こんにちは。
診断士試験が近づいてくるとソワソワして夜も眠れなくなります。
ワタクシなんてもともと不眠なのが、試験の不安でさらに眠れなくなり、身体の抵抗力がアリさん並みになっていました。
なんせ試験は年一回ですからね。
努力して毎日毎日仕事をしながら勉強をして、年一回の勝負。
そりゃ緊張しないわけがありません。
みんな緊張します。
勉強して、努力してきた人ほど緊張します。
どうしても緊張はしちゃうんですけど、せっかくなら準備万端整えたうえで緊張しちゃおうってことで。
当日の様子もなんとなくイメージしたうえで緊張しちゃおうってことで。
というわけで、今日は試験当日とか前日の様子や気を付けるポイントについて紹介しちゃうぞ!
【診断士試験の前日および当日の心構えと注意ポイント!】
ではでは、試験当日らへんの注意事項です。
【一次試験の注意事項】
・前日は消化の良いものを食べよ!
⇒特に私のような田舎在住の人間は近隣に試験会場がなく、前泊しないといけません。
都会での宿泊……何だか妙にテンションが上がるんですが、調子に乗って豪遊なんかしてはダメです!
次の日体調を崩しちゃったら一年間の努力が無になります。ホームラン級のバカ野郎と言われます。
私は消化のいいうどんを食べて翌日に備えました。
・最後の最後まで勉強し続けよ!
⇒前日も当日の休み時間も二日目の朝もとにかく最後まで諦めずに勉強し続けることです!
私も最後の経営政策が始まる前まで問題集にかじりつき、結果、直前に見返した箇所が二問出ました。
結果は62点。
つまりこの二問がなければ落ちちゃってたんです。
国家試験は一点の差で泣きます。
最後まで貪欲に点数を稼ぎに行きましょう。
・カフェイン飲料を持ち込め!
⇒飲み物は足元に置いておけば何本持って行っても大丈夫です。
経済、財務と頭を使った後の午後の試験が経営理論で、この科目は非常に分かりにくい長文を読まされます。
正直、眠くなります。コーヒーなどのカフェイン飲料を用意しておくと良いでしょう。
ただしがぶ飲みには注意。
トイレに行きたくなります……。
・都合が悪ければ席を変えてもらえ!
⇒どうしても当日体調が悪ければ遠慮せずに試験監督に言いましょう。
ちゃんと対応してくれます。
それとこれは私がT〇C通信を受けていた時に講師が言っていたんですが、隣の席の受験生がとんでもなく「臭かった」そうです。
そこで勇気を出して席を変えてくれと言ったら変えてくれたそうな。
真偽の程は分かりませんが、年に一回、この日のために努力してきたんですから、自分の受験環境に不都合があれば勇気をもって言いましょう! 対応してくれるかもしれません。
繰り返しますが、隣の席の人が臭ければ「隣の席の人が臭すぎて集中できないので席を変えてください!」と言いましょう。
最悪、「臭すぎて体調が悪くなった!」と言えば、診断協会も対応せざるを得ないでしょう。
大丈夫。
落ち着いて対応しようぞ!
【二次試験の注意事項】
・隣の席の人が臭けれ……
⇒省略
・前日も休憩時間もゆっくり休め!
⇒二次試験は論述試験で、制限時間も短く、体力を使いまくります。
終わった後は放心状態でしばらく動けなくなるくらいです。
一次試験と違いちょっと勉強したくらいで点数が伸びるものでもないので、前日は軽く事例4の計算問題をチェックするくらいで早めに寝ちゃいましょう。
試験当日の休み時間も私は机に突っ伏して寝てました。
・必要なものは2個ずつ持っていけ!
⇒試験に必要なものはいくつかありますね。
消しゴム、シャーペン、時計、電卓など。
消しゴムやシャーペンは複数持っていく人が多いですが、時計、電卓も必ず二個持っていきましょう!
二次試験は時間との闘いなので、時計がとまったら終了です。
計算問題が出題される事例4のときに電卓が壊れたら終了です。
「そんな偶然あるかいな!」と思った方、あるんですよ! はい、私です。
事例1の試験中に「よっし! いいペースで書けてるぞ!」と思ったら、「あれ、これ、秒針動いてなくねえか……」って。
冗談抜きで顔から血の気が引く音が聞こえました。
「サー」という。
完全に終わったと思いましたね。
ああまた地獄の自習室通いの日が始まると答案が涙で滲みました(本当です)。
し、しかし! 奇跡が起きたんです。
いまだに覚えていますが、私の席の前の前の左に座っていた人が、とんでもなくデカい置時計を持ってきてたんです!
それって壁にかける用のやつじゃないの?ってなくらいの。
まるで後ろの受験生みんなに時間を知らせてくれる役を買って出た人みたいになっちゃってるんですよ。
本当に救われました。。。
というわけでせっかく難関の一次試験を通ったんですから、万全の態勢で臨みましょう。
くだらないことで落ちてしまったら、本当に悔やんでも悔やみきれませんから。
・前の科目ができなくても忘れろ! 諦めるな!
⇒これが声を大にして言いたい!
私は24年の事例2で大大大失敗をやらかしてしまいました。
解いたことのある人はわかると思いますが、水平的連携と垂直的連携を逆に書いちゃったんです!!
それもですね、完全に言い訳なんですが、わかってたんですよ!
「よっし! 垂直がZ社、水平がY社だな、間違えないように、間違えないように」って心の中で呟いてたんですから。
それが試験問題の回収待ちのときになぜか逆に書いちゃってることに気付きまして……。
やっぱりプレッシャーなのかなんなのか。
もう大ショックでした。
お昼ごはん食べられませんでした。
己のバカさ加減に死んじゃおうかと思いました。
それでもなんとかかんとか、忘れよう忘れようってこれも自分に言い聞かせて乗り切ったことを覚えています。
結果、合格でした。
ちなみに帰りの電車では絶対落ちたと思ってガチ泣きしました。
・ケータイがマナーモードになってるか確認しておけ!
⇒これは一回目の二次試験を受けたときの教訓です。
私は試験中はスマホの電源を切ることにしていました。
なんかの弾みで音が鳴ると怖いので。
それがですね。
確か事例2のときだったと思いますが、前の休憩時間中にスマホの電源を入れてそのままにしちゃってることに気付いたんです!
これも焦りました。
もし電話がかかってきたらどうすんべ。
退場させられるんだろう。
逮捕される容疑者みたいに試験委員に両腕を抱えられてつまみ出されるんだろうと色んなことを考えました。
あれは焦りましたね。
ちなみに、私のスマホはチリンとも鳴りませんでした。
あああ友達が少なくて良かった!!
このせいで、というわけではないでしょうが、一回目の試験は落ちています。
ちゃんと試験前にマナーモードになっているかもしくは電源を切っているか確認しましょう!
【まとめ】
たまに診断士をとって人生は変わったかと訊かれます。
診断士を取る前も取った後も私は冴えない中小企業の平社員として働いておりまして、そういう意味からは特に変わっておりません。
ただ、良かったこともたくさんあります。
社長にほめられて少し給料が上がったこと。
結構やればできるところもほんの少しだけどあるかもしれないじゃん自分、と思えるようになったこと。
めちゃくちゃ優秀な診断士仲間ができて、困ったときに相談できること
経済とか会社の決算書とかを読んで理解できるようになったこと(有報が読めることと株で勝てることは違います……)
まだまだあります!
というわけで中小企業診断士はとてもおススメの資格なので、何かスキルアップをしたいなーというサラリーマンの方にはチャレンジする価値があると思います。
とにかく最初の二週間です!
勉強をはじめた最初の二週間!
身体と脳が全力で拒否してきますが、耐え抜きましょう!
逆に言えば二週間を過ぎれば苦痛がグンっと減ります。
それでも苦痛は苦痛ですけど……。
とにかく二週間は頑張ってください! 何もしなくてもとにかく机に座っているようにしてください! そのうち、結構診断士の勉強って楽しいかもって思える瞬間が来ます。
そう思えたら、もう勝ちです!
今日もお読みいただきありがとうございました。
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