも会社自体が短期で企業規模を10倍、20倍になんて無理だぞー!ってHPで書いてくれています。
こういう誠実な会社は好きです。
買うなら「言語的ハンディキャップの呪縛」というロゼッタの理念に共感できる人がよろしいのではないでしょうか。
応援したい会社に投資したいですよね。
当然、競合他社も多いでしょうが、その意味でも上場をして資金を集め、他社に先駆けて大きな開発費を投下して研究を進めているロゼッタさんは頭一つ抜けていると考えています。
ぜひとも「T-4PO」の実用化に成功させてほしい!
頑張れ、ロゼッタさん!
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました_(._.)_
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