いつもお世話になっております!
歴史的な大暴落に直面している皆さん、こんにちは。
どうもぼくです。
さぞやメンタルがやられていることでしょう。
でも大丈夫です。
ぼくはもっと大損してますんで。
仕事も急に捗りだしちゃって、上司からも「最近のユキユキちゃんはがんばってんじゃん」って褒められる始末。
セミリタイヤ余生のほほん願望が一気に後退し、ペコペコ社畜野郎へ逆戻りしました。
さてと。
本日はぼくが愛する3Dマトリックスさんの2020年4月期3Q決算発表がありました。
注目の富士フイルムさんとの提携が開始されてからはじめての決算!
さっそく見てみるぞ!
3Dマトリックス2020年3Q決算発表!
はい、こんな感じでしたー。
出典:3Dマトリックス2020年4月期3Q決算短信
まあフツーだよなあ……。
特に悶絶サプライズは発生しませんでした。
ホルダーの期待に沿うほどのものではなかったという印象。
ただ完全に後出しなんですけど、ぼくはこの程度だと思ってたんですよ。
代理店の中には、富士フイルムとの独占契約が結ばれたことで、手持ちの在庫がはけたらもう売るのやーめよってところもあるだろうから、その分を吸収できれば十分です。
外すと恥ずかしいから黙ってたけどね。
実はね。
ヨーロッパ売上は2Qから27.8%増!
それではいつものグラフを。
最重要市場であるヨーロッパは2Qから27.8%増。
本当かどうかわからないけど、社長はいつも「ヨーロッパの病院は購買プロセスが長くて、先生が買いたい!って言ってから、実際に手元にとどくまで半年とか1年平気でかかる」と言っています。
だからこそ、この伸び率を継続していくことこそが大事。
今のグロースを維持していけば、来期にはヨーロッパだけで売上10億円を突破することになります。
会社も「現在のところ想定以上のペースで拡販が進んでおります」だそう。
単なるイきり発言なのか、真面目に手ごたえを感じているのかの答え合わせは1年後に。
一方、オーストラリアは……
なお、ほぼほぼ月次黒字化しているというオーストラリアは2Qの8,000万円から6,800万円へと15%減。
まあでもぶっちゃけこれはどうでも良いや……。
去年もオーストラリアは2Q→3Qは減だったので季節要因と捉えることにします。
ホルダーはガッカリな人も多いかと思いますが、長年マトちゃんにいたぶられ続けているぼくからするとややホッとしたところがあります。
ヨーロッパが伸びなければ完全に「詰み」だったので……。
それは避けられたなあと。
ぼくクラスになるとマトちゃん決算へのハードルがとても低くなるからね。
会社にとってはありがたい株主だよ。
フランス政府から助成金も受領!
あとは、ひっそりとフランス政府から2,200万円のおこづかいをもらっていたのもちょびっとポジティブ。
イギリスからも大規模治験のお金を補助してもらったりと、ヨーロッパでは着実に評価されつつある気がします。
歩みの早い遅いの評価はあるだろうけど……。
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ファイナンスの行方に注目!
この野郎! ポジトークしやがって!
と言われそうなので、ちゃんとリスクも書いておきますよ。
1月末時点のマトちゃんの現預金残高はたったの6億円。
2月・3月と増資を進めて資金調達したとはいえ、クラスに一人いるお金持ちのおぼっちゃん家の預金よりも少ないぞ。
さらに現時点では新コロショックで下限行使価額を突き破っているので、割当先は行使もできない状況。
地合いが回復しておこぼれ頂戴パターンか、各種イベントで自力で株価を上げるかしかありません。
もちろんぼくは前者のほうを期待しています。
なんちゃって。
今期あと一ヶ月半。
残されているカタリストとしては、アメリカでの美容整形領域における創傷治癒材の承認か、日本での粘膜下注入材の承認申請(日本の心臓血管外科の治験や欧州での次世代止血材での治験はお金の目途がつくまでやらないでしょう)。
創傷治癒材は予定より遅れており、追加データを求められている可能性もありますが、ひとまず今期中の承認取得・来期からの販売開始の予定に変更なしとのこと。
この2つを達成してもなお、新コロショックが長引いて株価が上がってこないなら、下限を下げるか別の割当先に増資を頼むしかありません。
なお、かわいそうなことに、現在の割当先であるハイツキャピタルさんはマトちゃんへのCBも抱えていて、株価はその転換価額(291円)までおもいっきり下回っちゃってんですよね。
キミの辛さは分かるよハイツさん。
もちろん金返せって言ってもマトちゃんは返せるわきゃありません。
ハイツさんとしても潰れてもらっちゃ困るわけです。
というわけで、少なくとも、このままお手上げってことにはなるわけないことを前提としつつ、どういう方法をとってくるかに注目しておきます。
ワンチャン富士フイルム辺りが出資してくれれば良いんだけど、それは宇宙人に含み益を消してもらうのと同じくらい奇跡プランと考えておきます。
[ad#co-9]今後のマトちゃんについて。
数年前の99%下方修正を食らった身としては、妥当な決算。
結局は地合い次第でしょう。
とにかく今年は日本での止血材承認やそれに伴うマイルストーンゲットなど楽しみな材料は色々あるわけですが、一番大事なことは……。
このままヨーロッパでの売上を増加ペースを維持する!
これだけ!!!
おんなじことを2回書きますが、2~3割増ペースを続けていければ、来期は欧州だけで売上10億を超えることになります。
これはねー結構すごいぜ。
1億ちょいでウロチョロしていたことを知っている身からすれば涙が出るような数字だもん。
欧州止血材販売という土台がご立派なものに仕上がれば、会社としての安心感はグッと高まるわけで。
それを基盤として、
オーストラリアだ! カナダだ! 中東だ! アメリカでの癒着防止材だ! 日本の止血材や粘膜下注入材だ!
の売上が積み上がっていけばおもしろいとことになると思います。
もちろん、マトちゃんのことなのでズッコケ展開もありえるのでご注意を。
ぼくは最後まで行く末を見届けます!!
*特定の銘柄の売りも買いも推奨するものではありません。記載内容は100%事実とも限りません。投資は自己責任・自己判断でお願いします。
yukiyukiさん、早速の記事有難うございます。
コロナショックによる暴落を日々ぼーぜんと眺めている状態で、今日がマトちゃんの3Q発表であることも失念していました。
私は売上5.5億円を期待していたので、ザ~ンネンという感じですが。欧州が伸びていることは嬉しい限りです。
それにしても今日の終値は244円。私は480円近辺でコツコツ買っていたので、あっという間に半値じゃ~
これぐらい暴落すると、買う気も売る気もなくなって、落ち着いた心境になるもんですね~